太郎の著作/日記(アーカイブ3)
2008年09月20日 大山曜はどこへ行く
アストゥーリアスのリーダーというか、アストゥーリアスそのものである大山曜がメンバー募集を始めた。
 
エレクトリック・アストゥーリアス(仮) メンバー募集のお知らせ
 
1990年前後、多数のゲストを含む多重録音(マルチアス)の作品を発表するも活動収束。
2004年、アコースティック編成(アコアス)で復活。精力的にライブを展開。
2006年、バンド編成(エレアス)のライブ敢行。アコアスの新譜発表。その後アコアスのライブ活動停滞。
2008年、マルチアスのアルバム完成。エレアスのメンバー募集開始。
 
どの編成もいいのだが、同時進行していないのがファンとしてはつらい。
せめて1年に1度はどの編成でもいいので新譜を出して欲しい。
2年前がアコアス、今年がマルチアス、2年後にエレアス、さらに2年後にアコアスなんて待ってられないですよ、大山さん。
 
2008年09月13日 アウター・リミッツのライブに行く
アウター・リミッツのこと
武蔵野音楽大学の学生であった塚本周成(キーボード。杉本音楽学院創設)、 杉本正(ベース。現在、神奈川フィルハーモニー管弦楽団にコントラバス奏者として在籍)、 川口貴(バイオリン。現在、日本フィルハーモニー交響楽団在籍)を中心として結成された超シンフォニック志向のプログレバンド。 1980年代に5枚のアルバム発表後活動休止。2007年に20年振りの新譜「ストロマトライト」発表。
現メンバーは前記3名と荒牧隆(ギター)、桜井信行(ドラム)。
 
今回は久しぶりに嫁さんと沼袋はサンクチュアリでのアウター・リミッツのライブに出かけた。 沼津駅前の駐車場は24時間800円に値下がりしていた。結構空きもあり、 やっぱり景気わるいのかなぁ、と思う。
 
17:05 沼袋
予定通り到着。帰りの時間が厳しい可能性が高いので切符を買っておく。
 
17:15 味王
夕食は台湾料理。ドリンク無料のクーポンを使ってウーロン茶2つたのむ。本当にウーロン茶でいいのか確認される。 普通はアルコール?
檸檬鳥、海老の生春巻き、台湾式焼きそば、海鮮ラーメンを注文。 檸檬鳥はから揚げのオレンジジュース和え?(嫁さん分析)で、ちょっと味が薄かった。焼きそばは想定通りの味。 春巻きとラーメンは普通。まずまず。
 
17:45 サンクチュアリ
開場15分前。まだ数人しか来ていない。
目の前を高校生と思しき女の子が自転車を押して通る。
嫁さん「(ハズと同じ)高校生だよね、きっちりメイクしてる」
太郎「東京だもん」
嫁さん「うちは田舎でよかった」
 
開場時間前には結構人が集まってきた。 しかし、年齢層が異様に高い。平均40代と見た。 さすがに古参バンドか。
 
18:00 開場
例によって手際の悪い入場案内が始まる。3連休で3バンドが出演する。その通し券購入者が優先で、 買った場所毎に入場順が決まっている。十数人が入ったかなぁ。その後、13日のチケットのみの購入者で、 最前列の左端に座れる。モニターの真横なのが気になったが、結局あまり影響はなかった。
 
ステージの上に並べられている楽器を見る。
ベースは6弦(生では初めて見た)と8弦 (これも初めて見た。最初は普通の4弦だと思っていたが演奏時によく見たら復弦が張ってあった)。
バイオリンは白の共鳴ボディー付き。
キーボードはRolandが6台。
 
19:05-21:30 開演
5分遅れの開演。
バイオリンの川口さん、いきなりDAIGOのポーズ。かなりお茶目な人であった。
ライブ中も、本物のプログレ、プログレの真髄を聴かせる、と何度も力説してました。
1. Cosmic Velocity
嫁さん「イエスだっけ、カセットに吹き込んでもらったの」結婚前の話じゃん、よく覚えていないけど、たぶんイエスでしょう。
嫁さん「感じが似てる」ああ、絶対イエスね。
太郎「プログレの王道だからね」いわゆるシンフォニックロックというやつである。
2. Consensus
ステージ右端にいる川口さん、結構左側向いて演奏している。座っている位置からは遠いけど正面から見る感じ。
3. algo_rhythm.c
ハードなナンバー。良い。
4. Caprice
バイオリンソロ。
5. Spiral Motion
6. Cannot Remember You
ここからスローな2曲。 荒牧さん、ネックだけのアコースティックギターに取り替える。(ピックアップ付き?)
7. Lullaby
8. Organ Small Works No.4
オルガンソロ。CDではもちろんパイプオルガン使用。
9. Constellation
20:30。新譜からの選曲の前半終了。
休憩はないようだ。余裕で帰れる。
10. Misty Moon
旧作の名曲その1。良い。10分近い大作。
11. The Scene of Pale Bulue
旧作の名曲その2。良い。20分近い大作。
en. Discoloured Ice
en2. Spanish Labyrinth
アンコール2曲目、曲名わからず。後で調べたらこれだった。妙にテクニカルでアウター・リミッツとしては異色かも。
 
嫁さん「なんで日本語で歌わないの?」ワールドワイドで勝負するため?
嫁さん「ボーカルいらないんじゃない?」最初はボーカルいたんだけとね。(もともと弱かったけど、それも味?)
嫁さん「最後の曲、KBBみたいだったね。KBBはあれ聴いて影響受けたとか」KBBの初期は結構シンフォニックなので、それはないかと。
嫁さん「どの曲も終わりが良く分からなかった」たぶん練習不足かと。
嫁さん「(演奏が)凄いの聴きすぎ?」それはそうかも。
 
ぎりぎりではなかったけどまた終電。疲れる。
次はアストゥーリアス。開始時間が遅いので、一泊するか、ムーンライトながらに挑戦する予定。きっとまた疲れる。
 
2008年09月08日 プログレッシブロックの作り方
というDVD購入。日本のプログレの最高峰と形容されることの多いケンソー(ケにアクセントあり。県立相模原高等学校の略称らしい)のDVDだ。
とりあえず観てみる。なんだか、ギターの清水とキーボードの小口のプログレ談義に終始している。演奏ほとんどなし。なんじゃこりゃと思っていたら、 2枚組みで、もう一枚の方が演奏中心だった。
で、2枚目を観てみる。いきなり世紀の名曲「麻酔パート2」を材料にして変拍子の解説。
この曲は、
7/8, 7/8, 7/8, 3/4,
7/8, 7/8, 7/8, 3/4,
7/8, 7/8, 7/8, 3/4,
7/8, 7/8, 7/8, 4/4,
という変拍子パートのAセクションと、4/4の小節が連なるBセクションが主要パートとなっている。(Aセクションの16小節目は3/4ではなくて4/4なので、念のため)
で、Aセクションを通常よりゆっくり演奏したり、全小節を7/8拍子で演奏したり、全小節を4/4拍子で演奏してみせたりしている。
意外なことに、全小節4/4の場合が、一番気持ち悪く聴こえた。変拍子に浸り過ぎかも。
この後もケンソーの楽曲の解説が延々と続く。面白い。
 
2008年09月01日 不愉快な買い物
ここのところ不愉快な買い物が立て続けにあったので書いておく。
 
日本のアマゾン
ブラジルのプログレバンド、サグラドの1枚目と3枚目のCDを注文するも1ヶ月以上音沙汰なし。輸入盤なので時間がかかるのはわかるが...
待つ気が失せたのでキャンセル。
 
米国のアマゾン
サグラドの1枚目と3枚目を注文する。1枚目は普通に到着したが、3枚目の中身は2枚目だった。
で、連絡したところ再送してくれるとのこと。で、また中身は2枚目だった。
再度連絡したところ、普通はこんなことはないとカスタマーサービス。どちらもFで始まる英語ではないタイトルなので、 アメリカならあるんじゃないの?と思ってしまう。
再再送分は未着。その後、在庫なしの連絡が...
 
川崎の CLUB CITTA'S
メジャーところのプログレバンドのライブも行うライブハウス。
CDの通販もやっていて、クイーンのコピーバンドのKWEENのCDを注文したが、2週間以上音沙汰なし。 もういらないのでキャンセルというメールを出したら、その翌日発送してきた。当然キャンセルメールへの返信はなし。
いったいどういうつもり?と聞いたところ、メールと入れ違いで発送してしまったとのこと。到底信じられません。 到着したCDは、宅急便の梱包も解いてません。どうするかなぁ。
 
目白のワールドディスク
プログレCD専門店。
アストゥーリアスのライブチケットを買いに行ったところ、タイミングから見て、どうも整理番号が若くない。
太郎「これ、一番若い番号なんですか」
店員「身内に取り置きしてまして」そういうルールは広報されてないんでは?アンフェアでは?まあ取り置き用のチケットと交換してくれましたが、 聞かなかったら、そのまま?
 
