Fairy TopIX 2005/H2
2005/12/31 Fairy TopIX 2005/H2 投票要領
2005年下期を対象に、Fairy TopIX 投票を下記要領で試行してみます。

投票宛先
神無太郎宛にメールで投票してください。
集計間違いをなるべく防ぐために、掲載ページ、問題番号、作者、ルール、手数を列記するようお願いします。
また、メールの題名に「Fairy TopIX」を入れていただくとありがたいです。
各部門、何作投票しても構いませんが、上位3作には1位〜3位を明記してください。 投票作に対するコメントもなるべく書くようにしてください。
本賞の運営方法に対するご意見や、担当者応募も同時に受け付けます。

スケジュール
要綱発表:2005年12月31日
投票開始:2006年1月15日
投票締切:2006年2月15日
授賞発表:2006年3月1日

部門手数区分
短編部門:〜15手
中編部門:16手〜49手
長編部門:50手〜

投票集計方法
投票順位に応じて作品毎に下記ポイントを加算し、各部門での合計ポイント順に授賞します。
1位:5点
2位:3点
3位:2点
上記以外:1点

投票対象作掲載ページ
Onsite Fairy Mate - 第99回出題
Onsite Fairy Mate - 第100回出題
Onsite Fairy Mate - 第101回出題
Onsite Fairy Mate - 第102回出題
Onsite Fairy Mate - 第103回出題
Onsite Fairy Mate - 第104回出題
Onsite Fairy Mate - 第105回出題
Onsite Fairy Mate - アンチキルケ作例集
Onsite Fairy Mate - PWC小作例集
Fairy of the Forest - 九州G作品展フェアリー別館 第5回
Takubon's 詰将棋 - 解図日記第1回出題
Takubon's 詰将棋 - 解図日記第2回出題
Takubon's 詰将棋 - 解図日記第3回出題
Takubon's 詰将棋 - 解図日記第4回出題
Takubon's 詰将棋 - 解図日記第5回出題
Takubon's 詰将棋 - 解図日記第6回出題
Takubon's 詰将棋 - 第1回アンチキルケばか詰作品展
Takubon's 詰将棋 - 第2回アンチキルケばか詰作品展
Takubon's 詰将棋 - 第3回アンチキルケばか詰作品展
Takubon's 詰将棋 - アンチキルケばか詰図式集1
Takubon's 詰将棋 - アンチキルケばか詰図式集2
Takubon's 詰将棋 - アンチキルケばか詰図式集3
Takubon's 詰将棋 - アンチキルケばか詰図式集4
Takubon's 詰将棋 - アンチキルケばか詰図式集5
Takubon's 詰将棋 - アンチキルケばか詰図式集6
Takubon's 詰将棋 - ばか詰図式集1
Takubon's 詰将棋 - PWCばか詰図式集
YOMUKA Fairy - 作例集/アンチキルケ以外
YOMUKA Fairy - 作例集/アンチキルケ

2006/03/01 投票結果
2005年下期の、Fairy TopIX 投票結果発表です。

投票者は、若林広、橘圭吾、たくぼん、神無七郎、もず、小峰耕希、酒井博久、ttdiamond、北村太路の各氏。
ありがとうございました。興味深い総評もお楽しみください。
集計結果は以下のとおり。詳細は 投票データ を参照ください。

短編部門
第1位:もず作 アンチキルケばか詰 5手 Takubon's 詰将棋 - 第2回アンチキルケばか詰作品展 7
第2位:もず作 アンチキルケばか自殺詰 6手 Onsite Fairy Mate - 第103回出題 2
第3位:太郎@神無一族作 アンチキルケばか詰 7手 Takubon's 詰将棋 - 第3回アンチキルケばか詰作品展 2

中編部門
第1位:神無三郎作 協力詰 39手 「七隈」 Fairy of the Forest - 九州G作品展フェアリー別館第5回 05-11
第2位:神無七郎作 PWC打歩ばか詰 45手 Onsite Fairy Mate - 第105回出題
第2位:荻絵香木作 協力詰 31手 Fairy of the Forest - 九州G作品展フェアリー別館第5回 05-10

長編部門
第1位:荻絵香木作 協力詰 57手 Fairy of the Forest - 九州G作品展フェアリー別館第5回 05-13
第2位:神無七郎作 ばか自殺詰 100手 Onsite Fair Mate - 第100回出題
第3位:神無三郎作 ばか詰 77手 「狩人」 Onsite Fair Mate - 第102回出題

短編部門は、「アンチキルケ」が独占。たくぼんさんの啓蒙活動が大きく貢献したものと思います。 たくぼんさん、貢献賞はありませんが今後ともよろしくお願いします。
中・長編部門の受賞者は同じ顔ぶれ。べテランの三郎、七郎両氏と肩を並べる荻絵さんの活躍が目を引きます。 荻絵さんの今後が楽しみです。
また、Onsite Fairy Mate と Fairy of the Forest - 九州G作品展フェアリー別館の出題作のほとんどに 投票がありました。両サイトの充実ぶりを示すものでしょう。

投票結果をご覧になった感想等お寄せください。ここに記録していきます。

投票結果感想
2006/03/01 神無七郎
太郎さん、結果集計・原稿作成お疲れ様でした。期待していた全コメント掲載が圧巻で、読み応えがありました。選ばれていた作品もなかなか多彩で、おそらく後年になってネットフェアリー界を振り返るときの良い資料にもなるでしょう。また、今日はアンチキルケ作品展の結果発表もあり、フェアリーにどっぷりと浸ることができました。

2006/03/02 もず
まだざっとしか見ていないのですが、やはりたくさんの作品が挙がっていますね。
鑑賞眼に自信のない私にとって、いろいろな見方に触れられてためになります。

2006/03/02 小峰耕希
神無七郎・もず両氏も書いてらっしゃいますが、やはり全コメント掲載は投票者それぞれの好みが出ていて面白いですね。
僕しか投票してなかったり(第13位のもず作、アンチキルケばか詰図式集 No.12、等かなりある)。今回は人数不足でしたので、3部門合計20作推薦で少しは貢献出来たかなと思います。
でも一番嬉しかったのは自作に1点入っていた事。あれは出題時に予想外の反響があり、自分でも気に入っていました。投票結果に残してくれたもずさんにお礼申し上げます。
最近創作でネタ切れ状態が続いて、新作らしいものが出せていないのですが、何とか今期も1作位は、誰かに投票して貰えるようなものを作りたいと思います。

