Fairy TopIX 2006/H1
2006/07/05 投票要項
2006年上期出題作を対象に、Fairy TopIX 投票を下記要領で実施します。

投票宛先
神無太郎宛にメールで投票してください。
集計間違いをなるべく防ぐために、掲載ページ、問題番号、作者、ルール、手数を列記するようお願いします。
また、メールの題名に「Fairy TopIX」を入れていただくとありがたいです。
各部門、何作投票しても構いませんが、上位3作には1位〜3位を明記してください。 投票作に対するコメントもなるべく書くようにしてください。
できれば、各作品、各部門、全体でコメントいただきたく。
本賞の運営方法に対するご意見や、担当者応募も同時に受け付けます。

スケジュール
要項発表:2006年7月5日
投票開始:2006年7月15日
投票締切:2006年8月15日
結果発表:2006年9月1日

部門手数区分
短編部門:〜15手
中編部門:16手〜49手
長編部門:50手〜

投票集計方法
投票順位に応じて作品毎に下記ポイントを加算し、各部門での合計ポイント順に授賞します。
1位:5点
2位:3点
3位:2点
上記以外:1点

投票対象作掲載ページ
漏れがありましたらお知らせください。
Onsite Fairy Mate - 第106回出題
Onsite Fairy Mate - 第107回出題
Onsite Fairy Mate - 第108回出題
Onsite Fairy Mate - 第109回出題
Onsite Fairy Mate - 第110回出題
Onsite Fairy Mate - 第111回出題
Takubon's 詰将棋 - 第7回ばか詰出題
Takubon's 詰将棋 - 第4回アンチキルケばか詰作品展
Takubon's 詰将棋 - 第5回アンチキルケばか詰作品展
Takubon's 詰将棋 - 第6回アンチキルケばか詰作品展
Takubon's 詰将棋 - 第7回アンチキルケばか詰作品展
Takubon's 詰将棋 - 第8回アンチキルケばか詰作品展
Takubon's 詰将棋 - 第9回アンチキルケばか詰作品展
Takubon's 詰将棋 - 第3回PWCばか詰作品展
Takubon's 詰将棋 - 第4回PWCばか詰作品展
Takubon's 詰将棋 - 第5回PWCばか詰作品展
Takubon's 詰将棋 - ばか詰 図式集1(No.12 - No.17)
Takubon's 詰将棋 - 第1回非王手ばか詰出題
Takubon's 詰将棋 - 非王手ばか詰 図式集1
Fairy of the Forest - 九州G作品展フェアリー別館 第6回
Fairy of the Forest - 九州G作品展フェアリー別館 第7回
おもちゃ箱 - カピタン展示室 No.2
おもちゃ箱 - カピタン展示室 No.3
おもちゃ箱 - カピタン展示室 No.4
おもちゃ箱 - カピタン展示室 No.5
おもちゃ箱 - カピタン展示室 No.6
おもちゃ箱 - カピタン展示室 No.7
おもちゃ箱 - カピタン展示室 No.9
YOMUKA Fairy - 作品集(2005.10.15〜2006.7.10) 2番目の図
妖精都市 - JEWEL BOX #01

2006/09/01 投票結果
2006年上期の Fairy TopIX 投票結果発表です。

投票者は、神無七郎、小峰耕希、若林、たくぼん、もず、伊達悠、酒井博久、橘圭吾の各氏(投票順)。
ありがとうございました。興味深い総評もお楽しみください。
集計結果は以下のとおり。詳細は 投票データ を参照ください。

短編部門
第1位もず作アンチキルケばか詰 9手Takubon's 詰将棋 - 第7回アンチキルケばか詰作品展 短4
第2位小林看空作協力詰 13手 「プレアデス」Fairy of the Forest - 九州G作品展フェアリー別館 第7回 07-09
第3位伊達悠作アンチキルケ打歩ばか詰 13手Takubon's 詰将棋 - 第9回アンチキルケばか詰作品展 ア2
中編部門
第1位北村太路作アンチキルケばか詰 27手Takubon's 詰将棋 - 第8回アンチキルケばか詰作品展 中2
第2位もず作金王PWC連続ステイルメイト 46手[後手から]妖精都市 - JEWEL BOX #01 10
第3位北村太路作PWCばか詰 43手Takubon's 詰将棋 - 第3回PWCばか詰作品展 9
長編部門
第1位北村太路作PWCばか詰 149手Takubon's 詰将棋 - 第5回PWCばか詰作品展 4
第2位神無七郎作アンチキルケばか詰 157手Takubon's 詰将棋 - 第4回アンチキルケばか詰作品展 長5
第3位太郎@神無一族作PWCばか詰 119手Takubon's 詰将棋 - 第3回PWCばか詰作品展 10

前回にも増して新世代の台頭が目立ちます。特に北村さんの活躍には目を見張るものがあります。もずさんはもはや立派な中堅どころ。伊達さんの今後にも期待。 対してベテラン勢(看空、七郎、太郎)は技術で何とか凌いでいる感じ。若いパワーに圧倒されつつありますね。次期は頑張らないと危ない?

受賞作を輩出した作品展の主催者のたくぼんさんにコメントしていただきました。

たくぼん
受賞された皆さんおめでとうございました。 短・中・長編の第1位を始め受賞9作中7作が私の主催作品展からということで、 私も少なからずネットフェアリー界に貢献できたかなと思っています。 (現実的には発表局数が一番多いのだから当たり前なんですが・・・)
私のところの作品展は他のページの優れた解説と違い、拙い解説(のようなもの)で 作品の本質を説明出来ていない部分も多いとは思いますが、少しでも作品のよさ(悪 さ)が分かっていただけるよう今後も頑張って行きたいと思います。
ただ、現在の状況はルールの偏り、解答者の固定化といった問題点も気になるところですので、 近々、各ルール総まくり的なイベントを開始して新規解答者開拓を!と思っております。 皆様のご協力をまたまたお願いすることになりそうですので、宜しくお願い致します。
しかし、主催者としてのコメントじゃなくって、作家としての受賞コメントが書ける 様になりたいものです。(泣)

たくぼんさんからは「各部門1位作は詰パラで紹介したらどうでしょうか?」というご提案もいただいており、 パラで紹介することにしました。北村さん、もずさんからは解答募集にしてはというご意見もいただきましたが、 今回は準備不足で紹介にとどめることにしました。ご了承ください。 次回以降どうするのがよいのか、皆さんのご意見をお聞かせください。
また、投票結果をご覧になった感想等もお寄せください。ここに記録していきます。

投票結果感想
2006/09/01 小峰耕希
短編は何はともあれ伊達君が受賞したので良かった。同世代(彼は同い年のようですが)から受賞者が出ると励みになりますから。強いて断わっておくと、僕が投票した一番の理由は構想が華麗だったからで、難解性は付属物に過ぎません。
吉川君が次点だったのは惜しかったなぁ〜。それでも2期連続で1点取るのがやっとの誰かに比べれば立派です。
自作に1点入った件では、正直言って今期一番つまらないと思っていた物だったので、ビックリしました。でも投票結果に自作が残ったのはやっぱり嬉しいので、伊達君には感謝します。
「プレアデス」はトップ当選と思ったけど2位でしたね。これは少々意外でした。
中・長編は北村さんの独擅場という感じで流石。
中編は受賞予想全然当たりませんでしたね。
長編は荻絵さんが受賞しなかったのは意外でしたが、それを除けばこんな所でしょう。
後は…。何か思った事があったような気もしたけれど、思い出せません。きっとそれ位の分量があるという事なのでしょう

2006/09/01 神無七郎
やはり北村さんの活躍が投票結果にも反映されていますね。若い人たちの受賞・得票が増えたのも良い傾向です。
ただ、投票者8名はちょっと少ないかも。
私は投票者のコメントを読むのを楽しみにしているので、もう少し増えて欲しいと思います。
パラにTopIXの記事が載れば、投票者も増えると思うので、ここは太郎さんの手腕に期待です。

短編部門 投票時のコメントなど
第1位 もず



Takubon's 詰将棋 - 第7回アンチキルケばか詰作品展 短4

総合ポイント:24点(1位:4票、2位:1票、3位:0票、次点:1票)

19角 46銀 55角 64桂 同飛/28飛 55銀/71銀 94桂 同と/93と 88飛 まで 9手

作者受賞コメント
同一直線上での重ね打ちが目的で、 結果的に積み崩しのようなことになりました。
7手までならかなり好きな順を設定できるのですが、 9手となると工夫しなければやりたいことをできなくなってきます。
51を囲む形の余詰防ぎに不満はあるものの、 配置が四段ですんだこと、飛を売り切れにせずにすんだことを考えると 満足すべきなのかもしれません。

神無七郎:1位
遠打を二重に行い、退路を2つも移動で埋める非常に高度な作品。
駒数の多さも、駒種の少なさで補い、嫌味を感じさせない。

小峰耕希:次点
限定打+合駒で駒がどんどん重なって行き、それが消えた瞬間両王手!
作者はお蔵入りも考えてらっしゃったようですが、受賞級でしょう。

若林:2位
手順の限定方法と収束の美しさに唸る。

たくぼん:1位
アンチキルケばか詰として9手全てが好手で、完璧な構成の9手。1位は文句無し でしょう。

伊達悠:1位
Takubon's 詰将棋 - 第7回アンチキルケばか詰作品展の短2と短4吉川さんともず さん作――どちらも両王手での詰上がりですが、正に最高級品を見せていただきまし た。4番を短編の第一位、2番を短編の第二位にしたいと思います。

橘圭吾:1位
アンチキルケルールにおける両王手作品の最高傑作になるのではないかと思う程の作品。完成度、手順共に 秀逸で素晴らしい作品。

第2位 小林看空 「プレアデス」



Fairy of the Forest - 九州G作品展フェアリー別館 第7回 07-09

総合ポイント:22点(1位:3票、2位:2票、3位:0票、次点:1票)

68桂 同銀生 67金 同歩生 57角成 同桂生 48桂 同香生 47金 同飛生
46金 同角生 45銀 まで 13手

作者受賞コメント
九州Gの課題に六種不成の課題が挙がったとき、 これを最短で表現してみようと思い立ちました。
玉方での最短は理論上13手。しかも玉は不動。
最初暫定的に15手を作りました。
飛車の配置を得たとにようやく完成したと思い ました。
いちばん苦労したのは大駒が足りなかったこと。
また銀の不成も考えさせられました。
ダライ・ラマじゃないですが、味わえないような 困難な課題に鍛えられました。
課題を提供されました九州Gに感謝しつつ、 プレアデスUでまたお目にかかることを誓い つつ。。

神無七郎:2位
何と言っても最短の受方6種不成の価値は不滅。
配置もこの条件にしては簡潔な方でしょう。

小峰耕希:1位
作者の言葉にもありますが、なんと言っても究極の玉方六種不成。
僕は解答時に総評で「お気に入り度は高くない」と書いていますが、 本局は例外、絶品です。