2008年08月31日 KBBのライブに行く
ハズとソンと3人で出かける。
 
17:15 吉祥寺
パスタのお店に入る。なんちゃらサラダ、カルボナーラ×2、カルボナーラのピザを注文。 この時間なのにまだランチタイムらしい。ドリンクバーが只で付いてくる。ラッキー。
二人を残して会場にチケットを買いに行く。戻ってきたらすでにサラダは食い散らかされていた。 ソンのピザも着ていて、1片もらう。なかなか美味。パスタも期待できるかも。
しかし、パスタはイマイチだった。ソースが結構固まっていて、これは好みなのだが味がイマイチしっかりしてない。 沼津の駅前の地下のお店のカルボナーラがまだ一番です。ボリュームもあるし。
ハズがアイスが食べたいというので、パスタ屋さんを出てサーティワンへ。なんだか凄い行列。 待っていると開場時間を過ぎそうなので、ファミリーマートに変更。あとで判ったが31日はサーティワンの日でお買い得になっていたらしい。
 
開場の15分くらい前に会場のシルバーエレファント前に到着。ハズの天敵、赤シャツの姿も。雨が降ってくる。会場前のビルの中に避難。
 
18:30 開場
こんなに狭かったかなぁ、という感じ。いす席は30〜40くらいしかない。ソンと二人で最前列中央やや右よりの席へ。 ハズはその後ろにいたはずが、いつの間にか最後列右端の席に。
ドリンクをバーカウンタで受け取ったあと、物販コーナーでKBBのCD購入。おまけでこんなシールを貰う。
 

 
これ、一噌さん関係のものでは?
 
19:10-20:20 第一部
1. Backside Egde
いつもはアンコールで演奏される曲だが、今日は1曲目。
2. Stratosphere
3. WEIGH ANCHOR!
4. 020
まだタイトルが決まっていない新曲。ロックとジャズと音頭の融合?を目指したんだとか。
壷井「ただ繋げているだけじゃん」
壷井「音頭に入る合図は決めていたけど、抜ける合図を決めていなかった。いつまで音頭やってんですか菅野さん!」
壷井「CD買うと一噌さんの変な風船の絵のシールを差し上げます。先着22名様。本当は私が参加している一噌さんのCDを買った人限定なんですが、 面倒なのでどれでもOKにしました」。上の写真がそうです。
一噌「お〜い、壷井君!」椅子に座れず階段に腰掛けていた一噌さんが反応。
壷井「あっ、一噌さん。来ていたんですが。え〜っ、訂正です。一噌さんのCDを買った人だけ素晴らしいシールを差し上げます。 一噌さんのCDを買わないでもらった人は返却してください。」俺だぁ。
壷井「一噌さん、笛は持ってきていないですか」
一噌「今日は持ってきてない」残念!
5. Order from Chaos
 
ソン「田植えやるかな」やるんじゃない?
 
20:40-21:55-? 第二部
6. Lagoon Nebula
7. LAVENDER HILL
8. 20080817
できたての新曲。KBBにしては大らかというか平和な感じの曲。
9. Age of Pain
10. Inner Flames
en. Discontinuous Spiral
en2. ?
 
ハズ「ポルノ聴こうとしたけどうるさくてダメだった」なんじゃそりゃ。
ハズ「最後の方の曲で、女の人がみんな体動かしていた」Inner FlamesとDiscontinuous Spiralね。それは仕方ない。
残念ながら田植えはなし。
終電の関係でまた最後まで聴けず。
 
2008年08月30日 しらせのライブに行く
しらせのこと
一噌幸弘が日本人らしい“高速アコースティック”な音楽を求めて各界の超絶技巧メンバーを集めて結成。
グループ名「しらせ」とは、自身の楽曲の進行を説明するときによく使う言葉。 次の段(だん)=シーンに移るための合図の手組(てぐみ)=メロディに由来する。
当初のメンバーは一噌幸弘(能管・その他)、壷井彰久(ヴァイオリン)、高木潤一(ギター)、吉見征樹(タブラ)、茂戸藤浩司(太鼓)、 そして2007年3月より山田路子(能管・篠笛)、村中俊之(チェロ)が参加する。
 
今回はおにぃと。
沼津はすっかり晴れていたのに、新幹線で小田原を過ぎたあたりからもの凄い雨に。
おにぃ「おれ、傘持ってきてねぇ」
太郎「大丈夫、外に出なくても着けるから」なんと沼津駅から会場の世田谷パブリックシアターまで、電車や地下道含めて全部屋根があるんですねぇ。 恐るべし都市交通網。
 
17:15 三軒茶屋
中華屋で夕食。おにぃは豚の角煮チャーハンに挑戦するも、イマイチだった模様。角煮にしてはちょっと酸っぱかった。
 
18:00 開場
数百人入りそうなホール。半分埋まっているかなぁという感じ。ほとんどが高齢の女性。一噌ファンか。
おにぃ「これもプログレ?」
太郎「う〜ん、プログレ要素はたっぷり」
 
18:35-19:15 第一部
1. ふきあげ、ふきかえし
「リーヤリ」収録の一噌ソロ。
2. ゲタ山4DR
いきなりプログレ色が一番強い作。よいです。
当然、壷井バイオリンはエレキのソリッドタイプ(赤)
3. ISSOジーグ
「ふ、ふ、ふ、」収録のきれいな曲。当然、壷井バイオリンはアコースティック(茶)
一噌「では次の曲です」曲名紹介しないのか?
4. 行の風
壷井バイオリンはエレキのボディありタイプ(紫)
一噌「では次の曲です」あとで判ったが、今日は曲名を言わないつもりだったらしい。理由はよくわからない。
5. メトエリ
(赤)
 
休憩時間。
おにぃ「これまでで一番感動した」おおっ、そう!
おにぃ「こんなの聴いたことがない」テレビじゃ流れないよなぁ。
おにぃ「うちで流れてる? CD欲しいんだけど」コピーしてやるよ。なんだかいたく気に入ったらしい。
おにぃ「笛の人(一噌さん)、いつも爪先立ちなの?」いやぁ、気づかなかった。でもそうみたい。
 
19:30-20:30 第二部
6. ヤマカガシ
(赤)
7. バッサ・カスティーリャ
うっかり曲名を言ってしまう一噌さん。
一人三本笛。
(茶)
8. よしのぼり
(紫)
9. 総田楽の舞
太鼓ソロが凄い。
(紫)
en. ひうほったん
バイオリンとチェロのソロの応酬がすさまじい。ライブの醍醐味。
(紫)
 
結構早く終演。なんと10時30分にはうちに着いていた。めでたしめでたし。
 
2008年08月06日 A.P.J.のライブに行く
A.P.J.のこと
Acoustic Progressive Jazzの頭文字がバンド名。 難波弘之(ピアノ)、水野正敏(ウッドベース)、池長一美(ドラム)のトリオ。水野はFragileにもエレキベースで参加。
 
会社が終わってすぐに桜木町はドルフィーへ。
 
18:05 ドルフィー
すでに3人が店の前に並んでいた。先頭は難波弘之のライブのときにはいつもいる黒ぶちめがねの女性。 19時開場と聞いていたが、18時30分開場だったらしい。
 
18:30 開場
この時点で並んでいたのは7人。
会場は30席ほどの小さなところだが、大丈夫かぁ?
 