2006/03/10 北村太路
アンチキルケ作例集の自作はかなり自分で気に入っていたので、若林さんが触れてくれていて嬉しかったです。
九州Gの17手詰は全く意識してなかったので驚きです。
小峰さんには悪いけど、やはり最後3手はありきたりで評価に値しないと自分では思います。
アンチキルケの5手詰は自分ではよくわからなかったところですが、お気に入り投票がその時は多かったので、どんなものかと思っていましたが、中途半端な感じな結果に。自分のにしてはよく出来ていますが、お気に入り度はそう高い方ではない作品なので、まぁこんなものなのかもしれません。

短編部門 投票時のコメントなど
第1位 もず



Takubon's 詰将棋 - 第2回アンチキルケばか詰作品展 7

総合ポイント:16点(1位:2票、2位:2票、3位:0票、次点:0票)

96飛 86角 46馬 31角/22角 36馬 まで 5手

作者受賞コメント
記念すべき第1回の短編部門第1位に選ばれたことを大変うれしく思います。
この作品の着想は「打った合駒を動かす」を5手でというものでした。 普通詰将棋では銀合でいくつかの作例がありますが、 アンチキルケならどうだろうかというわけです。 ここで問題になるのが飛の打ち場所をどうやって限定するか。 はじめから盤上に置いておけば簡単ですが、 それでは芸がないということで考えました。 合駒を8筋に打たせるための遠打として作れたことが 結果として解答競争上有利に働いたと思います。 もっとも、限定の意味付けとしては それより遠くに打てないという意味の遠打は 中途半端なところの限定打よりも実現が容易な部類ですので 作者としては遠打そのものにはそれほど重きを置いていません。
28に飛が復活して26の玉に王手をかける筋などで余詰みやすかったのですが 玉の左下あたりを空けてそれほどごちゃごちゃした印象を与えずに 余詰を防ぐことができたのが幸運でした。
最後になりましたが、Fairy TopIX、そしてフェアリー詰将棋のさらなる発展を目指して 今後もできる限りのことをさせていただきたいと思います。

橘圭吾:2位
「総評など」参照。

たくぼん:1位
難解さもさることながら初手の遠打から始まる構想は秀逸。5手全て好手の完璧な作品。

神無七郎:2位
派手な大技に、一手一手充実した手順。高密度な超短編の代表例。

小峰耕希:1位
出題時に4名(僕もその内の1人)の無解が出た超難解作。
そしてfmが長考の末に示した解を見た時の衝撃は、言葉にしようがありません。
普通なら緩みそうな最終手も、北村手筋で締まって見えます。
本局はアンチキルケ草創期の名局になるのではと思います。

第2位 もず



Onsite Fairy Mate - 第103回出題 2

総合ポイント:14点(1位:2票、2位:0票、3位:1票、次点:2票)

11角 22角 19飛 29飛 88銀 同角成/22馬 まで 6手

作者受賞コメント
短編部門第2位に選出いただきありがとうございます。
この作品は最終手で角を同じ位置で裏返すという アンチキルケならではの手を実現しようという着想でした。 はじめは飛を使って82に復活させようとして うまい図が見つからなかったものの 角で考えてみたら双裸玉で実現できることがわかりました。 盤の大きさと駒の復活位置が噛み合って 思いがけず遠打に限定できたことがうまくいった理由と言えます。
偶数手系は手を出しにくく感じている方もいらっしゃると思いますが、 さらに広い可能性の一端を少しでも感じていただければ幸いです。

若林:3位
短手数アンチキルケの古典となる名作。

橘圭吾:1位
完成度の高さと美しさでは断然もず氏作が優れていると思うので第一位に投票しました。

たくぼん:次点
これは記憶に残る作品。私もこういうのを創ってみたい。

神無七郎:1位
アンチキルケブームで大豊作の短編部門において、完成度と存在感でひときわ光るのが本作。
本賞の門出を祝う作にもなりうると思います。

小峰耕希:次点
最遠打2発+最遠地点の限定合2発が見事。

第3位 太郎@神無一族



Takubon's 詰将棋 - 第3回アンチキルケばか詰作品展 2

総合ポイント:10点(1位:2票、2位:0票、3位:0票、次点:0票)

87龍 88金 98龍 同金/61金 同香成/99杏 同香成/91杏 99金 まで 7手

作者受賞コメント
完成作ではあるが、こじんまりとまとまり過ぎていて、私らしいと言えば私らしいか。
というわけで予想外の受賞で嬉しいと言うより驚いています。

もず:1位
アンチキルケで特徴的な遠距離の駒取りを端的に表現した作品。
最小限の配置から最大限の動きを引き出しただけでなく、 意外性から難易度が高まったことも高評価の一因です。

ttdiamond:1位
詰むのかよこんなの?!という感じでした。龍と香だけの配置に派手な動きが好きです。

第4位 北村太路



Takubon's 詰将棋 - 第1回アンチキルケばか詰作品展 9

総合ポイント:8点(1位:0票、2位:1票、3位:1票、次点:3票)

75角 48金 同王/59王 75角/22角 29金 まで 5手

橘圭吾:3位
「総評など」参照。

たくぼん:次点
やはり第1回のトップ作は外せません。

もず:次点
一拍置いて取らせるお手本のような作品。

小峰耕希:次点
31金/49の紛れ筋を散々読まされた後に作意発見。解後感は抜群です。
作意単体というよりも総体を評価しての推薦。

ttdiamond:2位
派手な動きに緩みない手順。

第5位 たらう



Fairy of the Forest - 九州G作品展フェアリー別館第5回 05-02

総合ポイント:7点(1位:1票、2位:0票、3位:1票、次点:0票)

46角 37飛 同角 28香 15飛 16金 同飛 17桂 18金 まで 9手

もず:3位
個人的に3種合をどう実現するか四苦八苦していた中で、 さすがの出来映えを見せられては選ばないわけにいきません。

酒井博久:1位
精錬極まりない。

第6位 たくぼん



Fairy of the Forest - 九州G作品展フェアリー別館第5回 05-03

総合ポイント:6点(1位:1票、2位:0票、3位:0票、次点:1票)

66飛 56馬 49香 48飛 同香 47と 36飛 45玉 35飛 46玉
57角 まで 11手

若林:1位
ピンされている飛から始まる贅沢なピンメイト。美しいです。

小峰耕希:次点
解図時、ダブルピンの詰上りに気付かず大苦戦。

第6位 縫田光司



Takubon's 詰将棋 - 第1回アンチキルケばか詰作品展 4

総合ポイント:6点(1位:1票、2位:0票、3位:0票、次点:1票)