若林:次点
究極の条件作に。

もず:1位
ばか詰としては最短で六種生を実現したのは素晴らしいです。
文句なしで1位に付けました。

酒井博久:1位
究極の表現。「プレアデスU」の発表も期待。

橘圭吾:2位
13手で実現できるのは驚き・・・。歴史に残る作品だと思います。

第3位 伊達悠



Takubon's 詰将棋 - 第9回アンチキルケばか詰作品展 ア2

総合ポイント:14点(1位:1票、2位:2票、3位:1票、次点:1票)

47香 46桂 45香 44銀 52金 32玉 33桂生/29桂 35銀/31銀 38香 37歩
同桂/29桂 38桂成/21圭 33歩 まで 13手

作者受賞コメント
神無太郎さんから「受賞しました」というメールが来たときに、思わず小躍りしてし まいました。まさかこの自分が賞をとることになるとは・・・・・・・本当にうれし かったです。
本作の着想は「二つの駒を合駒させて復活させ、さらに歩を何らかの方法で入手す る」ということでした。歩の入手方法をどうするか・・・・・ここで桂馬と香車のコ ンビで、居食いによってそれを実現できないか?ということになり、それと同時に二 つの合駒のうちの一つが桂馬に決まりました。もう一つは香車にするか、それとも銀 にするか?香車にする案を考えたのですが、それはどうしても復活できない。という ことで銀と桂馬を復活させることにしました。
ここで問題が発生しました。桂馬は成らせないといけないため、初形で3八に駒を置 けば三六に桂馬がくるので最後の五手が成立します。しかし銀は三筋に二箇所利いて いるところがあるので香車を取らせる位置が限定できなかったことです。さらに困っ たことには、銀と桂馬を復活させる手順をどうしても限定できなかったのです。どう すれば限定にできるのか・・・・・・構想の浮かんだ二日後の寝る直前に、突然その 答えが頭に浮かんできました。将来居食いさせる桂馬で香車を取ることによって空き 王手させ、さらに空き王手した香車を合駒で発生させた銀を取る。それから狙いの居 食いを実行する。今言葉にして書くと長い主題でした。そのための配置を、寝る前に レポート用紙に書いておきました。
そして次の日、FMにかけてみました。案の定、余詰がでてきます。でも最初の余詰 手順が出てくるまでの時間が30秒強。もちろん作意解は出てきませんでしたが、「余 詰防ぎの駒はそれほど多くならないかも!」と期待を持ちました。そして結局、余詰 防ぎの駒は四枚。下手をすると二十枚ほど配置しなければならないか?と思っていた のである程度ホッとして投稿いたしました。そして解答・解説。「作者以外の正解者 はビッグ3のみ」と見たときは驚きを隠せませんでした。そして解答者の絶賛。自分 で言うのも何なのですが、良い作品を作ることができたと思いました。
こういう経緯を辿って今回のフェアリートピックス。半年に一回のインターネット版 妖精賞でこのような賞を獲得することができました。作家の皆様にお礼を申し上げる と同時に、これからも難解性を求めた作品を作っていきたいと思います。打ち歩モノ の可能性もまだまだあるかもしれません。

神無七郎:次点
アンチキルケの効果が随所に盛り込まれ、充実した手順が展開される作。
「ば自」とほぼ等価な効果が期待できる「打歩」の特性を活かしていると思う。

小峰耕希:1位
途方も無く多い紛れに驚きの作意。配置に粗さがあり2位推薦も考えましたが、 この構想を実現したのは素晴らしいし、同世代から受賞者が出て欲しいので1位。

若林:3位
打ち歩では突き抜けた好作。

たくぼん:2位
打歩ではあるが、密度の濃い内容と難解さには感嘆。若さを前面に出しているのが うらやましい。

もず:2位
アンチキルケ打歩ばか詰で玉方の駒を戻す構想をいくつも作っていた中で、 よくここまで発展できたと思います。
手順がだんだん複雑になっていく過程が見られたのも、 ネット出題ならではの面白さでした。

第4位 吉川慎耶



Takubon's 詰将棋 - 第5回アンチキルケばか詰作品展 短4

総合ポイント:9点(1位:1票、2位:0票、3位:1票、次点:2票)

55歩 同桂/21桂 81角 63桂 65金 44玉 55金 同桂 56桂 まで 9手

小峰耕希:次点
悪形そのものだが、55同桂(63)のリフレインが良い。難解作。

若林:1位
作為手順を並べるだけでも圧巻。素晴らしい創造力です。

もず:3位
玉方の復活位置を左右ともふさぐという構想は解答時には全く見破れませんでした。 よく実現できたと思います。
手順も桂を合で登場させる形でうまくまとまりました。

伊達悠:次点
桂合をしてその桂馬を戻さないための角の限定打を、 短編で表現できたところがすばらしいです。

第5位 たくぼん



Takubon's 詰将棋 - 第5回PWCばか詰作品展 1

総合ポイント:5点(1位:0票、2位:0票、3位:1票、次点:3票)

66銀 同馬/65銀 68金 47玉 39桂 同馬/66桂 57金 同馬引/39金 48金 まで 9手

神無七郎:3位
短編曲詰では稀に見る難解作。
解答者心理の裏を突く収束がすばらしい。

小峰耕希:次点
今期も苦しめられた、たくぼんさんの難解作A 詰上り「4」も価値有り。

若林:次点
意思ある手順、特に収束の桂の動きに。

もず:次点
馬を往復させる手順が秀逸です。

第6位 もず



Takubon's 詰将棋 - 第6回アンチキルケばか詰作品展 短4

総合ポイント:4点(1位:0票、2位:0票、3位:1票、次点:2票)

67桂 66玉 93角 77玉 75桂 66玉 63桂生 76玉 75角成 まで 9手

小峰耕希:次点
これも難解作。51を桂跳ねで抑えられるなんて思ってもみなかった。

若林:次点
構想の実現力では一番かも。

伊達悠:3位
桂馬の三段跳ねは圧巻でした。短編の第三位。

第6位 吉川慎耶



Takubon's 詰将棋 - 第7回アンチキルケばか詰作品展 短2

総合ポイント:4点(1位:0票、2位:1票、3位:0票、次点:1票)

98飛 19玉 47角/88角 28玉 39角 同香成/11杏 55角 まで 7手

小峰耕希:次点
駒取りが露骨なのでどうなのかなという気もしましたが、
僕は出題時に解けなかったし、限定打に甘い性格なので投票します。

伊達悠:2位
Takubon's 詰将棋 - 第7回アンチキルケばか詰作品展の短2と短4吉川さんともず さん作――どちらも両王手での詰上がりですが、正に最高級品を見せていただきまし た。4番を短編の第一位、2番を短編の第二位にしたいと思います。

第6位 もず



Takubon's 詰将棋 - 第9回アンチキルケばか詰作品展 短4

総合ポイント:4点(1位:0票、2位:0票、3位:0票、次点:4票)

19角 56玉 58香 57角 同王/59王 66玉 99角 55玉/51玉 52香生 61玉
71飛 まで 11手

小峰耕希:次点
手に無駄が無い。駒取りもこれだけ周到に準備してからだと爽快ですらある。

若林:次点
難易度から次点としたが、気持ちよさでは一番。

たくぼん:次点
アンチキルケばか詰作品展の短編では唯一の満点獲得に敬意を表して1票

伊達悠:次点
狙いがなかなかわかりませんでした。途中の香車の限定打、そし てそれに対する角での逆王手。お見事というほかありません。

第6位 神無七郎



Onsite Fairy Mate - 第110回出題

総合ポイント:4点(1位:0票、2位:0票、3位:1票、次点:2票)

57香 56角 同香/57角 55角 54香 53飛 同香生/54飛 52飛 まで 8手

たくぼん:次点
双裸玉からの駒柱出現。フェアリーならではの楽しい手順に1票

もず:次点
双裸玉PWCばか自殺ステイルメイトとして古典になるべき作品。

橘圭吾:3位
双玉裸系のPWCばか自殺ステイルメイトでルール特性がでた美しい作品。

第10位 太郎@神無一族



Takubon's 詰将棋 - 第7回アンチキルケばか詰作品展 ア2

総合ポイント:3点(1位:0票、2位:0票、3位:1票、次点:1票)

12歩 21玉 22歩 12玉/51玉 52歩 41玉 42歩 31玉 32歩 まで 9手

神無七郎:次点
簡潔な初形から、ちょっと考えどころのある手順。
将来の古典となるべき作品。

たくぼん:3位
裸玉から古典を思わせる手順と全くの完成品。これは個人的な好みではNo.1

第11位 たくぼん 「花火」



Takubon's 詰将棋 - 第8回アンチキルケばか詰作品展 短3

総合ポイント:2点(1位:0票、2位:0票、3位:0票、次点:2票)

65桂 同と直 75角 64と寄 58飛 57桂 同角/88角 54と左寄 45桂 まで 9手

神無七郎:次点
左右対称の美しい初形と充実した手順。
これこそ「ジュエルボックス」に入れたい作品だ。

もず:次点
この初形が素晴らしいですし、 手順も左右の違いをうまく生かしています。

第11位 accelaration



Takubon's 詰将棋 - 第1回非王手ばか詰出題

総合ポイント:2点(1位:0票、2位:0票、3位:0票、次点:2票)

48玉 39金 同玉 19金 28金 まで 5手

小峰耕希:次点
たくぼんさん提唱の非王手ルール作品群から、代表して本局を推薦。
全て好手ですが、特に4手目の金打ちで解後感爽快です。
他にもこのルールから好作が生まれていますが、自分で解いてみなかったせいか、 いずれも本局の焼き直しや派生作に見えてしまいます。

もず:次点
新たなルールの最初として記念となるふさわしい作品でした。

第11位 北村太路



Takubon's 詰将棋 - 第3回PWCばか詰作品展 6

総合ポイント:2点(1位:0票、2位:0票、3位:0票、次点:2票)

59香 57玉/58桂 46桂 56玉/57桂 65桂 55玉/56桂 64桂 同玉/55桂 63桂成 74玉
73圭 同香/71圭 同桂成/65香 64玉 74圭 まで 15手

もず:次点
桂を左右に跳ね分ける手順が面白いです。

伊達悠:次点
趣向ですが、不規則なのが気に入りました。

第14位 吉川慎耶



Fairy of the Forest - 九州G作品展フェアリー別館 第7回 07-02

総合ポイント:1点(1位:0票、2位:0票、3位:0票、次点:1票)

52角生 73飛生 62銀生 まで 3手

小峰耕希:次点
3種不成最短手数を、それも単玉・使用駒10枚で実現。

第14位 たくぼん



Fairy of the Forest - 九州G作品展フェアリー別館 第7回 07-04

総合ポイント:1点(1位:0票、2位:0票、3位:0票、次点:1票)

57金 同桂生 68桂 同香生 76飛生 67玉 58角 まで 7手

小峰耕希:次点
今期も苦しめられた、たくぼんさんの難解作@
3種不成のヒントが無ければ解けなかったかも知れない。

第14位 森茂



Fairy of the Forest - 九州G作品展フェアリー別館 第7回 07-06

総合ポイント:1点(1位:0票、2位:0票、3位:0票、次点:1票)