19:45-20:50 第一部
15分遅れで開演。会場はほぼ満席。
1. Grand Grand (2nd)
殺気に満ちた名曲。
2. 妖精写真 (3rd)
3. Treefrag (3rd)
4. Happiness (未収録)
5. Ameba In Maze (1st)
 
21:15-22:25-? 第二部
6. パリの恋人 (3rd)
7. Labyrinthos (2nd)
16分の10拍子と16分の11拍子が交互に現れる難曲らしい。聴いている分には気持ちいい。
8. Green (3rd)〜ドラムソロ
9. くらげ注意報 (3rd)
10. Majestic Scarecrow (3rd)
en. Dimetra? (1st)
 
まさか終電になるとは思っていなかった。MC長すぎ。おかげでアンコール聴けなかった。
それに新横浜での乗換えで走ってしまった。
しかし、関西方面の豪雨で新幹線に遅れが生じていた。最後まで聴けたじゃん&走らなくてよかったじゃん。
 
2008年07月27日 狩野川に花火を見に行く
沼津の夏祭りに狩野川の花火がある。自宅から見えないこともないのだが、何年か前に行ったときの迫力が忘れられない。 そのときは運良く打ち上げ場所のほぼ正面の席が取れて、爆音と花火の燃えかすをいっぱいくらった。 子供(甥っ子だったか)がまだ小さいときで、嫁さんがずっと子供の耳をふさいだりしてた。
今回は一番上流側。打ち上げ場所からは一番遠いところ。
じじばばは暑いので来なかった。ハズが友達を一人連れて来た。おにぃとソンは最初から来る気なし。 というわけで、6人用の升席?に余裕で4人で座る。(嫁さんは途中で寝転んで見てたりした)
ハズが浴衣を着ているのに胡坐かいてひざを出していたのには驚いた。すぐ直させたが。
で、「迫力」は味わえなかったが、花火の技術は格段に進歩していたように思う。
・色が鮮明
・パステルカラーのような中間色もいろいろ
・打ち上げ時の軌道でも趣向あり、中には打ち上げ軌道のみで魅せるものも
・爆発後の軌道も多彩、尾を引かないやつが良かった
 
2008年07月21日 Ciclha temensisのライブに行く
今回も一人。
出かける前のハズとの会話。
ハズ「TSUTAYAに行くことある?」
太郎「おかぁに駅まで送って行ってもらうから、一緒に行って帰りに寄ってもらったら?」
ハズ「そうする」
太郎「何すんの?」
ハズ「夏休みの宿題で課題図書があるんだけどぉ、読むのめんどっちぃから映画になってるの観て感想文書くの」
太郎「原作とよく違っているから映画観たのばれるぞ」
ハズ「Amazonでほぼ原作通りって書いてあるの選ぶ」
う〜ん、この要領よさというかずる賢さは誰の血?
出かけるときにはハズはお昼寝中で、結局BOOK OFFで宮部みゆきの「火車」(文庫!)を買ってきたらしい。
ハズに進めたミステリーで唯一気に入った作家が宮部だったのだ。まあ、筆力は抜群かも。
 
16:45 目黒 The Live Station
開場の45分前に到着。誰もいない。出入りする人はいっぱい。お店の人かと思っていたら出演者だった。
夕食、どこかでまともに食べればよかったかも。セブンイレブンで買ったおにぎり立ち食いではねぇ。
 
17:30 開場 
定刻開場。直前に一人来たので結局並んだのは2人のみ。
まあ、今日は他でGerardとかWarehouse(ゲストでヤドランカ&喜多直毅!)とかやってるからなぁ。当然赤シャツはいない。
余裕で最前列やや左側に座る。もちろん変態ベースを見るため。
椅子席は10脚×5列程度。なんだかガラガラ。
開演前にはそれなりに埋まってました。
 
18:00-18:55 東京ルネッサンス
ルネッサンスというイギリスのプログレバンドのコピーバンドらしい。 残念ながらルネッサンスは記憶にない。たぶん聴いたことはあるんだろうが...
 
なにしろ最初に聴いたプログレバンドがイエスで、しかも「こわれもの」と「危機」だったので、 プログレの基準がそこになってしまった。たぶん不幸なことだと思う。だってこの系統で これらを超えるプログレなんかないのだ。いくらイギリスがプログレの本場だとは言え、 私の琴線にふれたバンドは、グリフォン、イングランド、スカイ、マイク・オールドフィールド、 一時期のキング・クリムゾンくらいしかない。
 
それはさておき、東京ルネッサンスはツイン・キーボード、12弦アコースティックギター、 (女性)ボーカル、ツインネックベース(片方はギター)、ドラムという編成で若干は期待したが、 プログレやるにはちょっと技術が追いついていない感じ。
なにしろツインネックベースには「夜露死苦」というステッカーが。とほほ。
キーボートのひとりは網タイツにミニのワンピース? なんだかなぁ。
しかも、やる曲、やる曲、プログレの香りがほとんどしない。 やっと最後の「Song for All Seasons」のインストパートはそれなりだったのが救い。
とはいえ、東京ルネッサンス目当てのお客が多かったようで、東京ルネッサンスの演奏が終わると 半分くらい帰った感じ。う〜ん。
 
19:15-20:10 Seraphita
またしてもツインネック。しかも今度は二人。
12弦ギター+6弦ギターと4弦ベース+6弦ギター。あとドラムの3人編成。
で、オリジナル曲をやるようだが、これがいわゆるプログレメタル。がっかり。
 
アメリカに凄いプログレバンドがいるらしいという噂を聞いて、 半信半疑で試しに聴いてみたのがドリーム・シアター。 これがプログレメタルというやつで、うるさくてせわしないだけのロック。 どこがプログレ?!と憤慨したものだ。後でラッシュの系統だと思えばそれなりに聴けることに気づいたが、 ラッシュの超絶アンサンブルとの差は歴然。やはりアメリカはプログレ不毛の地であった。
 
で、Seraphitaはプログレメタルである。必死でドラムだけを見て聴くようにしていたが、やっぱりお腹いっぱいという感じ。
 
20:30-21:25 Ciclha temensis
さてキクラ登場。さすがに格が違う気がするが、お客さんが少ない。大丈夫かぁ。
1. 漆黒の空より
2. Strings of tension
3. Changing dance
4. Close to me
5. The Ruin
6. 砂漠化
7. アルカロイド
8. 三日月湖
9. Frozen Wave
en. 知覚
オープニングの「不思議絵」を加えて持ち曲全部披露だそうだ。 お気に入りは、2, 3, 5, 7, en あたり。(おお、素数だらけだ)
ベースの国分さんのMCは真面目すぎ。 フルートの晴奈さんをもっとうまく使えばいいのにと思う。プログレ界では珍しい、せっかくの元気な美形なので。
そうそう、フルートってあんまり水平を保って演奏しないようですねぇ。なんだかベースのネックと同じ傾きでした。
あと、プログラミングによる演奏はどうにかならないですかねぇ。ゲストでキーボード呼ぶとか。 やっぱりプログレはすべて生で演奏して欲しいです。せっかくの超絶変態技巧なので。
 
2008年06月28日 オオフジツボのライブに行く
オオフジツボのこと
太田光宏(ギター)、藤野由佳(アコーディオン)、壷井彰久(バイオリン)のトリオ。 アイリッシュ・トラッッドとオリジナルの曲を演奏。
 
今回も誰もつきあってくれず一人。 で、仕事がたまっていたのでとりあえず事務所に行くことに。
三島での乗り換えでちょっと時間があったので、前から気になっていた魚河岸寿司で昼食。 おまかせ7貫セットとかいうのを注文した。見た目は大きなネタだったが、 ネタの大きさで勝負の魚河岸にしては厚みがイマイチ。ランチセットではしかなたいか。
事務所は4時半頃出るつもりが、ちょっと勘違いをしていて5時前。う〜ん、途中で夕食をとる時間が...
 
18:15 音や金時
開場の15分前に到着。すでに階段はいっぱいで、さらに6人の団体が並んでいる。
これじゃいい席に座れんなぁ...
 
18:40 開場 
団体で来ているお客さんが多かったせいか、一番前の2席がポッカリ空いていた。ラッキー。
もう1席には後ろに並んでいた長身の若い女性が座った。あとでわかったが「マイ」さんという名前らしい。 オオフジツボのサイトをデザインした人とか。
で、なんだか、関係者ばかり。話し声は大きいし、出演者とは気軽に話をしているし、 普段のライブとは全然雰囲気が違っていて居心地悪し。
 
19:40 - 20:20 第一部
藤野さんMC。
今日はレコ発ライブということで、CD収録曲を収録順に全部やるとのこと。
1. Eternal Reflection(壷井彰久)
「壷1」という仮タイトルだったらしい。壷井作らしい美しく軽快な曲。
2. Reel set#1(Traditional)
3. 海鳴り(藤野由佳)
4. 想い出は美しすぎて(太田光宏)
5. Jig set(Traditional)
6. country life(藤野由佳)
7. a bird had past(壷井彰久)
 
20:40 - 21:55(?) 第二部
壷井さんMC。
太田さん、藤野さんともに真面目なので、壷井さん本領発揮できていないよう。
8. 冬将軍の空(太田光宏)
9. 紫陽花の庭(藤野由佳)
10. Reel set#2(Traditional)
11. 春一番(太田光宏)
12. 地蔵盆の夜(太田光宏)
13. Second Steps to Long Distance(壷井彰久)
「壷2」一番良かった。
14. Hector The Hero(Traditional)
en. Traditional
en2. ジョゼフィン、他
第一部が終わったときは余裕だと思っていたが、結局終電で帰ることに。例によってまだ拍手がなっている中を退場。
入り口のドアのノブにバッグの肩紐を引っ掛けてしまって、ちょっとモタモタ。新幹線の座席の肘掛に たまに引っ掛けることはあったが、ドアノブは初めてだ。
 
2008年06月23日 プログレ者たち
Winterさんの「WINTER WINDERLAND」というサイトの "プログレ者たち"と題する記事が興味深いので ほぼ全文引用しておく。
 
プログレ者たち
 
プログレッシヴ・ロック・ファン(=「プログレッシャー」)たちの該博にして不毛な知識と、
壮大にして偏頗(へんぱ)な想像力と、複雑にして単純な世界観。
まさに音楽界の 『先行者』 ことプログレ者たちの生態は、
プログレッシヴ・ロックそのものより面白い!
 