23桂 同圭/21圭 23桂 同角生/22角 23桂 まで 5手

若林:次点
同一地点3連打。ルールならではの表現。

北村太路:1位
それまで普通にアンチキルケをいじっていましたが、これを見て目が覚めたというか、 面白い方向がいろいろありそうだなぁ、という気にさせてもらいました。

第8位 ゆあん



Takubon's 詰将棋 - 第3回アンチキルケばか詰作品展 10

総合ポイント:4点(1位:0票、2位:1票、3位:0票、次点:1票)

32と 21飛 同と/27と 21金 31飛 11金/41金 52歩成 まで 7手

たくぼん:次点
これは私も解くのに苦労しました。

小峰耕希:2位
受方の手が移動・打・復活の順で全て合駒というのが気に入っています。
第3回アンチキルケ展の中では、僕が一番苦戦した作品でもあります。
お気に入り投票での優勝こそ逃しましたが、ABC評価では1位になっており、 そういう意味でも好局であるのは間違いないでしょう。
ただし配置の広がりが半端ではないので、1位推薦にはしませんでした。

第9位 神無七郎



Onsite Fairy Mate - PWC小作例集 2

総合ポイント:3点(1位:0票、2位:1票、3位:0票、次点:0票)

23角 78歩 同角成/23歩 98玉 21角 76歩 同角成 97玉 98歩 まで 9手

若林:2位
遠打が簡単、とはいえここまで綺麗に表現されていると見事。

第9位 もず



Onsite Fairy Mate - 第103回出題 1

総合ポイント:3点(1位:0票、2位:1票、3位:0票、次点:0票)

91角 55金 同銀/39銀 同龍/82龍 29金 まで 5手

たくぼん:2位
この型の決定版といっていいでしょう。これも完成品。

第9位 太郎@神無一族



Takubon's 詰将棋 - 解図日記第5回出題 C題

総合ポイント:3点(1位:0票、2位:0票、3位:1票、次点:1票)

28金 同飛生 27金 同角生 38金 同飛右生 48金 同角生 49桂 まで 9手

神無七郎:3位
まったく無理作りを感じさせない初形から、まるで「古典」を見ているような出来過ぎた手順。
ストーリー性のある短編。

小峰耕希:次点
成り方を忘れた玉方大駒が忘れられない。

第9位 ぷら



Takubon's 詰将棋 - アンチキルケばか詰図式集 No.13

総合ポイント:3点(1位:0票、2位:1票、3位:0票、次点:0票)

64馬 55桂 同桂/89桂 17玉 29桂 まで 5手

もず:2位
すっきりした配置からの桂のそっぽ復活が感覚を裏切りました。
最後が桂打で終わるのも皮肉です。

第13位 神無三郎



Onsite Fairy Mate - アンチキルケ作例集 ば自系8

総合ポイント:2点(1位:0票、2位:0票、3位:1票、次点:0票)

39香 38飛 同角/88角 35銀 12飛 23角/22角 まで 6手

たくぼん:3位
かなり前の記憶ですが、かなり考えて詰ますことが出来なかった作品。印象に残ります。

第13位 もず



Takubon's 詰将棋 - アンチキルケばか詰図式集 No.12

総合ポイント:2点(1位:0票、2位:0票、3位:1票、次点:0票)

23銀 24玉 51角 13玉 24銀 まで 5手

小峰耕希:3位
たくぼんさんのブログで出題されていたので解き始めたら、全く詰まないのでびっく りしました。
自力で2日だったか考えても詰まず、答えを見たら3手目51角の妙手にまたビック リ。
アンチキルケ展に出題されていたら、迷わずAを付け、お気に入り作品に挙げた事で しょう。傑作です。。

第13位 ゆあん



Takubon's 詰将棋 - アンチキルケばか詰図式集 No.26

総合ポイント:2点(1位:0票、2位:0票、3位:1票、次点:0票)

49香 44桂 同金 同玉/51玉 63桂 まで 5手

ttdiamond:3位
金が復活しないのが面白い。簡素な配置も○。

第16位 もず



Takubon's 詰将棋 - 第3回アンチキルケばか詰作品展 9

総合ポイント:1点(1位:0票、2位:0票、3位:0票、次点:1票)

88王 75桂 65龍 85玉 75香/99香 86玉 78桂 まで 7手

若林:次点
単純に悩ませてくれました。それに尽きます。

第16位 若林



Takubon's 詰将棋 - アンチキルケばか詰図式集 No.18

総合ポイント:1点(1位:0票、2位:0票、3位:0票、次点:1票)

52香生 26龍 51香生/19香 27玉 28銀 まで 5手

たくぼん:次点
これは個人的好みですが、2段モーションの香の動きが好きです。

第16位 ゆあん



Takubon's 詰将棋 - アンチキルケばか詰図式集 No.25

総合ポイント:1点(1位:0票、2位:0票、3位:0票、次点:1票)

53香成 58玉 59香 69玉/51玉 52杏 まで 5手

たくぼん:次点
この簡素な初形から、奥深い内容。すばらしい。

第16位 神無七郎



Takubon's 詰将棋 - 第3回アンチキルケばか詰作品展 8

総合ポイント:1点(1位:0票、2位:0票、3位:0票、次点:1票)

29金 同龍 28銀 同馬/22馬 28銀 同龍/82龍 28銀 まで 7手

たくぼん:次点
やはり第3回のトップ作も外せません。

第16位 小峰耕希



Takubon's 詰将棋 - 第3回アンチキルケばか詰作品展 5

総合ポイント:1点(1位:0票、2位:0票、3位:0票、次点:1票)

25角 35玉/51玉 59香 61玉 45王 25馬/22馬 62金 まで 7手

もず:次点
これは本当に悩みました。

第16位 若林



Takubon's 詰将棋 - アンチキルケばか詰図式集 No.16

総合ポイント:1点(1位:0票、2位:0票、3位:0票、次点:1票)

51香成/99杏 96玉 41馬 97玉 87金 まで 5手

もず:次点
一連の作品がとても面白かったと思います。

第16位 たくぼん



Onsite Fairy Mate - アンチキルケ作例集 ば自系10

総合ポイント:1点(1位:0票、2位:0票、3位:0票、次点:1票)

42角 同歩/43歩 31角成 42角 98歩 96玉 41馬 52飛 97歩 同角成/22馬
まで 10手

もず:次点
少ない駒数できれいにまとまっています。

第16位 神無七郎



Fairy of the Forest - 九州G作品展フェアリー別館第5回 05-03

総合ポイント:1点(1位:0票、2位:0票、3位:0票、次点:1票)