27金 同龍 19香 同銀生 18歩 同飛生 28銀 同角生 29桂 まで 9手

小峰耕希:次点
持駒が小駒各種1枚ずつで、初形が「ロ」。よく練られている。

第14位 北川仁士



おもちゃ箱 - カピタン展示室 No.2

総合ポイント:1点(1位:0票、2位:0票、3位:0票、次点:1票)

83飛 74玉 64金 同玉 63飛成 同玉 54と まで 7手

たくぼん:次点
7手にもかかわらず私が誤答してしまったので1票

第14位 若林



Takubon's 詰将棋 - 第6回アンチキルケばか詰作品展 ア1

総合ポイント:1点(1位:0票、2位:0票、3位:0票、次点:1票)

48桂 55玉 58香 56銀 同桂/29桂 45玉 36銀 46玉 38桂 まで 9手

48桂 55玉 59香 56銀 同桂/89桂 66玉 78桂 67玉 76銀 まで 9手

もず:次点
手順がきちんと左右に分かれてしかも飛角図式ということで、 2解の表現としては申し分ないと思います。

第14位 北村太路



Takubon's 詰将棋 - 第7回アンチキルケばか詰作品展 短5

総合ポイント:1点(1位:0票、2位:0票、3位:0票、次点:1票)

55角 同銀/71銀 22角 33香 31角生/88角 87玉 33角成/88馬 96玉 85銀 同金 97香 まで 11手

もず:次点
とにかく難解でした。
余詰防ぎのためにばらまかれた駒も作意を隠すのに一役買っています。

第14位 北村太路



Takubon's 詰将棋 - 第5回PWCばか詰作品展 2

総合ポイント:1点(1位:0票、2位:0票、3位:0票、次点:1票)

81桂成/73香 62玉 73桂成/85香 同玉/62圭 85桂/77香 74玉 73桂成 65玉 77桂 64玉 65香 まで 11手

もず:次点
露骨な表現ながらきちんと主題を実現した手腕に脱帽です。

第14位 小峰耕希





Takubon's 詰将棋 - 第5回〜第6回アンチキルケばか詰作品展 初1

総合ポイント:1点(1位:0票、2位:0票、3位:0票、次点:1票)

22飛生 11玉 21飛成 まで 3手

82飛生 91玉 92飛成 まで 3手

伊達悠:次点
ツインの作品として後世に残していきたい作品です。あくまで参考と して次点にしたいと思います。

短編部門総評など
神無七郎
短編は前回に続いて好作が多く、レベルが安定していると思います。
アンチキルケ作品展の定期開催がなくなった後、どういうルールが増えるかも注目ですね。

小峰耕希
飛び抜けた傑作が多数存在する一方で、今一な作品も一番多かった。早い話が、まあこんなものかな、という感じ。
受賞予想:「プレアデス」は当確でしょう。他は運次第でしょうか。

1位2作でその他次点という変則的な投票の仕方になっていますが、 自分としてはこれが適当と判断しました。ご容赦下さい。
また以上とは別に、非推薦ながら気になった作品を以下に列挙します。
次々点
@北川仁士 安南 7手 カピ展2
作意も申し分なく好短編。個人的には結果発表で自分自身を 含む大量誤解を知った時の衝撃が忘れられない。
A北村太路 アンチキルケ協力 11手 第7回アンチキルケ作品展
作者曰く「不評でもFMでも使おうものなら私の勝利」。僕は解けなかった。

若林
K9 主張は明確。収束がやや甘いか。
G7-06 綺麗なお手本を見せていただきました、ということで。
○G7-09 短編の究極条件作は評価が難しいが残さない訳には。
PWC4-2 手触りの良い受方2歩回避の短編。
○PWC5-1 難解性と手順に込められた意思を買う。+
NC4-1 原型消去はオリジナルを選択。
○NC5-4 解く視点では作品展中最高傑作。
○NC6-4 9手で3段跳が実現できるのは凄い。 ○NC7-2 派手な収束が美しい。
○NC7-4 これがお蔵入りしかけるとは信じがたい。
○NC7-A1 これが参考作と言うのも同様に凄い。
NC7-A2 賞向きではないけれど触れておきたい古典。
NC8-3 59玉がいるけどまあ花火職人ということで。
○NC9-4 これも完璧な構成。
○NC9-A2 新手筋こそないものの難易度、構成ともに素晴らしい。

今回はアンチキルケに偏るのも仕方なさそう。
まずアンチキルケで順位をつける。上位はかなり無理矢理。
NC5-4,NC7-4,NC9-A2,NC9-4,NC6-4,NC7-A1,NC7-2。
やはりG7-09もPWC5-1も3位までには入れられない。
後は何処まで次点とするか。NC6-4まで入れさせて頂きます。

たくぼん
特定のルールに偏りすぎという感じですが、他のルールの発表が少ないというのが 問題かもしれません。1位のもず作は文句なく選びました。

中編部門 投票時のコメントなど
第1位 北村太路



Takubon's 詰将棋 - 第8回アンチキルケばか詰作品展 中2

総合ポイント:22点(1位:3票、2位:1票、3位:1票、次点:2票)

18歩/17歩 同馬/22馬 19香 18桂成 同香/19香 26玉 38桂 37玉 46桂/29桂 28玉
37銀 38玉 48銀/39銀 49玉 48金 59玉 58金/49金 68玉 35角 77玉
44角/88角 87玉 84飛 78玉 94飛/28飛 69玉 89飛 まで 27手

作者受賞コメント
創作のとき思ったことなどはアンチキルケの結果稿の方を。
非常に乱暴に切り分けて、短編が「狙い」で、長編は「深さ」かと自分の中で勝手に 思っているんですが、中編はなんでしょう?
アンチキルケの攻方順列七種復活は復活する手と、復活したときに取った駒の使用で 手数的にどうしても短編に収まりきらなかっただけで、「狙い」(今回は条件達成) という点では、短編に属するかなぁ、という雰囲気でいます。
毎月締切に追われてネタをでっちあげていなければ、この条件を思いつかなかったで あろうという点でたくぼんさんに感謝です。
未だ完成しない同一地点七種合(最近取り組んでいないのですが)の挫折から連想で 攻方順列七種復活に取り組んでみたという点で橋本孝治さんに感謝です。
次に対象にする駒は直前で取ってこれば良い、という作り方は創作時にはあまり意識 してなかったのですが、後から考えると、どうみても九州Gの第5回10番のパクリ な気がします。その点で荻絵香木さんに感謝です。
まだいろいろ感謝しなければいけないことがたくさん残っている気もしますが、いろ いろ影響を受けて結果的にこの図が出てきて、それを皆さんで楽しんでいただけたな ら幸せなことだったのではないかと思います。

神無七郎:1位
攻方順列7種復活の条件達成がすばらしい。
桂吊るしを使わない収束も鮮やか。

小峰耕希:次点
出題時に僕は順列復元という狙いに気付きながら、結局は無解に終った。
89飛で詰んでたとは…(メインよりもこちらの方が印象に残っている)。

若林:3位
条件作に甘えない好手順。

たくぼん:次点
攻め方7種復活の第1号局に1票。

もず:1位
今期は北村氏の中編が豊作でしたが、中でもこれがベストと思います。
攻方順列七種復活をやろうと思ったことにまず感心します。
やりたいことを完璧に実現できていますし、解いていて楽しめる作品でした。

伊達悠:1位
テーマをうまく完成させること、いや、テーマを考えること自体 が素晴らしいの一言に尽きます。中編の第一位にします。

橘圭吾:2位
攻方順列七種復活。完成度も高いと思う。

第2位 もず



後手持駒 なし

後手から

妖精都市 - JEWEL BOX #01 10

総合ポイント:18点(1位:3票、2位:0票、3位:1票、次点:1票)

57金 67金/57歩 77金/67歩 87金/77歩 86金 97金/86歩 87金 77金 76金 86金/76歩
77金 67金 66金 76金/66歩 67金 57金 56金 66金/56歩 57金 47金
46金 56金/46歩 47金 37金 27金/37歩 26金 17金/26歩 27金 37金 36金
35金 46金/35歩 36金 26金 25金 24金 35金/24歩 34金 33金 24金/33歩
23金 22金 33金/22歩 32金 31金 22金 まで 46手

・後手が46手連続で動かして先手王(11金)をステイルメイトにして下さい。
・手順中で、先手王(11金)に王手をかけたり、  後手玉(46銀)が王手のかかる位置に移動したりしてはいけません。

作者受賞コメント
fmが使えないルールのため検討にはかなりの時間をかけました。
その分、作品に対する愛着は増したような気がします。
ただ、出題時のルール説明に不備があり解答者の方にご迷惑をかけてしまったため、 受賞はうれしいのですが複雑です。

神無七郎:3位
シンプルな発想で、パズル性の強い趣向が実現。
ルールで敬遠されたり、誤解されたのは不運ですが、作品自体は良作。

小峰耕希:次点
出題時にルール説明不足で混乱を招いた問題作でもあったが、好作と思う。
僕は正しくルールを認識した上で解いたのですが、2〜3手OVERしてしまい 解けませんでした。でもこういう作品を考えるのは結構好きです。

若林:1位
機械検討できないルール、この初期配置でのパズル性を高く買います。

たくぼん:1位
今期中、一番悩んだのが本作。ルールの把握が完全でなく解けなかったのが残念ですが、 私の中では一番印象に残る作品です。

橘圭吾:1位
連続詰の趣向作品にして、手数短縮が難しい。手順も素晴らしい。

第3位 北村太路



Takubon's 詰将棋 - 第3回PWCばか詰作品展 9

総合ポイント:13点(1位:0票、2位:2票、3位:2票、次点:3票)

18桂 37玉 39香 38香 同香 47玉 49香 48香 同香 57玉
59香 58香 同香 67玉 69香 68歩 同香 76玉 77歩 65玉
66香/68と 55玉 56香/58と 45玉 46香/48と 35玉 36香 24玉 16桂 33玉
34香/36歩 43玉/33歩 44香/46歩 53玉 54香/56歩 63玉 64香/66桂 72玉 63香成
61玉 72杏 51玉 52香成/54銀 まで 43手

作者受賞コメント
大体創作のときのことは結果稿の方にいつもだらだらと書かせてもらっているので、 改めて書くこともないのですが。
自分で作っていてすごく楽しんでいた記憶が今でもあります。
単純すぎる気もしないでもないですが、その極端に単純すぎる、というくらいのレベ ルが自分の中で一番好きなレベルなのでしょうがない、という面もあります。
作って出題後、結果稿が出る前に「槍襖」のことをようやく思い出して(遅い)、調 べてみて、「ああ、槍は後ろにかまえていて歩で突くんだなぁ。だいぶ違うなぁ。」 とか感想を持っていました。作者が北村さんなのは、親戚でもないので意識から抜け ていました。
結果稿後、襖と衾は同じ読みで全然違うものだとか、一般的に戦闘で槍を並べる戦術 のやりぶすまは槍衾と書く、とか知って、なぜ看寿賞作品は槍襖とこっちの襖を使っ たんだろう?とか疑問に思ったり。(受賞作から話がずれてきている)
本家槍襖の手順の美しさと、7五→7五還元玉で75手詰とかの遊びの要素を見ると この作が粗雑でまだまだ拙い、程度の低い作だなぁと感じます。単純すぎるレベルで 少しの努力だけで創作を終わっていては、到底看寿賞レベルの域には到達しないなあ と感じました。感じはしましたが今の何千倍も努力して看寿賞レベルに近づけるよう 努力しようとかいう殊勝な事を考えたりは全然しないのですが。