1 序論
 
 学生の頃、1枚しか聴いていないくせに、
「プログレの中じゃ、ELPが好きだな」
 などと不用意な発言をして、マニアたちの十字放火攻撃を浴びたことがある。
 
 彼らの攻撃は苛烈だった。私がそのときイエスも、ピンク・フロイドも、ジェネシスもなーんにも知らなかったことが、彼らの審判をさらに容赦ないものにしていた。
 
「お前のような素人が、『ELP』を『ELP』と呼ぶのは10年早い」
「そうだ、ちゃんと『エマーソン・レイク・アンド・パーマー』とフルネームで呼べ」
「いや、『展覧会』1枚じゃ、そのお名前を発音することも許さん」
「そうだ、黙ってろ」
「家に帰ってマライア・キャリーでも聴いてろ」
「いいか、winter、『ELP』と呼べるのは最低8枚聴いてからだな」
「全部聴いたら俺みたいに『キース』とか『グレッグ』って呼んでもいいんだぜ」
 
 なわばり根性である。
 

2 プログレファンの筋金入りなわばり根性
 
 確かに、どの世界にも、その種の根性はある。かく言う私も、高校生くらいのガキに、
「キングの新作はさあ」
 なんて言われるとムッとする。思わず、
「スティーヴン・キングの本何冊持ってんだよ」
 と取り調べを始めてしまったりもする。
 
 が、しかしそれにしてもプログレ界のなわばり根性は別格だ。これこそが、この世の中で最も徹底していて、強固で、理不尽で、牢固として抜きがたい、筋金入りのなわばり根性である、と私は思う。
 
「じゃあ、そのエマーソン・レイク・アンド・パーマーだったら、だいたいどの辺聴けばいいわけ?」
 と私は謙虚に尋ねた。恥を忍んで教えを乞うた。が、彼らは鼻で笑い、曲がった唇でこう言ったのだ。
「全部」
「そう、駄作も含めて全部聴くの」
「そう言わずに、3つか4ついいの教えてくれよ」
「ダメ。教えない。駄作やブートレグを山ほど聴き通して苦労しないと本当の力はつかないの」
 
 本当の力?
 ここでいう「力」とはいったい何なのだろう。「プログレの力」というようなものがこの世の中にはあって、私にはそれが欠けているとでもいうのだろうか。
 
「お前、基礎ないから中学生に戻ってイエスのロンリー・ハートからやり直しな」
「そう。ちゃんと手順踏んで、『太陽と戦慄』や『狂気』聴いてから先に進みな」
 
 彼らの攻撃は執拗を極めた。
 彼らに言わせれば、私にはプログレ教養の絶対量が決定的に欠けているらしかった。そして、プログレCD/レコードの量的な乏しさは、質的な貧しさに他ならないのだった。
 確かにそうかもしれない。量のないところに本当の質は生まれない。今にして思えば、彼らの断罪は正しかった。
 
 この、量の問題はメインストリームのロック界では案外見落とされている。連中は量を制限することによって質が創造されるという、メロン栽培農家のオヤジみたいな哲学を持っている。そういえば、メインストリームのトップ40ヒットはメロンに似ていないこともない。手間ヒマかけて制作される割には、さしていい音楽があるわけでもなく、ただ一時の暇つぶしにしかならない。あんなものをいまだに有り難がっているのは、滅多に見舞い客の来ない呼吸器病棟の入院患者と、イントロ当てクイズに命を賭ける某音楽誌研究サークルの会員くらいのものだ。
 

3 プログレ者の生半可通いじめ
 
 プログレの話に戻る。彼らのCD量はすさまじいものだった。私は、自分の聴いた音楽の量を、
「そうだな、今月はこれくらいかな」
 と、両手を広げることによって表現する人たちをその時に初めて見た。年間量ということになると、彼らは単位として段ボール箱を持ち出さなくてはならなかった。
 
 どうやら、ここ(プログレマニアック空間)は、「有名どころの代表作を一枚ずつ聴いておく」という聴き方(私はどの分野でもそういう聴き方をしている)を決して許さない世界のようであった。ベスト盤などは言語道断である。私が、知っているプログレアーティストの名前を出す度に、彼らは敏感に反応し、知識の量と質を点検するために、私を質問攻めにした。彼らはすぐに意地になる。マニアの特徴だ。
 
 彼らの質問攻めに、私はやすやすと尻尾を出した。キング・クリムゾンのデビューアルバムのタイトルを『キング・クリムゾンの宮殿』だと思っていたのだ(正しくは『クリムゾン・キングの宮殿』)。これはプログレ界では割とポピュラーなミスらしい。私は当時(実は今でも)その『宮殿』を聴いたことがなかったが、たぶん、レコード屋でちらりと見かけたオビに書いてあったタイトルを、誤って記憶してしまったのだろう。
 
「なるほど、いや、こいつはうかつだった。さすがの俺もその『キング・クリムゾンの宮殿』って言うアルバムだけは聴いたことがない」 
「オレもだ。いや、『宮殿』は確かに盲点だった」
 
 そうやって、彼らはたっぷり2時間、私をなぶりものにした。
 思うに、私のような「聴いたことのない音楽ジャンルにも満遍なく詳しいタイプ」、つまり「半可通」は、マニアにとっては最も許しがたい存在なのだろう。
 
 確かに、私は「アーティストとその代表作とその大雑把な内容」ぐらいのところまでは異常に詳しい。告白すれば、私はヒマな時に各種の「ロック名盤コレクション」みたいな本をパラパラめくっていることが多い。もちろん、マーキーから出ている「イタリアン・ロック集成」もちゃんと持っていて、プログレなんてまるで聴いてない(たぶん生涯通算で10枚くらい)くせに、ちょっとしたマニアの会話ならついていく自信は十分にある。
 
 それどころか私は囲碁そろばん、ピアノにゴルフ、サーフィンにヨットなどなど、各種の「入門マニア」である。本棚には数10冊の入門書を並べ、株でも、流通でも、経済でもマスターしたものは1つもない代わりに、ルールや技術理論、用語くらいには精通している。
 しかも私は、自分の周りに各種のマニア(私が所属していた某ビルボード研究会はあらゆる種類のマニアの巣窟なのだ)を集めている。そして彼らの該博な知識のおいしいところだけをたいして努力もせずに頂戴していたりする。
 

4 各種マニアの梁山泊〜プログレッシヴ・ワールド
 
 そういうイヤな野郎である私にとっては、ここでちょっとしたロック論を展開するようなことは十分に可能だ。例えば、「オルタナティブ・ロック」なんかについても、聴いたことはないくせに、何となく自分では詳しいような気がしていたりするから、相手が素人だったら、きっとひとくさり意見を開陳してしまう私ではある。
 
 が、ことプログレ界に限っては、私は素人の態度を崩さない。ここでは、私は決して生意気を言わず、いつもご意見を拝聴する側に回って、余計なトラブルを未然に防ぐようにしている。
 なぜならプログレ界は、各種マニアの梁山泊だからだ。しかもここでは100人の人間がいると、100個の音楽観があって、彼らは互いに「中南米のプログレッシヴ・ロックについて、オレの前で偉そうなことを言うのは許さん」だの、「チェコ以南の東ヨーロッパのプログレをスラブのプログレと混同している馬鹿と口をきくつもりはない」だのと言い合っている。
 私は、こんな百家争鳴のアリ地獄みたいなところにのこのこ出ていって、「ピンク・フロイドとかわりと好きです」だなんて、とてもじゃないけど言えない。
 
 そうなのだ。私はフロイドでもいじめられたことがある。「フロイド」と、私がその名前を出すが早いか、マニアは「フロイドの関連事項としてアルバム・チャートイン最長記録とか、ヒプノシスとか言うなよな」とクギを刺し、私に二の句を継がせなかった。彼らは「素人の言いそうなこと」に精通している。
 
 私が不思議に思うのは、彼らがプログレ内部の境界線の引き方については異常なほど厳格なくせに、プログレと非プログレとの境界については実にだらしがないということだ。
 彼らは、気に入った音楽はなんでもプログレに混ぜてしまう。
「ラッシュはプログレだよ。絶対」
 まあいいだろう。これぐらいは勘弁してやってもいい。しかし連中に言わせると、サンタナや初期シカゴ、さらにはナイン・インチ・ネイルズやアート・オブ・ノイズみたいなものまでプログレの中に取り込んでしまうのだ。
 