99角 88歩 同角 33桂 同角生 22金 同角生/33金 同銀/21角 23桂 同金/33桂
12歩 まで 11手

小峰耕希:次点
端整な配置からPWC独特の手筋連発。佳作。

第16位 たらう



Fairy of the Forest - 九州G作品展フェアリー別館第5回 05-05

総合ポイント:1点(1位:0票、2位:0票、3位:0票、次点:1票)

37飛 38角 同飛 同香生 66角 57飛 同角 48香 79飛 69金
同飛 59銀 49金 まで 13手

小峰耕希:次点
右端の配置に無理があるのが玉に瑕ですが、 飛を一旦手放して79から使えるようにする構想は見事。

第16位 太郎@神無一族



Takubon's 詰将棋 - 解図日記第2回出題 A題

総合ポイント:1点(1位:0票、2位:0票、3位:0票、次点:1票)

18香 17角 同香 16香 59角 48金 同角 37桂打 同角 14玉
26桂 15玉 14金 まで 13手

小峰耕希:次点
僕が初めて解いたフェアリー作品。これが解けた時の感激と、 自分でも作ってみたいと思ったのが、今のフェアリー狂いに繋がっています。

第16位 たくぼん



Takubon's 詰将棋 - 解図日記第4回出題 A題

総合ポイント:1点(1位:0票、2位:0票、3位:0票、次点:1票)

96角 73玉 85桂 64玉 46角 74玉 73桂成 まで 7手

小峰耕希:次点
両王手での詰上りという狙いが見えず、1週間弱の大苦戦。
締め切り前夜に解けた時の喜びは一入でした。

中編部門 投票時のコメントなど
第1位 神無三郎 「七隈」



Fairy of the Forest - 九州G作品展フェアリー別館第5回 05-11

総合ポイント:14点(1位:1票、2位:3票、3位:0票、次点:0票)

37龍 36角 同龍 同玉 14角 25飛 同角 37玉 35飛 36銀
同飛 48玉 37銀 58玉 68と 同玉 69歩 77玉 79香 78香
同香 86玉 89香 88歩 同香 87桂 同香 96玉 88桂 95玉
96歩 94玉 93金 同銀 72角 83金 同角生 84玉 74金 まで 39手

作者受賞コメント
このたびの芥川賞『沖で待つ』の中に七隈線がちらりと出てきて思わずにやり としました。命名は酒井法師。九州にちなんだ地名からでした。
単玉という地味な(?!)七種合ですが、見る人は見てくれているとひと安心。
銀の処理の仕方がひとつのポイントでした。前半角飛銀合をつくり、中は既成 手順、最後が金合という構成です。ピンされた詰上がりはおまけ。この手のもの、 いつも収束は苦労します。このあたり、正算ですから。
個人としては、条件ものが好きですね。
この先向かうのは、単玉の条件もの、あるいは、七種合+六種不成、ダブル七種合、 七種合+六種成といった複合ものですかね。

若林:2位
今期の七種合の中ではこれが好み。

もず:2位
単玉で七種合は珍しいように思います。さすがの作品。

小峰耕希:2位
これも九州G出題の7種合作品。絶連ではあっても、単玉表現や、 収束に不成が出現する等、れっきとした好局です。
ただ荻絵氏作の事があるので、順不同合だと1位には推せません。

酒井博久:1位
単玉での表現を評価。

第2位 神無七郎



Onsite Fairy Mate - 第105回出題

総合ポイント:10点(1位:2票、2位:0票、3位:0票、次点:0票)

34と/24歩 45玉 44と 55玉 54と/44歩 45玉 55と 34玉 45と 同玉/34と
44と/34歩 35玉 45と 25玉 35と 14玉 25と 23玉 34と 同玉/23と
24と/23歩 43玉 34と 32玉 43と 22玉 33と 同玉/22と 23と/22歩 42玉
33と 31玉 42と 21玉 32と 同玉/21と 22と/21歩 33玉 32と 23玉
33と 12玉 23と 11玉 12歩 まで 45手

作者受賞コメント
たぶん中編の不作に助けられての受賞とは思いますが、記念にはなりますね。
余詰を避けるために中央に置けなかったのが、曲詰としての減点事項。

橘圭吾:1位
作品が少ないためか投票しにくいので第一位は該当なしとしたいです。
その中で順位を上位からつけるとやは神無七郎氏作が良いと思います。なお、該当作 無しが認められない場合はそのまま順位を繰り上げてください。
他部門との相対評価はないので、1位からの投票としました。ご了承ください。

たくぼん:1位
チョット前に解図したので印象に残っているということもあるが、中編ではダントツでしょう。

第2位 荻絵香木



Fairy of the Forest - 九州G作品展フェアリー別館第5回 05-10

総合ポイント:10点(1位:2票、2位:0票、3位:0票、次点:0票)

24飛 25歩 29香 28香 同香 27桂 同香 36玉 28桂 46玉
48香 47銀 同香 55玉 46銀 65玉 87角 76金 同角 同玉
87金 同玉 89飛 88角 同飛 同銀上生 65角 76飛 同角 97玉
98飛 まで 31手

作者受賞コメント
嬉しいです、なはずなのですが・・・いまひとつ釈然とせず・・。 順列七種合を実現するのに力がなく一つの方法しか使えなかったのが、 かえって趣向っぽく見えたとしたらラッキーでした。 選んで下さった方どうも有り難う御座いました。

もず:1位
七種合の系譜はよく知らないのですが、 この手数でよく順列にまとまったと思います。

小峰耕希:1位
順列7種合をほぼ最短ですっきり実現した好局。
飾り駒かと思った下段の大駒が収束で大活躍する点も合わせて、 文句無しで中編部門第1位に推します。

第4位 たくぼん



Takubon's 詰将棋 - 解図日記第6回出題 B題 別案

総合ポイント:8点(1位:1票、2位:1票、3位:0票、次点:0票)

77馬 89玉 67馬 79玉 57馬 69玉 47馬 59玉 37馬 49玉
27馬 48玉 37馬 57玉 46馬 67玉 45馬 56銀 同馬 68玉
77銀 79玉 78馬 まで 23手

若林:1位
楽しい往復。我ながらピンされた攻駒好きですね。今回、TopXIすべての部門で一位にしています。

神無七郎:2位
ちょっと変則的ですが、たくぼん氏の作の改良案を推します。
最初からこの図で発表されるのが望ましかったです。

第4位 神無太郎



Onsite Fairy Mate - 第101回出題

総合ポイント:8点(1位:1票、2位:1票、3位:0票、次点:0票)