神無七郎:次点
"北村"と言えば"槍襖"――が、本作のキャッチフレーズですね。
PWCでも趣向作らしい趣向作ができることを示した作。

小峰耕希:次点
研一氏を超える太路氏のPWC版槍襖。結果発表を見ると、解答者の 殆どが狙いに気付いている様子で、これも推薦した理由の1つ。

若林:2位
構想のオリジナリティが素晴らしく、手順も爽快。

たくぼん:次点
北村と言ったらやっぱり槍襖でしょう。見事な趣向作に1票。

もず:3位
とにかくやりたい手順を実現させるという 北村氏の手腕がよく表れた作品と思います。
香がどんどん進んでいくという構想が素晴らしいです。

伊達悠:2位
面白い!「槍襖」のPWC版とは。手順も豪快に続いていく好作で す。中編の第二位。

橘圭吾:3位
槍襖趣向がPWCで綺麗に実現されている。

第4位 伊達悠





Takubon's 詰将棋 - 第3回PWCばか詰作品展 7

総合ポイント:8点(1位:0票、2位:2票、3位:0票、次点:2票)

22龍/33馬 同金右/32龍 23龍/32銀 同馬寄/33龍 24龍/33馬 同飛/34龍 23龍/34馬
同銀/32龍 22龍/32金 同馬/33龍 23龍/33銀 同金右/32龍 22龍/32馬 同銀引/33龍
24龍/33飛 同馬/34龍 23龍/34金 同飛/33龍 22龍/33銀 同馬/32龍 23龍/32飛
まで 21手

神無七郎さんによる改案

23龍/33銀 同金右/32龍 22龍/32馬 同銀引/33龍 24龍/33銀 同飛/34龍 23龍/34金
同馬/32龍 22龍/32銀 同銀引/33龍 23龍/33馬 同銀右/32龍 22龍/32銀 同馬/33龍
23龍/33銀 同銀/32龍 22龍/32馬 同銀引/33龍 24龍/33飛 同金右/34龍 23龍/34銀
同飛/33龍 22龍/33銀 同馬/32龍 23龍/32飛 同銀/34龍 24龍/34金 同銀右上/33龍
23龍/33銀 まで 29手

神無七郎:2位
密室入替えパズルの醍醐味が堪能できる作品。
ただし、完成形は29手版と思うので、そちらで投票します。

若林:次点
Exchangeものは長編もあるが、この中編も立派な傑作。(←29手版)

たくぼん:次点
その後の北村さんの大作の発表で感銘が薄れた感じがするが、 道を開いてくれたという意義は大きい。(←21手版)

もず:2位
密集形PWCばか詰での一里塚として評価されるべき作品と思います。(←21手版)
手の選択肢は多くないのに妙に解きにくい味がありました。
第5位 北川仁士



おもちゃ箱 - カピタン展示室 No.3

総合ポイント:6点(1位:0票、2位:1票、3位:0票、次点:3票)

12金 同飛 22飛成 43玉 42龍 同玉 34桂 52玉 43角 同歩
63馬 同玉 64金 75玉 87桂 同と 74金 同桂 77香 同と
86と まで 21手

神無七郎:次点
七変化というこれまでにない条件作。
配置にちょっと難がありますが、ここまでできれば良しでしょう。

小峰耕希:次点
ずばり順列七変化! 余詰がこれ以上無い事を祈る。

たくぼん:2位
史上初の玉七変化には驚きです。記憶に残る作品です。

もず:次点
安南詰はあまり解いていないのですが、 この七変化はなかなか難しいのではないかと思いました。

第6位 神無太郎



妖精都市 - JEWEL BOX #01 9

総合ポイント:5点(1位:1票、2位:0票、3位:0票、次点:0票)

27飛 97飛 87歩 同飛生 77歩 同飛生 67歩 同飛生 57歩 同飛生
47歩 同飛生 37歩 同飛生 同金 27金 29飛 99飛 89歩 同飛生
79歩 同飛生 69歩 同飛生 59歩 同飛生 49歩 同飛生 39歩 同飛生
同馬 29馬 18飛 11飛 12歩 同飛 13歩 同飛 14歩 同飛
15歩 同飛 16歩 同飛 17歩 同飛生 まで 46手

小峰耕希:1位
難解さは無いのですが、素晴らしいと思う。テーマが誤解されないという事は。
妖精賞中編賞受賞作は受方10連打でしたが、それと対を成す作品とも取れる。

第6位 若林



後手持駒 なし

妖精都市 - JEWEL BOX #01 4

総合ポイント:5点(1位:0票、2位:0票、3位:2票、次点:1票)

33飛成 54玉 24龍 65玉 15龍 76玉 16龍/15歩 85玉 96龍 74玉
76龍 83玉 84歩 93玉 83歩成 94玉 84と 95玉 16龍 まで 19手

小峰耕希:3位
見事に限定された龍の軌道、中でも最終手が気に入りました。

たくぼん:3位
僅かな駒数でのこの手順実現には感心しました。詰上型の発見が素晴らしい。

もず:次点
初形の簡素さと二歩利用の意外さがあいまって楽しめました。

第8位 ピッコロ



(反則9回まで、入玉有り)

妖精都市 - JEWEL BOX #01 3

総合ポイント:4点(1位:0票、2位:1票、3位:0票、次点:1票)

21飛成 (-) 81龍×71龍×61龍×51龍×41龍×31龍:桂 (-)
81龍×71龍×61龍×83桂 (-) 71桂成 (84) 72圭 (-)
81龍 (-) 84龍 (同) 85香 (-) 83角 まで 17手

小峰耕希:2位
最初の中合2連発がとても印象に残る作品。

もず:次点
衝立詰でこういうことができるのかと面白かったです。

第9位 神無七郎



Takubon's 詰将棋 - 第9回アンチキルケばか詰作品展 中1

総合ポイント:2点(1位:0票、2位:0票、3位:1票、次点:0票)

24と 同歩/23歩 15飛 24玉 34と 同歩/33歩 25飛 34玉 44と 同歩/43歩
35飛 44玉 54と 同歩/53歩 45飛 54玉 64と 同歩/63歩 55飛 64玉
74と 同歩/73歩 65飛 74玉 84と 同歩/83歩 75飛 84玉 74飛 95玉
94飛 86玉 84飛 85飛 同桂/89桂 76玉 86飛打 65玉 77桂 まで 39手

伊達悠:3位
趣向は簡単でしたが、収束に一苦労。中篇の第三位。

第10位 神無七郎



Takubon's 詰将棋 - 第5回PWCばか詰作品展 3

総合ポイント:1点(1位:0票、2位:0票、3位:0票、次点:1票)

18銀 28玉 17銀 27玉 16銀 26玉/27桂 15銀 17玉 26銀 28玉
17銀 19玉 28銀 18玉 19銀 27玉/18桂 28銀 16玉 27銀 17玉
26銀 28玉 17銀 19玉 28銀 18玉/19桂 27銀 17玉 18銀 26玉
17銀 まで 31手

若林:次点
密室の構成方法、密室の狭さに反する難易度を買います。

第10位 神無七郎



後手持駒 なし

妖精都市 - JEWEL BOX #01 8

総合ポイント:1点(1位:0票、2位:0票、3位:0票、次点:1票)

19飛 28玉 18飛 39玉/28歩 19飛 38玉 39飛 28玉/38歩 29飛 18玉
19飛 28玉 18飛 39玉 19飛 48玉 49飛 38玉/48歩 39飛 28玉
38飛 19玉 18飛 29玉 19飛 38玉 18飛 28歩 同飛/18歩 39玉
38飛 29玉 28飛 19玉 29飛 まで 35手

若林:次点
狭い密室、限定された手順なのに楽しませてくれました。

第10位 北村太路



Takubon's 詰将棋 - 第6回アンチキルケばか詰作品展 中2

総合ポイント:1点(1位:0票、2位:0票、3位:0票、次点:1票)

19歩 同杏/11杏 19歩 28玉 29歩 同全/31全 29歩 38玉 39歩 同圭/21圭
39歩 48玉 49歩 同馬/22馬 49歩 58玉 59歩 同圭/81圭 59香 68玉
69歩 同全/71全 69歩 78玉 79歩 同杏/91杏 79歩 88玉 89歩 同龍/82龍
89歩 98玉 99歩 89玉/51玉 57香 52歩 43桂 まで 37手

もず:次点
歩で玉を送りつつ香の復活場所を埋めるという意味付けが面白かったです。
個人的に同じネタを使わせていただいたので足を向けて寝られません。

中編部門総評など
神無七郎
昨年に比べると中編は充実しました。
ただ、慢性的作品数不足は否めないので、フェアリーでは99手までを中編とした方が良いかも。
JEWEL BOX #02 では、99手までの作品を募集することにしてみました。その後は様子をみつつ考えてみたいと思います。

小峰耕希
JEWEL BOXが無かったら、きっと悲惨な事になってたでしょう。
そういえば次回のJEWEL BOXが近いですね、なんか作らなきゃ。
受賞予想:よくわかりませんが、若林作(PWC協力STM)が来そう?