 しかも彼らは一般的に「プログレ」と呼ばれているものでも、気に入らなければ「あんなものはプログレじゃない」と決めつける。
「おい、ジェネシスがプログレだなんて、お前はいったいどういう教育を受けてきたんだ? えっ?」
「フロイドなんてのは、スーパーのお買いものBGMでも演奏してりゃいいんだ」
「トップ40ファンは、長けりゃプログレだと思ってやがる」
 
 ぬかしやがれだ。するってえと、キミたちは「いいもの」が「プログレ」で、「ダメなもの」は「プログレじゃない」という風にして、あらゆるものを分類していることになる。こういう態度を昔の人は『我田引水』と表現しているわけなのだが、たぶんキミのところの田んぼは、水浸しだよ。
 
 …とか何とか言っているが、私はプログレファンの人々を嫌っているわけではない。彼らの該博にして不毛な知識と、壮大にして偏頗な想像力と、複雑にして単純な世界観と、難解にして機略に富んだ、愚かなある種の昆虫のような人格が、私は好きなのだ。それはプログレそのものよりはるかに面白い、といったら諸君は怒るんだろうなぁ…  (完)
 

 数年前に書いたものを元に若干手直ししました。元ネタがありまして、別冊宝島79『世紀末キッズのためのSFワンダーランド』の中にある文章をパロディにしたものですが、基本的に全てフィクションです。私自身や某大学ビルボード研究会に関する描写、さらにはプログレッシヴ・ロックファンの皆様(私自身のことです(笑))への批判まで、すべて冗談でございます。お気を悪くなさいませんよう…
 
(April, 2001)
 
2008年06月10日 プログレッシブロックとは何か
ju9chさんの「Earth Site」というサイトの 2008/02/23付けのプログレナイト "And You And I"と題する記事が興味深いので抜粋しておく。
 
(前略)

そも、プログレッシブロックとは何か。

……という命題に対する答えは、それこそ星の数ほどあるだろう。だからこそ、DJ陣が三者三様の選曲でリスナーに自分の解釈の妥当性を問いかけるこうしたイベントが成り立つわけだ。とりあえず私の場合は、

印象的なメロディーと意表を突くコード進行
リスナーに緊張を強いる機知に富んだリズム
これらを支えるプレイヤーの高度な演奏技術
が揃った音楽をプログレ、と呼ぶことにして選曲してみた。つまり、真の意味での「先進性=progressiveness」ではなく、スタイルとしてのプログレだ。

(中略)

書き忘れていたが、プログレの要素には「クラシックの影響」、そして「長い」(笑)というキーワードもある。

(後略)
 
2008年06月01日 KBBとinterpose+のライブに行く
ハズの誕生日、おにぃの高校最後の公式戦(ボート)の日でもあるにもかかわらず、吉祥寺はStar Pine's CafeのKBBのライブに出かける。
家を出るとき誰もいなくて沼津駅までタクシーを使うはめに。ちゃんと家族の予定とバスの時刻調べておくんだった。
 
17:40 会場到着
まだ数人程度が来ているくらい。
そのうち入場整理番号順に並ばされる。3番なのでいい席に座れそう。
あとから来る人来る人、私のすぐ後ろの人は何番の整理番号を持っているのか聞いている。なんでオレには聞かないの?
 
18:00 開場
定刻通り開場。入場時にドリンク代を徴収される。グラスビールで700円!高すぎだろ!
椅子席は80くらい準備してあるか。 最前列で中央左側の定位置?が空いていてそこに座る。
あれ?キボードがいつものステージ右側じゃなくて左じゃんと一瞬思ったが、それはinterpose+用の配置。KBBではなかった。
 
物販コーナーで「KBB Live 2008 Official Bootleg」を購入。今年の2月のShow Boatでのライブ録音。 一発録りなので、間違いもそのまま入っているとのこと。Inner Flamesの演奏途中に壷井さんが弓を落としたのも。 突然バオイリンの音がしなくなる?ようだが、周りの音がうるさいのであんまりわからないらしい。
 
19:00 - 20:25 第一部
interpose+登場。
前回見たのライブの時とギターが交代している。
7弦ギターを初めて見た。
1. Anonymous
2. 森の人
3. 満月(みつげつ)
4. 風の記憶
5. Neo Aircon
KBBの壷井さんがゲストで参加。バイオリン1本でこんなに変わりますか、という感じ。
なんだか格が全然違いますね。
6. 恋文
7. Rosetta
セカンドの曲中心。なんだか音はいっぱいしているけど、あんまり整理されていない感じ。アンサンブルしてませんねぇ。
 
20:45 - 21:55〜 第二部
今日の壷井さんはシンプルなイフェクタで、紫くんもなし。
1. Catastrophe
2. Discontinuous Spiral
やっぱりこの曲はよいです。最初の方でやってくれて感謝。
3. INTERMEZZO
4. 020(仮)
さらに変態度に磨きがかかってきているような。
もう1回「Rice Reaping Song」とでも提案しますか。
5. 熱砂の記憶
6. Age of Pain
この曲が終わった時点でタイムアウト。ライブハウスを出て吉祥寺の駅に向かいました。
また終電。疲れる。
7. Inner Flames
en. Backside Edge
en2. 果てなき衝動
今日のライブは、先月、フランスのマルセイユで開催されたProg Sud 2008というプログレ祭の凱旋公演。
壷井さんは現地のバイオイン教室の生徒にもバイオリンを教えることになっていて、その生徒(4歳〜18歳の25名) もProg Sud 2008に来たそうだ。最初は(特に女の子は)興味なさそうにしていたが、演奏後は見違えるように 瞳をキラキラ輝かせて楽屋に来たとのこと。午前1時半なのに!
普通のバイオリンしか知らない子供にプログレのエレキバイオリンは強烈でしょう。壷井彰久であればなおさら。
 
23:55 沼津駅
沼津駅まで嫁さんに迎えにきてもらう。
嫁さんはおにぃの試合を観戦に天竜まで行ってきていた。
昨日の予選は敗者復活で準決勝進出。今日の準決勝はコンマ何秒かの差で決勝進出できずという結果。 おにぃが準決勝戦で走っている(こういう表現をするらしい。当てる漢字は違うかも)背中を見ていたら涙が溢れて 止まらなかったとのこと。ボートには思い入れはなかったけど決して順調とはいえなかったおにぃの部活の2年間がダブったか。
その後、ハズの誕生日のリクエストで「こがね」という沼津のとんかつ屋で夕食を一緒にとるはずだったが、おにぃから 「ごめん、食べれない」というメールが入ってきたそうだ。試合後、高校の艇庫に荷物を置きに行ったときに後輩からかけられた 言葉で号泣してしまったらしい。う〜む。
 
2008年05月18日 ERAのライブに行く
渋谷は公園通りクラシックスでのERAのライブにでかける。難波弘之がゲスト。
今回は家族の誰も都合がつかなかったので、一人で出かける。トホホ。
 
17:50 会場到着
さすがに誰もいない。18:10ころ二人目登場。
開場まで「七都市物語シェアードワールズ」を読む。田中芳樹原案の設定をベースにした 新進気鋭?の4人のSF作家の共演。1作目(小川一水)の途中まで読んだが、何だか田中芳樹風の 書き方でちょっとガッカリ。
 
19:00 開場
定刻通り開場。椅子席は50くらい準備してある。
ピアノはステージ左に配置してある。鍵盤が見える席に座ることにしていたので、 最前列で鍵盤が見える範囲でなるべく中央よりの席に。
両隣には、難波弘之関連のライブで必ず見かける二人。
 
19:30 - 20:45 第一部
1. Lavender Hill(壷井)
KBB版にも馴染んだ気がしていたが、やっぱりERA版がいいですねぇ。圧倒的な緊張感がいいです。
2. 妖精写真(難波)
前回、難波さんがゲストだったときは第二部からの登場だったが、今回は2曲目から登場。曲はA.P.J.
3. New Era Has Come(鬼怒)
難波さん、アンデスという見た目はピアニカ、音はリコーダという楽器も使用。一噌さんの演奏を思わせる。
4. Foghorn(鬼怒)
楽譜には「むてき」と書いてあるらしい。レイ・ブラッドベリィに触発された?
5. I Was A Teenage Werewolf(鬼怒)
難波さんのピアノも楽しげ。
 
21:00 - 22:15 第二部
6. 薔薇と科学(難波)
「N氏の天球儀」収録曲。
7. ハピネス(難波)
綺麗な曲。
8. First Greeting(壷井)
これも綺麗な曲。「009」という仮題だったらしい。
9. Under the Red Ground(壷井)
10. St. Vitus Dance(鬼怒)
en. Three Colors of the Sky(鬼怒)
難波さん、再びアンデス使用。
 