51角 62銀 83金 74玉 73金 64玉 63金 54玉 53金 44玉
43金 34玉 33金 24玉 32金 51銀/71銀 まで 16手

橘圭吾:2位
「総評など」参照。

神無七郎:1位
趣向と構想が融合された好作。不作の中編部門においてはかなりの収穫。
第6位 たらう



Fairy of the Forest - 九州G作品展フェアリー別館第5回 05-09

総合ポイント:5点(1位:1票、2位:0票、3位:0票、次点:0票)

28桂 同銀成 18角 27飛 同角 同香生 16飛 26角 同飛 同香
14角 25飛 同角 同と 34飛 35角 同飛 同と右 54角 45飛
同角 同と引 56飛 46角 同飛 同と引 69角 58桂成 同角 47と引
48桂 まで 31手

北村太路:1位
「輪姫」は見たことがあったはずだが、リアルタイムで接してないためか 「周る」「逆回転する」というぼんやりした記憶しかない。
手順は面白く、配置も感心。

第7位 たらう



Fairy of the Forest - 九州G作品展フェアリー別館第5回 05-08

総合ポイント:4点(1位:0票、2位:0票、3位:2票、次点:0票)

25桂 17香 同香 同玉 19香 18飛 同香 同玉 16飛 17金
同飛 29玉 19金 39玉 29金 49玉 39金 59玉 49金 同玉
19飛 29金 同飛 39金 同飛 同玉 49金 29玉 39金 19玉
29金打 まで 31手

若林:3位
流れるような手順が美しい。解いて楽しく鑑賞できる。

もず:3位
うまくまとまったと感じました。

第8位 神無七郎



受方持駒 飛桂香4

Onsite Fairy Mate - PWC小作例集 11

総合ポイント:3点(1位:0票、2位:0票、3位:1票、次点:1票)

21飛 18玉/29桂 11飛生 12香 同飛生/11香 13香 同飛生/12香 14香 同飛生/13香
15香 同飛/14香 16桂 同飛/15桂 17飛 19銀 27玉 18銀 16玉/27飛 37桂
まで 19手

若林:次点
駒柱つきステイルメイト。持ち駒制限をせざるを得ないのが通常のステイルメイトの「将棋」という枠から外れる所だが、 面白ければ何も問題はないと思う。

たくぼん:3位
面白さではこれが1番。盤面に増える玉方の駒がユニークでした。
第8位 神無七郎



受方持駒 角2

Onsite Fairy Mate - PWC小作例集 10

総合ポイント:3点(1位:0票、2位:1票、3位:0票、次点:0票)

25香 23角 同香生/25角 22角 同香生/23角 31玉 43桂 同角/25桂 21香成
同角/43杏 42杏 22玉 13桂成 11玉 12圭 同角引/23圭 32杏 まで 17手

たくぼん:2位
完成度では一番。詰上りが印象深い。
第8位 たくぼん



Fairy of the Forest - 九州G作品展フェアリー別館第5回 05-07

総合ポイント:3点(1位:0票、2位:0票、3位:1票、次点:1票)

89歩 87玉 88歩 86玉 87歩 77玉 99角 88香 同角 76玉
79香 78歩 同香 77桂 同香 67玉 68歩 66玉 78桂 まで 19手

神無七郎:3位
かなり意表の手順。心理的に入りにくい導入部が印象に残ります。
長編向きの素材なので、これが最適の表現とは言いにくいですが。

小峰耕希:次点
好みの作品とはちょっと違うのですが、昨年の特徴の1つだった たくぼんさんの難解作の代表例として挙げておきます。
合駒が課題なのに、その第1弾が8手目にやっと登場するのが意表で、 とにかくなかなか詰みませんでした。

第11位 北村太路



Fairy of the Forest - 九州G作品展フェアリー別館第5回 05-06

総合ポイント:2点(1位:0票、2位:0票、3位:1票、次点:0票)

69龍 59金 同龍 同と 48金 同玉 47金 同玉 49香 48角
同香 同玉 93角 66飛 同角成 47玉 48飛 まで 17手

小峰耕希:3位
作者にとっては不満な作品であった様子ですし、 他の解答者の反応も賛否相半ばでしたが、 個人的には収束の角の最遠打〜飛中合の流れが好きです。 とはいうものの、積極推薦というよりは消去法的推薦ですが。

第12位 若林



Onsite Fairy Mate - アンチキルケ作例集 ばか系4

総合ポイント:1点(1位:0票、2位:0票、3位:0票、次点:1票)

55角 12玉 11角成 23玉 22馬 34玉 33馬 45玉 55馬 34玉
56馬 33玉 66馬/88馬 23玉 33馬 12玉 24桂 まで 17手

たくぼん:次点
馬鋸がなかなかいい味。

長編部門 投票時のコメントなど
第1位 荻絵香木



Fairy of the Forest - 九州G作品展フェアリー別館第5回 05-13

総合ポイント:21点(1位:3票、2位:2票、3位:0票、次点:0票)

15歩 同玉 16歩 同玉 17歩 同玉 97龍 16玉 17歩 15玉
16歩 14玉 15歩 13玉 93龍 73角 14歩 同玉 15歩 同玉
16歩 同玉 17歩 同玉 97龍 67香成 18歩 16玉 96龍 66杏
17歩 同玉 97龍 37桂成 18歩 16玉 17歩 15玉 95龍 65杏
16歩 同玉 96龍 36圭 17歩 同玉 97龍 77金 18歩 16玉
17歩 15玉 16歩 14玉 15歩 13玉 23香成 まで 57手

作者受賞コメント
有り難う御座います。多くの人に楽しんでもらえる作品が出来たようでうれしいです。 あの作品がそんなに斬新なものであるという認識はなかったので、驚きました。 大学受験のため一年は休業しますが、これからも自分らしい作品を作っていけたらいいと思います。

若林:1位
ピンされた龍による合駒操作に唸る。

神無七郎:2位
新人荻絵氏のデビュー作。その真価が発揮されたのは第6回の作品だと思いますが、 これは次回の楽しみに取っておきましょう。

もず:2位
ピンとうまく組み合わせた配置で 移動合の順序がパズル的にきちんと定まってくるところが 理知的な印象を与えていました。

小峰耕希:1位
僕は筋が読めたので解図に際して苦労はしませんでしたが、 端に閉じ込められた竜で受方駒を操る手順に感心しました。
第6回九州G別館作品展では本局をヒントにした作品が複数出現しており、 その影響力からしても受賞する資格は充分あると思います。