次々点
@ttdiamond 衝立 35手 カピ展6
もしかしたら「木馬」を挙げた方が良いのかも知れないが、 衝立詰(入玉禁)の特性を生かした趣向作。自力で解いてみたかった!
A太郎@神無一族 アンチキルケ協力 17手 第4回アンチキルケ作品展
この構想を洗練された配置で破綻無く纏めた所に作者の手腕を感じる。
B北村太路 アンチキルケ協力 37手 第6回アンチキルケ作品展
この趣向は僕も考えた事があったのですが、本局の凝った意味付けと 収束を見て北村さんの創作力に感心しました。
C神無七郎 アンチキルケ協力 39手 第9回アンチキルケ作品展
これも収束がわからず無解にした作品。と金消去趣向が面白い。
D神無七郎 PWC協力 31手 第5回PWC作品展
作者にしては軽い作品のようですが、これだけの 配置で密室物が出来てしまうことに感心しました。

若林
JEWEL BOX3 慣れないルールの評価は難しいが、残す価値はあると思う。
○JEWEL BOX8 繊細。3
○JEWEL BOX10 機械検討できないルールには無条件で好意をもちたくなります。手順もお見事。4
○PWC3-7'(橋本七朗氏案)exchangeものの完成品。
○PWC3-9 これは外せない。楽しい破れる槍襖。
PWC4-9 送り趣向一本、今見直しても綺麗です。
○PWC5-3 密室の構成方法に拍手。
NC6-1 回答時はBでしたが、条件作として残します。
○NC8-2 条件作なだけではない手順。お見事。
NC9-1 難易度より連続居食い趣向を買いたい。

JEWEL BOX10、PWC3-9、NC8-2。上位3作は迷わず決定。
後は次点の選択。

たくぼん
JEWELBOXのおかげで充実した内容になりました。解答者の立場として選考してみました。

長編部門 投票時のコメントなど
第1位 北村太路



Takubon's 詰将棋 - 第5回PWCばか詰作品展 4

総合ポイント:19点(1位:2票、2位:0票、3位:4票、次点:1票)

47馬/58と 同と右/56馬 46馬/56と 同と上/45馬 36馬/45と 同と左上/25馬
26馬/25と 同馬/17馬 27馬/17と 同銀上成/16馬 同馬/16全 同と寄/17馬
26馬/17馬 同全/16馬 27馬/16と 同馬/17馬 28馬/17銀 同と/29馬 38馬/29銀
同銀成/29馬 同馬/29全 同と引/39馬 48馬/39と 同と右/58馬 47馬/58と
同と右/56馬 46馬/56と 同と上/45馬 36馬/45と 同と左/25馬 26馬/25全
同銀生/17馬 28馬/17と 同全/29馬 38馬/29と 同と引/39馬 48馬/39と
同と右/58馬 47馬/58と 同と右/56馬 46馬/56と 同と上/45馬 36馬/45と
同全/25馬 26馬/25銀 同と/16馬 27馬/16馬 同と寄/17馬 28馬/17全 同と引/29馬
38馬/29と 同と引/39馬 48馬/39と 同と右/58馬 47馬/58と 同と右/56馬
46馬/56と 同と上/45馬 36馬/45全 同銀/25馬 26馬/25と 同馬/16馬 27馬/16と
同全/17馬 28馬/17と 同と引/29馬 38馬/29と 同と引/39馬 48馬/39と
同と右/58馬 47馬/58と 同と右/56馬 46馬/56と 同全/45馬 36馬/45銀 同と/25馬
26馬/25馬 同と左/16馬 27馬/16全 同と寄/17馬 28馬/17と 同と引/29馬
38馬/29と 同と引/39馬 48馬/39と 同と右/58馬 47馬/58と 同と右/56馬
46馬/56全 同銀/45馬 36馬/45と 同馬/25馬 26馬/25と 同全/16馬 27馬/16と
同と寄/17馬 28馬/17と 同と引/29馬 38馬/29と 同と引/39馬 48馬/39と
同と右/58馬 47馬/58と 同全/56馬 46馬/56銀 同と/45馬 36馬/45馬 同と上/25馬
26馬/25全 同と左/16馬 27馬/16と 同と寄/17馬 28馬/17と 同と引/29馬
38馬/29と 同と引/39馬 48馬/39と 同と右/58馬 47馬/58全 同銀生/56馬
46馬/56と 同馬/45馬 36馬/45と 同全/25馬 26馬/25と 同と寄/16馬 27馬/16と
同と寄/17馬 28馬/17と 同と引/29馬 38馬/29と 同と引/39馬 48馬/39と
同全/58馬 47馬/58銀 同と/56馬 46馬/56馬 同と上/45馬 36馬/45全 同と上/25馬
26馬/25と 同と左/16馬 27馬/16と 同と寄/17馬 28馬/17と 同と引/29馬
38馬/29と 同と引/39馬 48馬/39全 まで 149手

作者受賞コメント
九州Gの第6回の趣向作長編群とか、これよりもいい作品はいっぱいあった気が。
ルールの目新しさと、発表時期の関係でどうやら得をしたようです。
創作の流れは、PWC結果稿の方を見ていただくとして。
手数が稼げそうな時点で意識としては手数が気になっていて、回転が一方向になり、 橋本さんの言われた141手図が得られた時点で、見栄えもいいし、単純すぎる物が 好きは私は概ね満足だったのですが、もうちょっと手をつけれそうだし、私は良くて も141手案は解答者受けはしないであろうことは感じていたので、いろいろ探って いて結果的に受方馬のパズルがついて、解答者に気に入ってもらえたようでラッキー でした。百何十手後に3九馬のせいで失敗する伏線物と思えばありかも。
欲を言い出せば素材ほぼそのままとか、ちょっと味のある手を中盤、収束にもまぶし たいとかキリがないのですが、さすがに欲が深すぎたか見つからなかったです。

神無七郎:3位
回転型の入替えパズルという新分野を開拓した作品。
これからの発展も楽しみ。

小峰耕希:1位
最近解いた大作だからか、本局が一番印象に残っています。2周目以降は 単にぐるぐる回すだけなのですが、1周目の謎解き要素が強く案外難しい。
作意以外の順だと、生銀よりも馬が先に回って来てしまい、詰上りに持ち込め ないというだけと言えばそうなのですが、なかなか気付かないですよね。

若林:3位
馬位置変更のトリックに参りました。

たくぼん:3位
すごい内容です。PWCばか詰で回転趣向が見られるとは、PWC発展を感じさせる傑 作。

もず:次点
これも上位に置きたかったのですが、悩んだ末に次点としました。
密集形PWCばか詰として非常に完成度が高く、 ルールから自然に出てきた素材という印象です。

伊達悠:3位
僕も2作この筋を投稿いたしましたが、当初はこのようなことが できるとは全く考えていませんでした。ぐるぐる回るだけでこのような難解な手順を 成立させ、しかも余詰がないというのはすばらしいの一言に尽きます。長編の第三 位。

橘圭吾:1位
PWCによる回転型趣向。単純なパズルに終わらず謎解きの一面も持つ傑作。

第2位 神無七郎



Takubon's 詰将棋 - 第4回アンチキルケばか詰作品展 長5

総合ポイント:17点(1位:3票、2位:0票、3位:0票、次点:2票)

87と 67玉 77と 57玉 67と 47玉 57と 同金/41金 37と 57玉
47と 67玉 57と 77玉 67と 87玉 77と 同金/61金 97金 77玉
87金 67玉 77金 57玉 67金 47玉 57金 37玉 47金 同銀生/31銀
27と 47玉 37と 57玉 47と 67玉 57と 77玉 67と 87玉
77と 97玉 87と 同角生/22角 96金 87玉 97金 77玉 87金 67玉
77金 57玉 67金 47玉 57金 37玉 47金 27玉 37金 17玉
27金 同龍/82龍 16と 27玉 17と 37玉 27と 47玉 37と 57玉
47と 67玉 57と 77玉 67と 87玉 77と 97玉 87と 98玉
99歩 同と/93と 97と 99玉 98と 89玉 99と 78玉 89と 87玉
79と/77と 97玉 87と 98玉 97と 99玉 98と 89玉 99と 78玉
79歩 同と/73と 89と 69玉 79と 58玉 69と 67玉 59と/57と 77玉
67と 78玉 77と 79玉 78と 69玉 79と 58玉 59歩 同と/53と
69と 49玉 59と 38玉 49と 47玉 39と/37と 57玉 47と 58玉
57と 59玉 58と 49玉 59と 38玉 39歩 同と/33と 49と 29玉
39と 18玉 29と 27玉 19と/17と 37玉 27と 46玉/51玉 62銀 42玉
43歩 32玉 42歩成 21玉 32と 11玉 21と まで 157手

作者受賞コメント
この作品は後半の趣向が出発点で、序にも趣向を入れることに気付いて、伏線 なども絡めて完成した作品です。普通詰将棋の趣向作では、こうした構成方法は 割とポピュラーなものですが、フェアリーだと趣向手順のイメージが頭の中で作 りにくいためか、(特に同じ舞台を二重に利用する)多段の趣向作はあまり見た ことがありません。その意味で本作は「フェアリーっぽくないフェアリー作品」 と言えるでしょう。今回の受賞は、このような古典的な構成を持つフェアリー作 品でも、皆さんに充分楽しんで戴けることの証明になるかもしれませんね。

小峰耕希:次点
この月(1月)はいろいろな所で長編大作が発表されたため、 今より更に解図力が乏しかった当時の僕は、本局にノータッチのまま 締め切りが来てしまいました。でも今手順を見て思いますが、 実に勿体無い事をしました。こんな好作なら解いておけば良かった!
本局においては特に強くそう思います。

若林:1位
趣向のこれでもかという積み重ね。見事です。

たくぼん:1位
散々迷った挙句、アンチキルケ趣向作でオリジナリティのある本作を1位に。

もず:1位
時間をおいて改めて眺めてみると どうしてこんなにうまく行っているのだろうと思わせる作品です。
金追いでの往復からと金はがしという2つの趣向を無理なく組み合わすことができる ことはそうあるものではありません。

伊達悠:次点
これは何とか解くことができたものです。解けたときに収束の4三歩にフェア リーの神(・・・って妖精か)を感じました。

第3位 太郎@神無一族



Takubon's 詰将棋 - 第3回PWCばか詰作品展 10

総合ポイント:15点(1位:1票、2位:3票、3位:0票、次点:1票)

29金/28飛 同飛成/28金 同金/28龍 同と寄/39金 28銀/37龍 同角成/17銀
同銀/17馬 同龍/37銀 29金/39と 同龍/28金 18金/28と 同馬/17金 28銀/37と
同龍/29銀 18金/17馬 29玉/19銀 28金/18龍 同と寄/38金 39金/38と
同桂左成/27金 28金/27と 同と寄/38金 18銀/19龍 同と上/27銀 28金/38と
同と左/18金 38銀/27と 同銀成/49銀 同銀/49全 同圭/39銀 19金/18龍 39玉/29銀
28銀/29と 同と右/37銀 48銀/37と 同全/49銀 29金/19と 49玉/39銀 38銀/39圭
同と左上/27銀 39金/29圭 同桂成/47金 48金/47全 同と右/58金 38銀/27と
同全/47銀 48金/58と 同全/38金 58銀/47と 同角成/69銀 同銀/69馬 同と引/59銀
48金/38全 59玉/49銀 58金/48と 同歩成/57金 同金/57と 同と右/68金 48銀/49と
同と右上/57銀 58金/68と 同と左寄/48金 68銀/57と 同馬/69銀 58金/48と
69玉/59銀 68金/58馬 同歩成/67金 同金/67と 同と寄/78金 58銀/59馬
同と右上/67銀 68金/78と 同と左寄/58金 78銀/67と 同と引/79銀 68金/58と
79玉/69銀 78金/68と 同歩成/77金 同金/77と 同飛成/88金 68銀/69と
同と右/77銀 78金/88龍 同と寄/68金 88銀/77龍 同と引/89銀 78金/68と
89玉/79銀 88金/78と 同歩成/87金 同金/87と 同と右/98金 99金/98銀 79玉/89銀
88銀/89と 同龍/77銀 89金/99と 同龍/88金 78金/88と 同と左寄/68金 88銀/77と
同龍/89銀 69金/68と 89玉/79銀 78銀/79と 同と右/87銀 98銀/87銀 同と/99銀
79金/69と 99玉/89銀 98金/97と 同銀生/87金 88銀/89龍 同と右/97銀 89金/79龍
同と直/88金 98金/88銀 まで 119手