またまた終電ぎりぎり。疲れる。
 
2008年04月27日 KBBのライブに行く
KBBが5月にフランスで開催されるProd Sud 2008に出演するということで、その壮行ライブが東京は新宿のOutbreakであった。
今回も嫁さんの都合がつかなかったので、おにぃと出かける。
 
17:30 Outbreak
チケット引き換え。開場まで時間があるので隣のコーヒーショップで時間潰し。 見たことがある人が結構チケット引き換えに来ている。
 
18:40 開場
10分遅れの開場。整理番号4番と5番だったが、1番の人がいなくて3番目と4番目の入場。
 
19:12 - 20:10 第一部
また定刻通りに始まらず。今日はインド料理屋で時間がかかったとのこと。 チャイがなかなか出てこなかったとか。
1. 果てなき衝動
いきなり大音量。おにぃは大丈夫か。
2. Inner Flames
さらに大音量。KBBの曲の中で一番うるさい曲。
あとで聞いたら、
おにぃ「前より大丈夫だった」
3. WEIGH ANCHOR!
一転静かな小品。
4. 新曲
問題の新曲。気の抜けるようなフレーズ入りの無節操な曲展開。技術は要りそう。
「田植えの歌」の対になるような曲、かな。「稲刈りの歌(Harvest Song)」という曲名を提案(応募)しておきました。
5. Stratosphere
 
20:35 - 22:00 第二部
今回はフランス向けの機材ということで、バイオリンのエフェクタはほんの少しだけ。普段のはダイレクトアクセスだが、 今日のはシーケンシャルアクセスとのこと。(解説省略)。
キーボードもミニムーグなしで、マッキントシュに音源を仕込んでそれをキーボード操作に合わせて出力するようにしてあるとのこと。 欧州便は荷物の重量制限が厳しいそうだ。
エフェクタの量とか、ミニムーグを使っているかどうかでライブの本気度を量られる、と壷井さんと高橋さんが嘆いていた。
冗談めかして言っていたが、今回のライブはフランス公演のリハーサル&資金稼ぎという位置づけというのは、まあそうなんだろうと思う。
6. Lagoon Nebula
7. LAVENDER HILL
前回よりだいぶよくなった気がした。単にKBB版に慣れただけかもしれないが。
8. Age of Pain
9. Rice Planting Song
10. Discontinuous Spiral
何回聴いてもいいなぁ。
en. 白虹
en2. Backside Edge
アンコール用の曲になっているらしい。イエスのRoundaboutみたいな位置づけ?
 
結構終電ぎりぎりの時間になった。
おにぃ「前よりよかった」プログレ特有の緩急自在でメロディアスな曲展開がポイントだったよう。
次回は6月1日、吉祥寺Star Pinr's CafeでのProg Sud 2008凱旋ライブ。対バンInterpose+。 ハズの誕生日だが、前回の高円寺Showboatでのライブ音源がKBB Live 2008 Official Bootlegとして限定発売されるので、たぶん一人で行く。
 
2008年04月13日 プログレッシブFLUTE!
「プログレッシブFLUTE!」と題された、フルート奏者を擁するプログレ3バンドのライブにでかける。
嫁さんの都合がつかなかったので、おにぃと。
 
17:00 新宿
東口に出るつもりが西口に。相変わらず新宿駅は難しい。
調べておいたイタリアンのお店へ。
まぐろのカルパッチョ、ハーブ豚、えびクリームパスタを注文。
どれもおしいかったがちょっと味が濃かったか。たぶんワインを飲みながら食べることを想定しているんだろう。
あと、ボリュームがイマイチだった。
 
18:10 Live Freak
むむ。またもや赤シャツ。
 
18:30 開場
かなり狭いライブハウス。椅子は8席×5列くらいしか置いてない。とりあえず最前列中央の席に。
壁に注意書き「ダイブ等の危険行為はお控えください。状況により公演中止することもあります」プログレのライブじゃ考えられないが。
立ち見も20〜30人。
 
19:15 - 20:00 第一部 T.E.E.
定刻より15分遅れてスタート。
1. Night in Paris (Intro) 〜 Nomad
あまり得意ではないエレキギター入りのバンドだが、そんなに音量も大きくなくてよかった。
おにぃ「思っていたより音が大きくて...」前もってうるさいよと言っておいたのだが。
2. Over The Ocean
3. City
4. Aurora
5. L`oiseau Bleu
T.E.E.がグル−プの正式名称とのこと。The Earth Exloprerの頭文字で、地球に存在する様々な風景を曲にして演奏していくのだという。 その割には抽象的なタイトルの曲が多く、せっかくいい曲が多いのに、この先、数が限られてしまうんじゃないかと心配している。 もっと具体的な風景のタイトルも付けたほうがいいのでは?イグアスの滝とか。
そうそう、ベースはやっぱり5弦でした。
 
20:20 - 21:10 第二部 Cichla temensis
お目当てのバンド。
フルート、ベース、ドラムの3ピース。ベースは永井敏己に、ドラムは菅沼孝三に師事したということで期待大。
そして期待は裏切られませんでした。
1. Frozen Wave 〜凍てつく波〜(新曲)
フルートの女性、思っていたよりずっと若くて元気な人でした。普段はコンテンポラリージャズとか高速ジャズをやっているそうです。 なので、プログレにも馴染みやすいのでしょう。
逆光で衣装が透けたりして結構危なかったですよ。
2. Strings of tension
3. The Ruin
4. アルカロイド
5. Changing dance
6. Close to me
7. 知覚
8. 漆黒の空より
ベースが凄かったです。いろんな技を見せてくれました。
やっぱり5弦で、KBBのベースと同じモデルかと思いましたが、違っていたようです。
第三部のQUIはパスして帰りました。
 
おにぃ「指がすごく速く動いてた」でしょでしょ。
おにぃ「(ギターより)押さえにくいんだよね」そう、たぶん。
嫁さん「見てみたい」7月にあるよ〜。
 
以下、Cichla temensisのブログからの引用。
 
PQRS
目で見る変拍子もまたいいですねぇ。
それから深沢さんはミス・ユニバース的でいいですねぇ。
Cichla-temensis
遠方よりライブへお越しいただきありがとうございました!
目で見る変拍子・・・とても嬉しいです!
見ても聴いても美味しく楽しめる音楽づくりを、さらに目指していきたいと思います。
まだまだ発展途上のバンドですが、今後も応援よろしくお願いします♪
晴奈@ふるーと
フルートの晴奈です。
目で見る変拍子とはとてもいいお言葉ですね☆
ミス・ユニバース的…。
もっともっと頑張ります〜(笑)
今後ともよろしくお願いします☆
 
2008年04月12日 VIOLIN EXPLOSION 2008
「VIOLIN EXPLOSION 2008」と題された、バイオリン奏者3名のライブに出かける。
都内の船堀という、東京駅から行こうとすると乗り換え時に結構歩かないといけないような結構中途半端な?ところにある会場。
中西俊博のこと
美狂乱の1枚目と2枚目にゲスト(バイオリン)として参加していた人という認識しかない。当時(1980年台前半)はまだ学生だったとのこと。 あらためて美狂乱のゲスト参加者を見てみると、中島優貴(キーボード)、永川敏郎(キーボード)、溝口肇(チェロ)など、 いま考えると凄い人ばかりだ。
中西さんは、最近は竹中俊二(ギター)、林正樹(ピアノ)、鳥越啓介(ベース)、海沼正利(パーカッション)と爆裂クインテットを組んでライブ活動をしているらしい。
太田恵資のこと
三島のSOUL NOTEで鬼怒無月(ギター)、吉見征樹(タブラ)との共演を観たことがある。
不思議で楽しいバイオリン弾き。
喜多直毅のこと
上記の二人とは一回り以上違う若者。タンゴバイオンリ奏者で、鬼怒無月率いるプログレタンゴバンドのSalle Gaveauにも参加。
 
17:00 船堀
とりあえずデニーズで夕食。イタリアンを注文したが、う〜む、イマイチ。
嫁さん「ファミレスじゃこんなものよ」そうかなぁ。
 
17:45 船堀タワーホール
駅前にある施設。5階の小ホールが会場。稼動式の座席であることは分っていたが、まさか上等なパイプ椅子とは。そういうものなのでしょうか。
全席指定で嫁さんとは別々の席へ。嫁さんの都合がつくかどうかなかなかはっきりしなかったので、別々にチケット購入したのでした。
300席くらいあって半分から三分の二くらは埋まっていたよう。ほとんどが女性で若い人も多い。中西さん目当てなんでしょうか。
普段のプログレライブで見かける人は一人だけ発見。嫁さんによればもう一人いたらしい。ま、客層が全然違うことは間違いないですねぇ。
 