酒井博久:1位
完成品とは言えないが、後への影響力を評価して。

第2位 神無七郎



受方持駒 なし

Onsite Fair Mate - 第100回出題

総合ポイント:19点(1位:3票、2位:1票、3位:0票、次点:1票)

37馬 18玉 19馬 17玉 28馬 26玉 37馬 17玉 26馬 18玉
27馬 19玉 37馬 18玉 19馬 同玉 26香 29角 同飛 18玉
28飛 17玉 18飛 26玉 28飛 27香 59角 48桂成 同角 17玉
26角 同玉 18桂 17玉 27飛 18玉 28飛 17玉 18飛 26玉
29香 28角 同飛 17玉 27飛 18玉 17飛 同玉 39角 28飛
同角 26玉 19角 17玉 47飛 同桂生 28角 26玉 39角 28飛
同香 17玉 26香 同玉 48角 17玉 37飛 26玉 47飛 37香
同角 17玉 19角 27桂 28角 26玉 37角 17玉 19香 同桂成
48角 27香 同飛 18玉 28飛 17玉 18飛 同圭 39角 28飛
同角 26玉 17角 同玉 47飛 37角 29桂 26玉 28香 同圭 まで 100手

作者受賞コメント
これはまとまりの良い作品なので、自分でも結構気に入っています。
内容的には長編と言うより、長い中編なのですが。

若林:2位
自分で解いた難しめの長編だから、というのも否めないが、密室で呼び出しハガシは初めて見させてもらいました。

橘圭吾:1位
一位と二位は甲乙付け難いのですが個人的な好みで七郎氏作を上位にさせてもらいま す。いずれも、密室内での行われる手順として面白く好作だと思います。

たくぼん:1位
持駒制限がありながら細かいやり取りで100手とは・・・実に楽しく解図した記憶があります。
今期の中では文句無くトップです。

もず:1位
この作品についてはかなり考えたのですが、 うまく理解できていません。
それでも推さないわけにはいかないだろうという気がします。

小峰耕希:次点
本局は僕がフェアリーに興味を持つ以前の発表なので、 個人的には余り強い印象はありませんでしたが、 PC画面上で並べたり、当時の解答者の評判を読んだりすると、 素晴らしい大作・傑作であるらしいとわかります。
よって推薦から外す事は出来ないと判断し、1点献上する事にしました。

第3位 神無三郎 「狩人」



Onsite Fair Mate - 第102回出題

総合ポイント:14点(1位:1票、2位:2票、3位:0票、次点:3票)

37角 28香 同角 同玉 29歩 17玉 19香 18角 同香 27玉
39桂 37玉 19角 28香 同角 48玉 37角 39玉 28角 48玉
39角 37玉 48角 27玉 28歩 同玉 39角 27玉 29香 37玉
28角 27玉 19角 28香 同香 37玉 39香 同と 27香 28香
同角 48玉 39角 37玉 48角 27玉 29香 28香 同香 同玉
29香 19玉 37角 28香 同角 18玉 19香 27玉 37角 28香
同香 37玉 39香 38角 同香 28玉 29歩 39玉 17角 28香
同角 48玉 37角 38玉 39香 27玉 28歩 まで 77手

作者受賞コメント
詰上がり突歩詰の狩シリーズ。作者はあまり突歩詰は意識してはおりません。 たまたま偶然そうなっているだけです。むしろ角と香の駒の交換にときおり歩 や桂の合を楽しんでもらうのが主題です。
この作品は、正算+逆算。39桂打からの逆算がうまくいって、駒数が減って初形 がシンプルにできたのが何よりでした。これだけの手数なのに狭い限られた空間 で、11マスと制限されている上に、右下の3x3に玉以外の駒を置いていないという 表現にも満足しています。持駒制限をかけるともっとすっきりしますが。。
角香香歩など駒の交換もうまくいきました。駒数を減らす逆算がポイントでこ れは経験で引き出しをいくつか持っているかが作品の出来上がりに大きく影響し てきます。

(ただこの作品まだまだ長編と呼べるかどうか、他の分類が必要かも。。)
長編を更に分類して、
50手〜99手
100手〜199手
200手以上としたらどうでしょうかね。
テーマによって表現が違ってくると思うのですが。

若林:次点
これはオーソドックス。77手という手数で、綱渡りのような手順。 「客観的」に拘ればこれはもっと評価するべきかと思う。

橘圭吾:2位
一位と二位は甲乙付け難いのですが個人的な好みで七郎氏作を上位にさせてもらいま す。いずれも、密室内での行われる手順として面白く好作だと思います。

たくぼん:2位
解図するのは本作のほうが大変でした。流れが読みにくいのです。好作であることには間違いありません。

神無七郎:1位
パズル的色彩の強い長編。単純な素材から粘り強い長手順を構築する技術は作家として学びたい。

もず:次点
自分は解けなかったのですが、並べて楽しい作品でした。

小峰耕希:次点
本局、出題時に解いてみようと思い、少しは考えていたのですが、 序盤の手の繋げ方がわからず、結局匙を投げてしまいました。
ただ歯が立たなかったとはいうものの、一応は解こうと努力した作品なので、 その他(次点)で挙げた七郎さん作よりは若干思い入れは強いです。

第4位 神無七郎



Onsite Fair Mate - PWC小作例集 1

総合ポイント:6点(1位:0票、2位:3票、3位:0票、次点:0票)

18金/28金 29玉/19銀 28金右/18金 同と右/37金 18銀/19金 同と上/27銀
28金/38と 同と左/18金 38銀/27と 同と引/39銀 19金/18金 39玉/29銀 38金/37と
同と右上/47金 28銀/29と 同と右上/37銀 48銀/37と 同と引/49銀 29金/19と
49玉/39銀 48金/47と 同と右上/57金 38銀/39と 同と右上/47銀 58銀/47と
同と引/59銀 39金/29と 59玉/49銀 58金/57と 同と右上/67金 48銀/49と
同と右上/57銀 68銀/57と 同と引/69銀 49金/39と 69玉/59銀 68金/67と
同と右上/77金 58銀/59と 同と右上/67銀 78銀/67と 同と引/79銀 59金/49と
79玉/69銀 78金/77と 同と右上/87金 68銀/69と 同と右上/77銀 88銀/77と
同銀成/99銀 同銀/99全 同と引/89銀 69金/59と 89玉/79銀 88金/87と 同金/97金
78銀/79と 同と右/87銀 98銀/87銀 同全/99銀 79金/69と 99玉/89銀 98金/97全
同銀生/87金 88銀/89金 同全/97銀 89金/79金 同全/88金 98金/88銀 まで 69手