作者受賞コメント
混沌を秩序の枠に押し込める。我ながらうまく行ったと思います。

神無七郎:1位
移動型の入替えパズルと言ったら良いのだろうか。
趣向性とパズル性を両立した、長編ばか詰のお手本のような作品。

若林:次点
私には鑑賞用でしたが、プログレッシブですしね、静聴しました。

たくぼん:2位
ベスト3は甲乙付けがたいです。正解者1名の本作は趣向・手順・初形とも完璧で しょう。

もず:2位
何が起こっているのかいまだに理解できていない部分があるのですが、 密集形の中での小駒による追い趣向として1つの決定版ではないでしょうか。

伊達悠:2位
はい、全く理解できませんでした。田島秀男さんの「乱」 を彷彿とさせるこの手順。言うことがありません。長編の第一位にしたかったのです が、あまりに野性的な感じを受けるため第二位にします。

第4位 荻絵香木



Fairy of the Forest - 九州G作品展フェアリー別館 第6回 06-10

総合ポイント:9点(1位:0票、2位:2票、3位:1票、次点:1票)

93杏 同玉 94歩 同玉 95歩 同玉 96歩 同玉 97歩 同玉
79馬 96玉 69馬 95玉 59馬 86歩 96歩 同玉 69馬 87歩生
97歩 同玉 79馬 88歩生 98歩 96玉 69馬 78金 97歩 95玉
96歩 94玉 95歩 同玉 59馬 94玉 49馬 58金 95歩 同玉
59馬 68金左 96歩 94玉 49馬 58香成 95歩 93玉 39馬 57杏
94歩 同玉 49馬 67杏 95歩 93玉 39馬 66杏 94歩 同玉
49馬 76杏 95歩 93玉 39馬 75杏 94歩 同玉 49馬 85杏
95歩 93玉 39馬 84杏 94歩 同玉 95歩 85玉 49馬 75玉
39馬 76玉 49馬 66玉 39馬 67玉 49馬 57玉 39馬 58玉
49馬 同金 18飛生 69玉 68飛 59玉 58金 まで 97手

神無七郎:2位
歩による駒の操作は協力詰の華。
このルールの持つパズルとしての側面が楽しめる作。

小峰耕希:2位
出題時、結局何を目的として良いのかわからず無解でした。
それでも88歩不成の辺りまでは間違いなく自分でも読んでいるの ですが、そこから先は半年前の事なのでよく覚えていません。
飾り駒? とも取れる飛が最後に不成で活躍するのも良いと思う。

たくぼん:次点
荻絵流謎解き物。感心しきりの内容です。

もず:3位
馬で王手しながらの成駒の鋸趣向。
何がキーになっているのかつかみにくい構成で非常に考えさせられました。

第5位 荻絵香木



Fairy of the Forest - 九州G作品展フェアリー別館 第6回 06-12

総合ポイント:7点(1位:1票、2位:0票、3位:0票、次点:2票)

24飛 45玉 44飛 55玉 45飛 64玉 65飛 74玉 64飛 85玉
84飛 95玉 94飛 85玉 95飛 74玉 94飛 65玉 64飛 55玉
65飛 44玉 45飛 34玉 44飛 25玉 24飛 15玉 14飛 25玉
15飛 34玉 14飛 24歩 同飛 45玉 44飛 55玉 45飛 64玉
65飛 74玉 64飛 85玉 84飛 95玉 94飛 85玉 95飛 74玉
94飛 65玉 64飛 55玉 65飛 44玉 45飛 34玉 44飛 25玉
24飛 15玉 14飛 25玉 15飛 34玉 14飛 24歩 同飛 45玉
44飛 55玉 45飛 64玉 65飛 74玉 64飛 85玉 84飛 95玉
94飛 85玉 95飛 74玉 94飛 65玉 64飛 55玉 65飛 44玉
45飛 34玉 44飛 25玉 24飛 15玉 14飛 25玉 15飛 34玉
14飛 24歩 同飛 45玉 44飛 55玉 45飛 64玉 65飛 74玉
64飛 85玉 84飛 95玉 94飛 85玉 95飛 74玉 94飛 65玉
64飛 55玉 65飛 44玉 45飛 34玉 44飛 25玉 24飛 15玉
14飛 25玉 15飛 34玉 14飛 24歩 同飛 45玉 44飛 55玉
45飛 64玉 65飛 74玉 64飛 85玉 84飛 95玉 94飛 85玉
95飛 74玉 94飛 65玉 64飛 55玉 65飛 44玉 45飛 34玉
44飛 25玉 24飛 15玉 14飛 25玉 15飛 34玉 14飛 24歩
同飛 45玉 44飛 55玉 45飛 64玉 65飛 74玉 64飛 85玉
84飛 95玉 94飛 85玉 95飛 74玉 94飛 65玉 64飛 55玉
65飛 44玉 45飛 34玉 44飛 25玉 24飛 15玉 14飛 25玉
15飛 34玉 14飛 24歩 同飛 45玉 44飛 55玉 45飛 64玉
65飛 74玉 64飛 85玉 84飛 95玉 94飛 85玉 95飛 74玉
94飛 65玉 64飛 55玉 65飛 44玉 45飛 34玉 44飛 25玉
24飛 15玉 14飛 25玉 15飛 34玉 14飛 24歩 同飛 45玉
44飛 55玉 45飛 64玉 65飛 74玉 64飛 85玉 84飛 95玉
94飛 85玉 95飛 74玉 94飛 65玉 64飛 55玉 65飛 44玉
45飛 34玉 44飛 25玉 24飛 15玉 14飛 25玉 15飛 34玉
14飛 24歩 同飛 45玉 44飛 55玉 45飛 64玉 65飛 74玉
64飛 85玉 84飛 95玉 94飛 85玉 95飛 74玉 94飛 65玉
64飛 55玉 65飛 44玉 45飛 34玉 44飛 25玉 24飛 15玉
14飛 25玉 15飛 34玉 14飛 24歩 同飛 45玉 44飛 55玉
45飛 64玉 65飛 74玉 64飛 85玉 84飛 95玉 85飛 同銀
96歩 同玉 97歩 同玉 98歩 88玉 89歩 78玉 79歩 68玉
69歩 58玉 59歩 48玉 49歩 37玉 38歩 36玉 37歩 47玉
48歩 57玉 58歩 67玉 68歩 77玉 78歩 76玉 77歩 75玉
76歩 74玉 75歩 83玉 82金 同玉 92香成 72玉 82杏 61玉
52金 まで 361手

神無七郎:次点
持駒増幅の趣向ですが、趣向の舞台をうまく利用た収束も見事。
新人の作者ながら確かな技量を感じます。

小峰耕希:次点
持駒増幅を利用して長手数化を図るのはよくある手段ですが、 飛追いによるそれを徹底していて好感が持てる。
僕は壁を壊しながらの収束が見えず無解でした。

酒井博久:1位
斬新さを感じる。完成度も高い。

第5位 神無七郎



後手持駒 なし

Onsite Fairy Mate - 第106回出題

総合ポイント:7点(1位:1票、2位:0票、3位:0票、次点:2票)

23角生 13玉 24と左 同角 14角成 12玉 23馬 11玉 33馬 12玉
34馬/33歩 11玉 33馬 12玉 34馬 13玉 24馬/22角 12玉 34馬 13玉
35馬 12玉 45馬 13玉 46馬 12玉 56馬 13玉 57馬 12玉
67馬 56歩 13歩 同玉/17歩 57馬 同歩成/88角 22角生 12玉 56角 同と/88角
13角成 同玉 79角 46角 同角/22角 同と/88角 22角生 12玉 45角 同と/88角
13角成 同玉 79角 35角 同角/22角 同と/88角 22角生 12玉 34角 同と/88角
13角成 同玉 79角 24角 同角/22角 同と/88角 22角生 12玉 23角 同と/88角
13角成 同玉 79角 24角 14と 12玉 13と 11玉 22と 同と まで 80手

小峰耕希:次点
減らない角を使って、と金鋸を実現するというのが、 僕にとっては新鮮な構想でした。

もず:次点
キルケを利用しての何もないところからの鋸趣向はこれが決定版ではないでしょうか。

伊達悠:1位
リアルタイムで解いてはいないのですが、手順を並べてみて感動しました。馬鋸で遠 ざかっている途中の32手目で突然現れる歩の中合、そして何よりその中合したと金 による鋸。長編では最高の作品だと思います。長編の第一位。

第7位 もず







Takubon's 詰将棋 - 第4回アンチキルケばか詰作品展 長1〜3

総合ポイント:6点(1位:0票、2位:1票、3位:0票、次点:3票)

52歩 61玉 51歩成 71玉 61と 81玉 71と 91玉 81と 92玉
91と 93玉 92と 94玉 93と 95玉 94と 85玉 95と 75玉
65金 同玉/51玉 52歩 61玉 51歩成 71玉 61と 81玉 71と 91玉
81と 92玉 91と 93玉 92と 同馬 94と 82玉 93と 同飛
83歩 71玉 82歩成 61玉 71と 51玉 52歩 41玉 51歩成 31玉
41と 21玉 31と 11玉 21と 12玉 11と 13玉 12と 14玉
13と 15玉 14と 25玉 15と 35玉 25と 45玉 35と 55玉
45と 65玉 55と 75玉 65と 85玉 75と 94玉 85と 83玉
94と 82玉 83歩 同馬 81と 92玉 91と 82玉 92と 同飛
93と 同玉/51玉 52歩 61玉 51歩成 71玉 61と 81玉 82歩 91玉
81歩成 まで 101手

52歩 61玉 51歩成 71玉 61と 81玉 71と 91玉 81と 92玉
91と 93玉 92と 94玉 93と 95玉 94と 85玉 95と 75玉
65金 同玉/51玉 52歩 61玉 51歩成 71玉 61と 81玉 71と 91玉
81と 92玉 91と 93玉 94と 同玉/51玉 52歩 41玉 51歩成 31玉
41と 21玉 31と 11玉 21と 12玉 11と 13玉 12と 14玉
13と 15玉 14と 25玉 15と 35玉 25と 45玉 35と 55玉
45と 65玉 55と 75玉 65と 85玉 75と 94玉 85と 93玉
92と 同玉/51玉 52歩 41玉 51歩成 31玉 41と 21玉 31と 11玉
21と 12玉 11と 13玉 12と 14玉 13と 15玉 14と 25玉
15と 35玉 25と 45玉 35と 55玉 45と 65玉 75と 同玉/51玉
52歩 41玉 51歩成 31玉 41と 21玉 31と 11玉 21と 12玉
11と 13玉 12と 14玉 13と 25玉 35と 同玉/51玉 52歩 41玉
51歩成 31玉 41と 21玉 12と まで 125手