18:08 - 19:16 第一部
予定よりちょっと遅れて開演。第一部では3人のバオリニストそれぞれの演奏を披露するとのこと。
バックバンドは爆裂クインテットのメンバ。ただしピアノの林さんがいなくて代わり?にアコーディオンの佐藤芳明さん参加。
1. 板橋区(喜多)
竹中さん、海沼さんも相当のテクニシャンのようで、3人のバトルがなかなかよかった。
嫁さん「どこが板橋区なの?」
2. 黒いカマキリ(喜多)
3. MOZUQUS(太田)
SOUL NOTEでも演奏した曲。プログレッシブでよいです。
太田さんの得意な領域はアラブ音楽のようで、西欧音楽にはない微分音とかいうのを中西さんに伝授?していました。
微妙な音階での「かえるの歌」の即興の輪唱?が気持ち悪かったです。
4. アメリカン・レイク〜リバー・ダンスより(中西)
リバー・ダンスもよいです。
5. エステート(中西)
綺麗な曲でちょっと趣味ではありません。こういう曲を聴きに来ているんでしょうかねぇ、今日の観客は。
6. サム・スカンク・ファンク?(中西)
曲名よくわからず。
 
19:28 - 20:30 第二部
第二部は共演コーナーとのこと。
7. ウーメン・ダンス(中西+喜多)
緊張感あふれる曲。喜多さんのオリジナル?
8. 雲+ダフネ(中西+太田)
喜多さんのリクエストにより、フテファン・グラッペリのメドレー。
静かな曲で、どうも。
9. マサラスコープ(太田+喜多)
太田さんのオリジナル。この曲が収録されているCDは買ったけど処分しちゃいました。
やっぱり、太田さんはCDよりライブですね。
10. 太田のトルコ〜LUKI〜Utviklingssang(中西+太田+喜多)
3人が持ち寄った曲をつなげて演奏するとのこと。つなぎ方は全然決めていないとも。
太田さんはSOUL NOTEで最初に演奏した曲を持ってきていました。
嫁さん「あんたたちの技術はわかったから、いつ終わるんだかわかんないような曲はやめて」
en. Tiger Rag(中西+太田+喜多)
盛り上がる曲のようだが、ちょっと明るすぎ。
 
中西:欧米、太田:中東、喜多:南米みないたテリトリーかなぁ、と思いました。 さすがに速弾きは若い喜多の圧勝という感じでしたが。
中西さんによれば、このVIOLIN EXLOPSIONは来年以降も続けるということなので、壷井彰久をリクエストしておきました。 それから美狂乱の曲も。はてさて。
 
2008年04月01日 卒業文集
ハズが中学卒業。
卒業文集の巻末にランキングが載っている。ハズは3部門でランクイン。
・早く結婚しそうな人 第3位
・芸能人になりそうな人(Girl) 第2位
・天然な人 第1位
 
う〜む、新居浜あたりにも同じような人がいたような...
 
2008年03月30日 アップグレード
PCとウォークマンをアップグレード。
PCはメモリーを1Gから2Gに。先日のファン騒音騒動?のときに意外にメモリーが安くなっていることに家電量販店で気づいた。 で、AmazonでBUFFALO製の1Gのメモリーを2枚注文、8880円だった。いまのところアップグレードの恩恵は感じていない。
ウォークマンは容量2Gのものを使っていたが、思うように曲が入れられず(なにせ1曲が長いので)にいたので、容量4Gのものに。 でもこれまたまだアップグレードの恩恵は実感できていない。
う〜む、何でアップグレードしたんだぁ?
 
2008年03月29日 ばあちゃんの25回忌
今日は、ばあちゃんの25回忌の法事。朝10時にお寺さんに行く。
本堂ではお経が書かれた冊子を持たされた。住職と一緒に唱えろとのこと。20ページ以上あるぞよ。
う〜ん、ご住職、途中で1ページ分くらい飛ばしたでしょ。
だけど、木魚の変拍子は楽しませてもらいました。
嫁さん「ドラマーじゃん」
 
2008年03月25日 プログレについてのまとめ
もう更新されていないようだが、蟹炒飯(author : 牛男爵)というブログがある。
そのなかの2004年8月5日の「プログレについてのまとめ」と題したエントリが面白いので、引用しておく。
 
その1 曲が長い。
 むやみに長い曲が多いのがプログレ最大の特徴である。一曲20分などというのはザラで、ひどいものになるとアルバム一枚使って一曲などという力技を披露してくれたりする。こんな暴挙をやらかすのは、ほかにクラシックぐらいしかない。で、クラシックが売れないのと同じ理由でプログレもまた売れない。世の中のヒット曲は、たいてい3〜5分ほどで終わるものである。そりゃそうだ。20分もかかる曲なんて、ドラマの主題歌にもCMにも使えない。
 そういうわけでプログレの人たちもたまに短い曲を作ったりするわけだが、これをやるとファンからは「大衆に迎合しやがって」などと罵倒されることになる。なんとも、難儀な音楽である。
 
その2 歌詞がヘンだ。
 邪悪なドラゴンを倒すために氷の世界をさまよったり、60分間ずっと夢の中で前世の話をしたり、およそ普通の神経を持っていたら考えもつかないであろうミラクルワールドを展開してくれる。なにしろ「自分はこの世界の人間ではない」とか言い張ったり、インタビュー中に妖精とお話をしてしまうような人がやる音楽なので、ちょっとぐらい歌詞がおかしいのも当然かもしれない。
 英語圏の人間のくせにやたらとフランス語やイタリア語を使ったりするのも特徴だ。これがより悪化すると、独自の言語を作り出して歌ったりする。(あまつさえ、それを普及しようと画策したりする)
 
その3 リズムがおかしい。
 いわゆる変拍子というヤツだが、慣れない人には非常に不快な拍である。5/4とか15/16とか、どうやっても乗れないリズムがプログレ最大の特徴である。しかも曲の途中でコロコロ拍子が変わるから、感覚的に気味が悪い。よって、ダンスホールやディスコで流されることは決してない。リズムだけが原因ではないが。
 
その4 変な楽器を使う。
 ヴァイオリンやサックス、フルートなどの、ふつうロックでは使わないような楽器を多用したがるのもプログレの傾向である。場合によってはそれ専門のメンバーがいたりして、物珍しさから崇められたりする。彼らもそれをわかっているので、背中でヴァイオリンを弾いたり一本足打法でフルートを吹いたりというワケのわからない形で目立とうとする。
 ブラジルの現住民族の打楽器やら、ダブルネックのヴァイオリンやら、エレクトリックフルートなどといった楽器は、プログレ以外の世界ではなかなか見られない貴重なものだ。彼らにとって悲劇なのは、たいていの人間は別にそんなもの見たくないという事実である。
 
その5 技術だけは無駄にある。
 理詰めで作る音楽なので、総じて音楽知識や演奏技術には優れている。もっとも、ただでさえ人気のないジャンルなのでそのうえ技術もなかったらどうしようもない。無駄に技術水準が高いだけにちょっと楽器がうまいぐらいでは売れないというのも、悲しいプログレ事情のひとつである。まさに技術の無駄使い。
 
その6 なんだかよくわからない。
 長年プログレを聴いているマニアでも、「プログレってどんな音楽?」と訊かれたとき答えに困ったりする。要するに、聴いている人間にもよくわかってないのである。人によっては黙って『宮殿』を差し出したり、「プログレとは神の音楽だよ」などと諭してくれるかもしれないが、そうした人たちが三人以上集まると色々やっかいな事態──ケンカになったり、お互いの身の上を気の毒がったり、レア盤自慢大会になったり──するので要注意だ。
 
その7以下模索中。
 
2008年03月23日 大掃除
パソコンのファンの音がうるさい。何もしていないときもうるさい。
買い換えようと思って家電量販店に物色に行ったくらいうるさい。
で、思ったようなスペックのマシンが思ったような価格でなかったので、ダメモトでパソコンの掃除をしてみた。
カバーを開けてCPUのファンの周辺を見る。多少埃がかぶっている程度で、掃除してもあんまり効果なさそう。 ふと思いついて、CPUの放熱フィンに取り付けられているファンを取り外してみた。う〜ん、愕然。 放熱フィンとフィンの間とファンの吸気口?のあたりに大量の埃が溜まっている。 爪楊枝で埃を穿り出しては掃除機で吸い取る。これを何回も繰り返して、やっときれいになった。
ファンを再度セットしたところ...、騒音はウソのようになくなった。
もっと早く大掃除に気づけばよかった。
 