若林:3位
苦労させていただきました。入れ換えパズル自体は極光IIでもありましたが、 自力で解いたのは初めてなので。これも解いたから、という要素を含みます。

橘圭吾:3位
三位は新興ルールの趣向作品の作例集一番を推薦したいと思います。

もず:3位
PWCでの長編というだけでなく 金銀と の入れ替えがうまく機能していました。

第5位 森茂



Fairy of the Forest - 九州G作品展フェアリー別館第5回 05-12

総合ポイント:5点(1位:0票、2位:1票、3位:1票、次点:0票)

25と 同龍 34と 46玉 24角 35龍 同角 55玉 46角 同玉
48飛 47角 同飛 55玉 19角 28歩 同角 37桂 同角 46香
67桂 同歩生 46角 66玉 55角 65玉 66歩 76玉 77香 同玉
65歩 66銀 同角 76玉 77銀 85玉 95飛 同金 76銀 96玉
97金 同玉 99香 98飛 同香 同玉 96飛 97金 同飛 89玉
99金 まで 51手

神無七郎:3位
7種合と分かっていても、随所で考えさせられる好作。

小峰耕希:2位
竜移動合から始まっての7種8回の合駒が出てくる作品。
▲1九角に対する合駒の順番の限定技術が巧妙であり、 ▲6七桂△同歩不成の手順を入れないと後が続かない機構が秀逸です。

第6位 太郎@神無一族 「南の空」



Takubon's 詰将棋 - 解図日記第4回出題 B題

総合ポイント:2点(1位:0票、2位:0票、3位:1票、次点:0票)

12歩 同玉 13歩 同玉 14歩 24玉 25歩 35玉 36歩 同玉
37歩 同玉 38歩 48玉 49歩 57玉 58歩 56玉 57歩 55玉
56歩 64玉 65歩 75玉 76歩 同玉 77歩 87玉 88歩 98玉
99歩 97玉 98歩 96玉 97歩 95玉 96歩 94玉 95歩 93玉
94歩 92玉 93歩成 91玉 82と 同銀 92歩 同玉 93歩 同玉
94歩 92玉 93歩成 91玉 82と 同角生 92歩 同玉 93銀 91玉
82銀生 92玉 81角 まで 63手

小峰耕希:3位
僕が始めて挑戦した長編フェアリー作品。主眼部分は見抜けたものの、 締め切り近くなってからの解図開始だったのが災いし惜敗。
61手目の銀不成が見えてさえいれば快挙達成だったのですが…。
そんな訳で非常に思い出深い作品です。

第7位 神無七郎



Onsite Fair Mate - 第105回出題 別案

総合ポイント:1点(1位:0票、2位:0票、3位:0票、次点:1票)

54と 45玉 44と 35玉 34と 25玉 24と/34歩 35玉 25と 44玉
35と 同玉/44と 34と/44歩 45玉 35と 54玉 45と 同玉/54と 44と/54歩 55玉
45と 64玉 55と 同玉/64と 54と/64歩 65玉 55と 74玉 65と 同玉/74と
64と/74歩 75玉 65と 85玉 75と 94玉 85と 83玉 74と 同玉/83と
84と/83歩 63玉 74と 72玉 63と 82玉 73と 同玉/82と 83と/82歩 62玉
73と 71玉 62と 81玉 72と 同玉/81と 82と/81歩 73玉 72と 83玉
73と 92玉 83と 91玉 92歩 まで 65手

若林:次点
これはこの初形の方が綺麗だと思います。

総評など
若林
若林@フェアリーしかやらない人です。
そろそろ応募がないと……ということで 気が早いですが投票します。経過からだらだら書いたので 結論だけなら最後まで飛ばしてください。
ではよろしくお願いします。作家だけでも投票が集まるといいですね。

ざっと目を通してピックアップ……第一次

OFM100回 神無七郎 呼び出しハガシの密室もの。長
OFM102回 神無三郎 オーソドックスな密室もの。長
OFM103回 もず氏の2,1。短
OFM105回 神無七郎 参考図のPWC65手を採りたい。長
アンチキルケ作例集 ば自26 北村 今賞を出してしまうにはもったいないか? 短
アンチキルケ作品展 かしこ1 七郎 即馬ノコでかしこ、という発想力に。長
PWC作例集(すべて神無七郎)
PWC01 入れ換えパズルは極光IIにかけ算までした物が存在するが、これはこれで。長
PWC02 遠打の実現としては申し分ない。短
PWC11 駒柱による綺麗なステイルメイト。中
PWC12 この時期にこの長編が出せるだけで評価できるかな? 長
たくぼんの解図日記第6回出題、太郎氏修正案。中
図式集からは面白いものはあるけれど、是非取りあげたいものが浮かばず。
アンチキルケ作品展1 縫田 短 同一地点連打の発想に。
アンチキルケ作品展3 もず 短 単純に一番悩んだので。
九州G5回
G03 たくぼん 贅沢な収束も手順も良い。短
G05 たらう 密集系。短
G08 たらう 流れるような手順。中
G11 三郎 七種合からひとつ。中
G13 萩絵 どうもピンが絡んだ作品は好みのようだ。長

ソートして脳内会議。……第2次

・短編
OFM103回 もず氏の2,1。短
アンチキルケ作例集 ば自26 北村 今賞を出してしまうにはもったいないか? 短
PWC02 遠打の実現としては申し分ない。短
アンチキルケ作品展1 縫田 短 同一地点連打の発想に。
アンチキルケ作品展3 もず 短 単純に一番悩んだので。
G03 たくぼん 贅沢な収束も手順も良い。短
G05 たらう 密集系。短

この中ではG03が抜けている。一位。PWC02、もず氏の2番。
並べてみたら1〜3位は迷わなかった。
ではどれを残すか。縫田作、作品展のもず氏を残そう。

・中編
PWC11 駒柱による綺麗なステイルメイト。中
たくぼんの解図日記第6回出題、太郎氏修正案。中
G08 たらう 流れるような手順。中
G11 三郎 七種合からひとつ。中

手数としてフェアリーでは中編が極端に幅が狭い気はする。
あえて順位を付けるなら解図日記のばか詰(修正図)を推したいが。
G08は解いて好感が持てるので残したい。
PWC11は選外として挙げておこう。