52歩 61玉 51歩成 71玉 61と 81玉 71と 91玉 81と 92玉
91と 93玉 92と 94玉 93と 95玉 94と 85玉 95と 75玉
65金 同玉/51玉 52歩 61玉 51歩成 71玉 61と 81玉 71と 91玉
81と 92玉 91と 93玉 92と 同馬 94と 82玉 93と 71玉
82と 61玉 71と 51玉 52歩 41玉 51歩成 31玉 41と 21玉
31と 11玉 21と 12玉 11と 13玉 12と 14玉 13と 15玉
14と 25玉 15と 35玉 25と 45玉 35と 55玉 45と 65玉
55と 75玉 65と 85玉 75と 94玉 85と 93玉 94と 82玉
93と 91玉 82と 同馬 81と 92玉 91と 93玉 92と 94玉
93と 95玉 94と 85玉 95と 75玉 85と 65玉 75と 55玉
65と 45玉 55と 35玉 45と 25玉 35と 14玉 25と 13玉
14と 12玉 13と 21玉 12と 31玉 21と 41玉 31と 51玉
52歩 61玉 51歩成 71玉 61と 81玉 71と 91玉 81と 92玉
91と 93玉 92と 94玉 93と 95玉 94と 85玉 95と 75玉
85と 65玉 75と 55玉 65と 45玉 55と 35玉 45と 25玉
35と 14玉 25と 13玉 14と 12玉 13と 11玉 21と 同玉/51玉
52歩 41玉 51歩成 31玉 41と 21玉 12と まで 167手

神無七郎:次点
歩の枚数だけが違う3姉妹。
長編では珍しい組局物ですが、どれも手順に個性があり成功した連作と思う。

小峰耕希:次点
もずさんがこの時発表したシリーズ物3作の中から、1局選びました。(←101手版です)
貴重な資源の筈のと金を、収束で一旦全部消してしまうのが面白い。

若林:2位
この腕力的手順は解いて楽しめました。(←101手版です)

若林:次点
本当は連作として表彰したいくらいです。(←125手版です)
3局1組の評価としました。この「次点」はノーカウントとし、 上記の「2位」のみ有効としました。悪しからず。

伊達悠:次点
言うことなし。1番と2番以外は理解不能。

第7位 もず



後手持駒 なし

Fairy of the Forest - 九州G作品展フェアリー別館 第6回 06-08

総合ポイント:6点(1位:0票、2位:1票、3位:1票、次点:1票)

17歩 同玉 35角成 16玉 34馬 17玉 44馬 16玉 43馬 17玉
53馬 16玉 52馬 17玉 62馬 16玉 61馬 17玉 71馬 62歩
同馬 16玉 61馬 25圭 17歩 同玉 71馬 62歩 同馬 35圭
18歩 16玉 61馬 34圭 17歩 同玉 71馬 62歩 同馬 44圭
18歩 16玉 61馬 43圭 17歩 同玉 71馬 62歩 同馬 53圭
18歩 16玉 61馬 52圭 17歩 同玉 71馬 62歩 同馬 26香
同馬 18玉 17馬 同玉 18歩 16玉 17香 まで 67手

小峰耕希:3位
今期長編部門は“富士山級の背比べ”的様相を呈しており、 3位をどれにするか迷ったのですが、自分で解いた作品の方が 思い出深いので、あえて本局を選びました。
馬鋸と圭鋸をする意味がわかり易く、そして一番遠くまで 行ってくれるので、趣向としても楽しめると思う。

若林:次点
馬ノコの意味付けに。

橘圭吾:2位
同月出題の10と悩みましたが、シンプルなこちらを推すことにしました。綺麗な鋸作品がばか詰でできるのが驚 き。

第7位 神無七郎



Takubon's 詰将棋 - 第4回アンチキルケばか詰作品展 長4

総合ポイント:6点(1位:0票、2位:0票、3位:1票、次点:4票)

85と 同玉/51玉 52歩 41玉 51歩成 31玉 41と 21玉 31と 11玉
21と 12玉 11と 13玉 12と 14玉 13と 15玉 14と 25玉
15と 35玉 25と 45玉 35と 55玉 45と 65玉 55と 75玉
65と 85玉 75と 94玉 85と 93玉 94と 92玉 93と 81玉
92と 71玉 81と 62玉/51玉 52歩 41玉 51歩成 31玉 41と 21玉
31と 11玉 21と 12玉 11と 13玉 12と 14玉 13と 15玉
14と 25玉 15と 35玉 25と 45玉 35と 55玉 45と 65玉
55と 75玉 65と 85玉 75と 94玉 85と 93玉 94と 92玉
91と 同玉/51玉 52歩 41玉 51歩成 31玉 41と 21玉 31と 11玉
21と 12玉 11と 13玉 12と 14玉 13と 15玉 14と 25玉
15と 35玉 25と 45玉 35と 55玉 45と 65玉 55と 75玉
65と 85玉 75と 94玉/51玉 52歩 41玉 51歩成 31玉 41と 21玉
31と 11玉 21と 12玉 11と 13玉 12と 14玉 13と 15玉
14と 25玉 15と 35玉 25と 45玉 35と 55玉 65と 同香/91香
45と 65玉 55と 75玉 65と 85玉 75と 94玉 85と 93玉
94と 92玉 93と 81玉 92と 71玉 81と 61玉 62歩 同飛
71と 51玉 61と 41玉 51と 31玉 41と 21玉 31と 11玉
21と 12玉 11と 13玉 12と 14玉 13と 15玉 14と 25玉
15と 35玉 25と 45玉 35と 55玉 45と 65玉 55と 75玉
65と 85玉 75と 94玉 85と 93玉 94と 92玉 93と 81玉
92と 71玉 72歩生 61玉 71歩成 51玉 61と 41玉 51と 31玉
41と 21玉 31と 11玉 21と 12玉 11と 13玉 12と 14玉
13と 15玉 14と 25玉 15と 35玉 25と 45玉 35と 55玉
45と 65玉 55と 75玉 65と 85玉 75と 94玉 93と 同玉/51玉
52歩 61玉 51歩成 71玉 61と 72玉 71と 73玉 72と 同飛右/82飛
64と 72玉 63と 71玉 72歩 61玉 71歩成 51玉 61と 41玉
52と 31玉 41と 21玉 31と 11玉 21と 12玉 11と 13玉
12と 14玉 13と 15玉 14と 25玉 15と 35玉 25と 45玉
35と 55玉 45と 65玉 55と 75玉 65と 85玉 75と 95玉
85と まで 291手

小峰耕希:次点
72歩不成の辺りまでは気付いていたような記憶があるのですが、 これも収束がわからず無解。73の地点が鍵となる地点だったとは。

若林:次点
もず氏作に比べて解いてもらうためのヒントがちりばめられていて、こちらにも好感が持てます。

もず:次点
これも好きで七郎氏のどれを上位にするか非常に悩みました。
周辺巡りというだけでなく様々な謎解きを織り込んで複雑な手順になっています。

伊達悠:次点
言うことなし。理解不能。

橘圭吾:3位
同月出題の作品郡の代表としてこの作品を推します。回転型のアンチキルケの趣向が素晴らしい。

第10位 森茂



Fairy of the Forest - 九州G作品展フェアリー別館 第6回 06-11

総合ポイント:3点(1位:0票、2位:0票、3位:0票、次点:3票)

49歩 47玉 97飛 77歩成 48歩 46玉 96飛 76と 47歩 同玉
97飛 67と 48歩 46玉 96飛 66と 47歩 同玉 97飛 57と
48歩 46玉 96飛 56と 47歩 同玉 48歩 37玉 97飛 47と
38歩 46玉 96飛 86歩 47歩 同玉 97飛 87歩成 48歩 46玉
96飛 86と 47歩 同玉 97飛 77と 48歩 46玉 96飛 76と
47歩 同玉 97飛 67と 48歩 46玉 96飛 66と 47歩 同玉
97飛 57と 48歩 46玉 96飛 56と 47歩 同玉 48歩 38玉
39歩 37玉 97飛 47と 38歩 46玉 96飛 86香 47歩 同玉
97飛 87香成 48歩 46玉 96飛 86杏 47歩 同玉 97飛 77杏
48歩 46玉 96飛 76杏 47歩 同玉 97飛 67杏 48歩 46玉
96飛 66杏 47歩 同玉 97飛 57杏 48歩 46玉 96飛 56杏
47歩 同玉 48歩 38玉 39歩 37玉 97飛 47杏 38歩 46玉
96飛 86歩 47歩 同玉 97飛 87歩成 48歩 46玉 96飛 86と
47歩 同玉 97飛 同と 49香 48飛 同香 38玉 39飛 28玉
29飛 18玉 28金 まで 143手

神無七郎:次点
メイン趣向の縮小版が収束で再現されるというのは、長編にストーリー性を持たせる粋な演出。
これで、単なる難解作とは一味違ったものになったと思う。

小峰耕希:次点
推薦理由としてはちょっと変かも知れませんが、それなりの難解性が 伴っているのに、解説が無しでも手順を見ればだいたい手の意味が わかる、というのに惹かれました。中には解説を読んでも意味不明な 超難解作がありますが、そういうのは余り好きではありません。

もず:次点
繰り返し方といい壁の作り方といい、さすが森茂氏という趣向作です。

第10位 北村太路



Takubon's 詰将棋 - 第4回PWCばか詰作品展 10

総合ポイント:3点(1位:0票、2位:0票、3位:0票、次点:3票)

27飛 46玉 47飛 36玉/46香 37飛 25玉 27飛 34玉 37飛 24玉/34桂
27飛 35玉 37飛 46玉/35香 47飛 36玉 37飛 25玉 27飛 35玉/25香
37飛 44玉 47飛 34玉/44桂 37飛 45玉 47飛 54玉 57飛 44玉/54桂
47飛 55玉 57飛 64玉 67飛 54玉/64桂 57飛 65玉 67飛 74玉
77飛 64玉/74桂 67飛 75玉 77飛 84玉 87飛 74玉/84桂 77飛 85玉
87飛 84玉/85桂 93桂成 95玉 94圭 96玉 95圭 87玉/96飛 88金 まで 59手

小峰耕希:次点
桂を左へ運んで93桂成で解決。収束が予想出来、難し過ぎないのが良い。

若林:次点
伝統ルールの長編みたいな味わい。

伊達悠:次点
これも難解。狙いをつかむことができませんでした。でも今回 は長編に関して言うと好作が多すぎました。残念ですが次点にします。

第12位 もず



Takubon's 詰将棋 - 第5回アンチキルケばか詰作品展 ア5

総合ポイント:2点(1位:0票、2位:0票、3位:0票、次点:2票)

99香 98歩 同香/99香 98歩 同香/99香 98歩 同香/99香 98歩 同香/99香 98歩
同香/99香 98歩 同香/99香 98歩 同香/99香 98歩 同香/99香 98歩 同香/99香
98歩 同香/99香 98歩 同香/99香 98歩 同香/99香 98歩 同香/99香 98歩
同香/99香 98歩 同香/99香 98歩 同香/99香 98歩 同香/99香 98歩 同香/99香
88玉 89歩 同金/61金 89歩 78玉 79歩 同全/71全 79歩 68玉 69歩
同圭/81圭 69歩 58玉 59歩 同杏/91杏 59歩 48玉 49歩 同杏/11杏 49歩
38玉 39歩 同圭/21圭 39歩 同馬/22馬 39歩 28玉 29歩 同龍/82龍 29歩
17玉 18歩 同全/31全 18歩 27玉 28歩 同金/41金 28歩 37玉 38歩 まで 77手