OFM100回 神無七郎 呼び出しハガシの密室もの。長
OFM102回 神無三郎 オーソドックスな密室もの。長
OFM105回 神無七郎 参考図のPWC65手を採りたい。長
アンチキルケ作品展 かしこ1 七郎 即馬ノコでかしこ、という発想力に。長
PWC01 入れ換えパズルは極光IIにかけ算までした物が存在するが、これはこれで。長
PWC12 この時期にこの長編が出せるだけで評価できるかな? 長
G13 萩絵 どうもピンが絡んだ作品は好みのようだ。長

さて、自分で解いた嬉しさという意味ではOFMなのだが。
作品としての面白さという意味ではG13だろう。
密室ものは決定打「匣の中の失楽」があるわけだけれど、 自分で解いていないのでどうだろう。ここはOFM100回を採る。
PWC01も解いて楽しい? 趣向作。
これでは「狩人」が追い出されてしまうが。さてどちらにしよう。
七郎氏のPWC65手は正式発表か微妙なのだが。うーむ。

橘圭吾
短編部門
第一位、OFM102回Aもず氏作
第二位、アンチキルケばか詰第二回作品展もず氏作7番
第三位、アンチキルケばか詰第一回作品展北村太路氏作9番
コメント
完成度の高さと美しさでは断然もず氏作が優れていると思うので第一位に投票しまし た。
他は作品を解いたり、鑑賞したりして面白いと思った順番になっています。
中篇部門
第一位、該当作なし
第二位、OFM第105回神無七郎氏作
第三位、OFM第101回神無太郎氏作
コメント
作品が少ないためか投票しにくいので第一位は該当なしとしたいです。
その中で順位を上位からつけるとやは神無七郎氏作が良いと思います。なお、該当作 無しが認められない場合はそのまま順位を繰り上げてください。
長編部門
第一位、OFM第100回神無七郎氏作
第二位、OFM第102回神無三郎氏作「狩人」
第三位、OFM作例集PWC一番
コメント
一位と二位は甲乙付け難いのですが個人的な好みで七郎氏作を上位にさせてもらいま す。いずれも、密室内での行われる手順として面白く好作だと思います。
三位は新興ルールの趣向作品の作例集一番を推薦したいと思います。
総評
異なるルールを評価するのはかなり難しいので、結果並べてみた感触と個人的な好み による投票になっています。今後、ネットでの発表が増加した場合には、ばか系・自 殺系・ステイルメイト系ぐらいには分類しての投票が良いかなと思いました。

たくぼん
【短編部門】 数が多くて弱りました。ルールが違うものを比較するのは難しいです。
私が他のルールを選ぶと言うのも変ですからアンチキルケ主体となりました。
【中編部門】 ほとんどないので逆の意味で苦労しました。
【長編部門】 今期はOFM出題の争いでした。来期は壮絶な戦いになりそうです。
3位 OFM掲示板(YOMUKA Fairy作例集/アンチキルケ以外) もず作 マドラシばか詰 69手
 先手の持駒が邪魔駒って普通は考えられない。それを実現してくれたということで1票。(掲示板掲載は3月だけどいいのかな?)
→発表時期が対象外&参考図扱いということで、投票対象外としました。ご了承ください。
【総評】 今期は、中・長編の候補が少なく残念でした。七郎さんグランドスラム達成は短編がやや苦しいのでどうでしょうか? 結果が楽しみです。
来期は、対象ページが増えそうですのでまた楽しみです。
1つだけ、作意が未記入の場合は投票しにくいので作意も掲載していただけるとうれしいですね。

神無七郎
短編部門は大豊作。選に漏れた作にも多数の好作がありました。アンチキルケブームに火をつけた、たくぼん氏の功績は大です。
中編は逆に砂漠地帯。フェアリーは毎年こうなので、手数区分とかを見直さないといけないかも。
長編はまあまあと言ったところ。この賞が定着すれば、大作も続々とネットで発表されることになるでしょう。

候補作全体を見回すとやや物足りない所もありますが、事前告知なしの初年度にしては上出来でしょう。
来年度以降この制度が定着すれば、作品レベルは確実に上昇すると思います。
また、紙媒体だと作家達がその時に熱中している分野と、それが誌面へ反映される時点にはかなりのタイムラグがあるので、 「作家達の今」を伝える意味でも、ネット表彰の意義は大きいと思います。

個人的には「選考」でなく「投票」だったので、気が楽でした。

もず
こうして選ぶのは初めてでかなり悩みました。
他の方とは違った順位かもしれませんが、それも一興ということで。
今回はまだ対象作品数が少ない方だったので、 次回以降はさらに悩みが深まりそうです。

小峰耕希
★短編部門は多数大激戦。取捨選択するのは面倒だったので、 基本的には印象に残ったものをただ論ったという所です。
★ただしアンチキルケばか詰作品展は、好作が多過ぎたので、 各回で最も良いと感じた作品を代表として挙げておきました。
★中編部門はやはり物足りないですね。荻絵氏作(1位推薦)のみが 飛び抜けていて、後続が無かったように思います。
★ジュエルボックスが本部門の発展に繋がると良いですね。
★そういえば僕のデビュー作も中編でしたねぇ…。 いくら手薄とはいっても投票して貰えないでしょうけど…。
★長編部門は数は少ないけれど傑作揃いでした。
★本当は七郎さんの100手や、三郎さんの「狩人」の方が 賞にふさわしいのかも知れませんが、 今回は敢えて個人的な思い入れを優先しています。
そんな選び方は余りよくないのかもわかりませんが、 それはそれでありではないかと判断しました。

ttdiamond
決して,太郎さんに取り入ろうというのではないのですけど(笑)
この週末に頑張って眺めてみたのですが,もうお腹いっぱい,というか正直なところ消化しきれませんでした(汗)。
日頃から好きで取り組んでいないと難しそうですね。
もともとがついたて専門でしたから,なるべく新しいルールも好きになろうと思います。

北村太路
最近、調子が悪いので、対象作を見ても全然心が揺さぶられません。
自作だけ可愛くてしょうがありません。

お気に入り作投票でパッと作品が思い浮かばないのは、お気に入りじゃない証拠かも しれません。
替わりに、後世まで伝えたい作品!というのを選ぼうにもどれを選んでよいのやら。

なかなかいいかな?と思っても、前例があったりすることもあるので。
前例を知らなすぎるのも問題ありです。

スルーしようかなぁ。と思っていたのですが、パターンマッチング○村○○にひっか かっては 送らないわけにはいかないかなぁ、と。

お気に入りなので、気楽に送ります。
気楽に臨んでも、ちっとも推す気もおこらず、上位3作もありませんでした。

・・・
短編は以上1作

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中編は以上1作

長編は手順が長くて、気に入ることはあまりない。
ので0作