神無七郎:次点
歩18連打を簡潔で無駄のない手順で実現。
長編の楽しさを味わえる作だと思う。

たくぼん:次点
歩18連合を実現しただけでなくその後の趣向も見事。完璧な構成。

第12位 神無七郎



Takubon's 詰将棋 - 第5回アンチキルケばか詰作品展 長1

総合ポイント:2点(1位:0票、2位:0票、3位:0票、次点:2票)

21金 同玉/51玉 41金 61玉 51金 71玉 61金 81玉 71金 91玉
81金 同角/22角 92歩 81玉 91歩成 同馬 82歩 71玉 81歩成 同銀
72歩 61玉 71歩成 51玉 61と 41玉 51と 31玉 41と 同龍/82龍
32歩 41玉 31歩成 51玉 41と 61玉 51と 71玉 61と 同銀
72歩 同玉/51玉 52歩 41玉 51歩成 同銀左/71銀 42歩 同玉/51玉 52歩 41玉
42歩 31玉 41歩成 21玉 31と 11玉 21と まで 57手

小峰耕希:次点
下手な追い方をすると、すぐに銀が邪魔で手詰まり。それを打開するために、 銀をよける際は必ず71玉型にしなければならないというのに暫く気付かなかった。
作者は不満があるようですが、自分で解いた事もあり、僕は悪くないと思います。

若林:次点
中盤の手順に惚れ惚れとします。

第12位 神無七郎



後手持駒 なし

Ondite Fairy Mate - 第107回出題

総合ポイント:2点(1位:0票、2位:0票、3位:0票、次点:2票)

17桂 28玉 29飛 38玉 39飛 48玉 38飛 59玉/48桂 39飛 69玉/59歩
58歩 68玉 69飛 78玉 68飛 89玉 88飛 79玉/89桂 78飛 69玉
79飛 58玉/69歩 78飛 59玉 58飛 49玉 59飛 48玉/49桂 58飛 39玉
38飛 49玉/39桂 48飛 59玉 49飛 69玉/59歩 58歩 78玉 79飛 68玉
78飛 59玉 79飛 48玉 49飛 38玉 48飛 29玉 28飛 39玉/29桂
38飛 49玉 39飛 48玉 49飛 58玉/48歩 59飛 68玉 69飛 58玉
68飛 49玉 69飛 38玉 39飛 48玉/38歩 49飛 58玉 59飛 48玉
58飛 39玉 59飛 29玉/39桂 27桂 38玉/29歩 39飛 27玉/38桂 28歩 18玉
19飛 28玉 18飛 39玉 19飛 38玉/39桂 18飛 49玉 48飛 39玉/49桂
38飛 29玉 39飛 18玉 38飛 28歩 同飛/38歩 19玉 18飛 29玉
28飛 39玉 29飛 49玉/39桂 27桂 39歩成 同飛/29と 48玉 49飛 38玉
39飛 28玉 38飛 19玉 18飛 まで 115手

若林:次点
解図時の「そんなことできるんだ」という驚きに。

伊達悠:次点
これもリアルタイムでは解いていませんが、解いていて何とか解答までたどり着きま した。第106回出題に比べると趣向が易しいですが、それでも難しいもの。

第12位 神無七郎



Fairy of the Forest - 九州G作品展フェアリー別館 第6回 06-09

総合ポイント:2点(1位:0票、2位:0票、3位:0票、次点:2票)

27角 29玉 38角 18玉 27角 29玉 18角 38玉 29角 37玉
38歩 47玉 37歩 38と寄 48歩 同と右 38角 58玉 49角 57玉
58歩 67玉 57歩 58と右 68歩 同と右 58角 78玉 67角 87玉
78角 98玉 89角 87玉 98角 78玉 87角 67玉 78角 58玉
69角 57玉 58歩 47玉 57歩 58と引 同角 38玉 47角 37玉
38歩 28玉 29歩 同玉 37歩 38と引 同角 18玉 27角 29玉
18角 28玉 29歩 37玉 38歩 47玉 59桂 38玉 39歩 49玉
27角 38と 同角 58玉 47角 48玉 49歩 37玉 38歩 まで 79手

たくぼん:次点
正解者2名の難解作。自力で解いた中でのNo.1はこの作品です。破調が記憶に残り ます。

もず:次点
とにかく難解で何をしているのかいまだによくつかめていません。

長編部門総評など
神無七郎
長編は力作揃い。
趣向性、パズル性どちらも味わえる作品が多くて、解答する側に立っても楽しめました。

小峰耕希
こちらはハイレベル。僕自身で言うと、1月頃迄は短編中心に解いていて、2月頃から長編の方が好きになっていったので、1月に大作が集中してしまったのは残念でした。
受賞予想:北村作(PWC149手)が有力か? 荻絵さんと七郎さんもどれかが受賞しそう。3位タイが5作位出てやっと適度かも知れない。

次々点
@神無七郎 PWC協力 115手 OFM第107回出題
相当考えた末にギブアップした作品。桂と歩が一緒に移動するという 段階すら気付かなかったのですが、楽しい時間を提供してくれました。
A神無三郎 協力 63手 「銀閣寺」 OFM第109回出題
特に誘い手もなく易しいが、銀を一旦捨て、角で取り返してから 収束する辺りが巧い。僕がトップ解答だったのも良い思い出です。
Bもず アンチキルケ協力 77手 第8回アンチキルケ作品展
今期流行った連合シリーズの中から、本局を代表として挙げておきます。 収束が変に間延びしなかったのも良いと。
C太郎@神無一族 PWC協力 119手 第3回PWC作品展
はっきり言って手の意味がわかったような、わからないような手順ですが、 一言でも触れないといけないと思わせる迫力がある(←褒めてるのか?)

若林
○OFM106 と金ノコには驚いた。
○OFM107 構想と実現力、収束+
OFM108 TopIX対象とは言えないが好きですねえ。
G6-7 これは解いて面白かった。理想的な趣向作。
○G6-8 OFM106も良いが単純ヘルプでこの構想も良い。
G6-10 前回首位に推した作の発展系。
G6-11 G6-10に同じ。こちらの方は様式美。
G6-12 美しいがTopIX向きではないか。
○PWC3-10 不規則性と難解性の追求。ここまで来れば拍手もの。
○PWC4-10 これも外しがたい。難解な序と収束、綺麗な送り趣向、と伝統ルールの趣が。
○PWC5-4 命名欲しいですよね。
○NC4-1,2,3,4 票の分散をどうしよう。
○NC4-5 これは2つの趣向から収束までの構成が完璧。
○NC5-3 構成がいつもながら緻密。
○NC8-A5 様式美。歩の消費が鮮やか。

やはり激戦区。ピンされた駒を利用する作品は泣く泣く削る。それでも 13作が残って、いずれも捨てがたい。特にNC4の4作品の扱いが難しい。

ここは無理矢理好みで首位候補を絞る。PWC5-4、NC4-1〜4、NC4-5。
次点候補はOFM106,107,G6-8,PWC3-10,4-10,NC5-3。
駄目だ、この方式でも一作しか減らない。
OFM106とG6-8の比較でOFM106はごめんなさいと。
これで12。NC1〜3ではNC3は削っても良いか。10。
次点7作は多すぎるけれど了解願います。

たくぼん
今回は選考対象作が目白押しで、選ぶのが難しかった。第6回九州G11番森作も 1票入れたいところでした。
選びすぎないようにするのが厳しかった。

総評など
神無七郎
今回は前回に比べ中編・長編がパワーアップ。
上位3作だけ挙げるのはもったいないので、他にも投票しました。
今後もこのくらいのレベルが保たれると、投票するのも楽しいと思います。

小峰耕希
最初約40作推薦を考えていたのですが、もう一度見直すと、 推薦する程ではない? と思えて来た作品が幾つかあり、 結果的には30作推薦になりました。まだ可成多いですけど。
またその時に外した作品について一言も触れないのは 気の毒なので、次々点(非推薦)として挙げておきました。
以下部門ごとに感想を書くと、
短編…(短編部門総評など参照)
中編…(中編部門総評など参照)
長編…(長編部門総評など参照)
自作(あ、こんな部門は無かった)…創作がスランプに陥った事もあり、 良い物は余り発表出来ませんでした。受賞どころか推薦も無いと思う。

若林
過去、ポエニクスが妖精賞でなかったときにファンとして「何故だー」と思った私ですが、衝立詰やかしこ安南の 評価が良く分からないのでスルーしてしまったことを考えるとむべなるかな、と投票する立場として今なら思えな くもないです。それにしても今回の長編は好作ばかりで非常に悩みました。

たくぼん
いろいろなルールで毛色の違うものを、選ぶのはかなり難しい。
私は解答者の立場に立った選び方をしたつもりですが、アンチキルケ&PWCについては 担当者と言うことで自力で解いていない作が多く、今ひとつ公平感にかけるかも知れません。
前回よりは各部門とも充実していたのではないでしょうか?

各部門1位作は詰パラで紹介したらどうでしょうか?
ちょっと真面目に考えてみます。

もず
今回は作品の数が増えたこともあり、多数の作品を選んでみました。
本当はもっと選びたかったのですがとりあえずこのくらいで。
部門別に見ると、特に長編部門で素晴らしい作品が多く どれを上位にするかで非常に悩みました。
こういう悩みは楽しいですね。
中編では、ここが弱くなるのではという懸念が当初ありましたが、 結果としては好作がいくつもあって問題なかったと思います。
主に北村氏の活躍によるところが大きいですけども。
短編は前回よりもさらに作品数が増えましたが、 これだけたくさんあると逆に思い切って削れるので 思ったほどは悩みませんでした。
ネット上での出題は、作品数の制限がないこともあって 同じ構想を少しずつ改良していくようなやり方も可能になるのがいいですね。
今後もそのようにして傑作が出てくるのではないかと感じました。

伊達悠
実を言いますと、純粋なばか詰はあまり好きではありません。なので九州G作品展 フェアリー別館については、好作が多いことは充分に理解できるのですが投票はしな いことにします(本当にすみません)。どうも駒が復活する方に好みがあるのでアン チキルケばか詰作品展やPWCばか詰作品展に目が行ってしまいます。僕の方だけ投 票に偏りが出てきてしまいそうですが、次回はできるだけアンチキルケやPWCに偏 らないように注意いたします。
今回のフェアリートピックスは短編と長編に好作が多かったと思います。中編に関し てはジュエルボックスにあるかな?と思っていたのですが、個人的には「よし!投票 しよう!」と思うものがありませんでした(ごめんなさい)。なので、中編は次点無 しになってしまいました。
それにしても、僕のような偏屈屋が投票しても「好作だ!」と思えるものがこれだけ あるとは・・・・・・作家の皆様に改めて敬意を表します。 最後に。一つ一つのコメントが短くなってすみません。

酒井博久
時間不足により対象作品に目を通せず、九州Gフェアリー別館からのみ。
短編・長編各一作(中編は目ぼしいのがない)。

橘圭吾
今期は長編で傑作が多く選考に異様に時間を費やしました。最終的に選考基準は自分の好みということになってしまう 辺りが鑑賞眼が今一つ足りないのでしょう。