2008年03月15日 草のしらせのライブに行く
しらせのこと
一噌幸弘が日本人にしか表現出来ない「高速アコースティック」な音風景を求めて各界の超絶技巧メンバーを集めて結成。 バンド名「しらせ」とは、次の段(だん)に行くための手組(てぐみ)に由来する。
メンバーは一噌幸弘(能管・その他)、壷井彰久(エレクトリック&アコースティックバイオリン)、 高木潤一(ギター)、吉見征樹(タブラ)、茂戸藤浩司(太鼓)
 
草のしらせのこと
小編成のしらせ。今回は、一噌+壷井+吉見。ゲスト?でチェロ+能管+能管。
 
一噌弘幸のこと
能楽師、一噌流笛方。
能管以外にも、篠笛そして自ら考案した田楽笛、さらにはリコーダー、ゲムス・ホルン(つの笛)などの和洋各種の笛を演奏し、 1981年度朝日新聞社主催の全日本リコーダー・コンクールにおいては、最優秀賞を受賞している。
 
村中俊之のこと
若いチェロ奏者。のだめオーケストラのメンバでもあるらしい。
 
山田路子、武田朋子のこと
能管、篠笛奏者。一噌さんに師事しているらしい。
 
10:00 沼津駅
嫁さんの都合が悪くなったのでハズと行くことに。ハズは東京観光もしたいという。希望はポンギとアキバ。
・おいしいオムライスを食べる。
・ポンギで写メを取りまくる。
・アキバで電子辞書を見る。
・アキバでジョジョグッズを買う。
・アキバでメイドさんと写真を撮る。
 
11:30 六本木
さっそく洋食屋さんに入る。
ハズ「おいしかったけど、量が多かった」全部食べなきゃいいじゃん。
アイスティーは全然飲んでなかった。
その後、六本木ヒルズの展望台に。
 
 
高層ビル群を背景にハズの写真を一枚。ちょっと逆光だった。
 
 
これで、展望台の高さがわかるでしょうか?
 
東京ミッドタウンをちょっとだけ見て(ハズは興味なし)秋葉原へ。
 
13:00 秋葉原
ヨドバシカメラで電子辞書を見る。う〜む、アマゾンの方が断然安いなぁ。 でも高校生向けのお薦め辞書が分ったからよしとしよう。
 
ジョジョグッズを求めて、ホビー、フィギュアの専門店を巡りまくる。でも全然ない、ジョジョグッズ。 置いてあったのは2〜30軒回って2軒だけ。しかもそのうちの1件はフィギュアの専門店で、お気に入りのDIOは 2万円の高価なものしかなかった。もう1軒には何とかカードがあってこれは525円。めでたくこれを購入。
さて、メイドさんとはほとんど遭遇せず。しかもハズのお気に召さない人ばかりで結局写真は撮らず。
 
16:00 渋谷
TSUTAYAでジョジョの文庫版購入(ハズ)。沼津ではどこにも置いてないとか。
17:00から入場整理券配布というので、ちょっと早いけど公園通りクラシックスの入り口前に並ぶ。 ハズが傘立てに座っていたら、お店の人から「座らないで〜」と注意された。
早くから並んでいたせいか、入場整理券配布が16:30に早まった。ラッキー。
渋谷東急で夕食。ハズのリクエストで中華。17:00までオーダーできる何とかセットにする。
ここでもハズ、ジャスミンティー飲めず。
隣のおばあさん、食前酒+坦坦面+海鮮焼きそばを一人で平らげていた。ちょっとビックリ。
再び会場に向かう途中、マックのポテトと柿ピー、ガム購入。う〜む、嫁さんの子どもだ。
 
18:30 会場
何だかオバサンばかり。一噌さん目当て(能の関係者?)ばかりか。
整理券はどこで配っているのと、なぜかハズにたずねるオバサンたち。よくわからん。
開場後はとりあえず一噌さんと壷井さんの立ち位置の前の席に座る。たぶんベストボジション。
目の前に壷井さんのイフェクターセットがあったので記念に写真を撮ってみた。
バイオリンを演奏する道具の一部とはとても思えない。
 
 
ハズの隣に座ったオバサンがまたハズにタイムスケジュールとか聞いている。 う〜む、なぜオレじゃなくて中学生に聞くんだ。
 
ハズ、ドリンクメニューを見ている。
ハズ「オーロングティーって何?」
太郎「ウーロン茶」
ハズ「じゃ、それ」
アイスティーやジャスミンティーはダメでもウーロン茶はOKな訳?
 
19:10-20:00 第一部
チェロの村中さん、メンバの中では一際若いようで、いろいろといじられる。
壷井「マイクつけたら?」普段はしないからかチェロに未装着。
壷井「タオルとったら」汗避けでチェロに巻きつけてあるタオルを指して。確かにかなりみっともない。
吉見「上着とったら、失礼だよ」う〜む。
一噌「前髪長いね」若干。
一噌「口紅つけないの」う〜む、イジメか?
1. 下駄山4DR5
能管、凄まじい演奏でした。お弟子さんともども気合入りまくり。
2. やまかがし
3. 赤マムシ
村中さん作曲。1週間前につくったとか。一噌さんに捧げるだの捧げないだの、もたもたしていたら、
一噌「もう演奏しない」
なお、一噌さんはフルートも使用。
4. ネトリ
3管での演奏。
5. 総田楽の舞
 
20:20-21:35 第二部
6. ブランデンブルク協奏曲第3番第2楽章+第3楽章
壷井さん、第二部はむらさきくんを使用。
7. バックススラーチ?
15世紀の作曲家(グリムスリース?)の作品とのこと。作品名、作曲家名よくわからず。
噂に聞いていたマルチリコーダの演奏、いきなり3本。もっとも手は二本しかないので、一本は固定されていたが。
音を切らないで延々と音を出し続ける技も堪能。
8. 風?
山田路子さん作曲。吉見さんがリズムを間違えてスタートしたようで、山田さんと一噌さんが顔を見合わせて笑っている。 ゲゲゲの鬼太郎を一噌さんが吹きだして、壷井さんが落ちをつけたところで吉見さん、間違いに気づく。
一噌「何を吹かせるの!リズム間違えたでしょ!」
つの笛も登場。
9. ふっふっふ
凄い演奏です。
吉見さんのソロパートでキーが高すぎたようで途中でキーを下げる&ちょっとかむ。
en. ?
 
帰って来てハズが画いた出演者の絵。
似てるのも似ていないのもあるが、ハズの印象そのままとのこと。
 

壷井彰久(バイオリン) 一噌弘幸(能管、篠笛、他)
 

山田路子(能管、篠笛) 武田朋子(能管、篠笛、ピアニカ)
村中俊之(チェロ) 吉見征樹(タブラ)
 
2008年03月13日 Chicla temensis のライブチケットを買いに行く
仕事帰りに Chicla temensis その他のラブチケットを買いに新宿へ。
プログレッシヴ FLUTE!! と題された企画で、他に The Earth Explorer、QUI が出演。いずれもフルート入りのプログレバンド。
ミスリーディングな地図のせいで Live Freak というライブハウス、なかなか発見できなかった。 PIT INN という有名なライブハウスの向かいにあるはずなのだが双方とも全然見つからない。 てっきり道路をはさんで向かいあっているものと思っていたら、同じビルの地下一階で入り口が向かいあっていた。
チケットを買いに来たことを告げると、
お店の子「Freak のチケットですか?」
う〜む、よっぽど PIT INN と間違えてくる人が多いということか。
で、チケットの準備もできなかったようで、その場で作り始めた。
チケットを買って帰る途中で気づいたが、Title が入っていない。大丈夫か?
 
 
2008年02月26日 プログレの定義
長年考え続けてきた端的なプログレの定義にやっと今日辿り着いたので書いておく。
それは、
 
『長〜いロック』
 
解説は別途。
 
2008年02月15日 KBBのライブ後日譚
高円寺はShowboatでのKBBのライブの帰り、嫁さんに電話がかかってきました。 職場の同僚からで、何かの鍵がなくなったとかで、心当たりはないかとの問合せ。
鍵が見つかったかどうかは定かではないが、嫁さんがライブに行っていたと聞いた20代の若い子が興味津々だったよう。
嫁さんの話をもとに二人の会話を再現すると...
若い子「誰のライブに行ってたの?」
嫁さん「たぶん知らないと思うよ」
若い子「ええっ、教えて!」
嫁さん「KBB」
若い子「・・・」(やっぱり)
若い子「どういう音楽なの?」
嫁さん「プログレッシブロックって言うんだけど」
若い子「・・・」
嫁さん「(演奏)技術をひけらかすようなやつ」
若い子「私、好きかも」(ほんとかあ?)
嫁さん「好きそうなら、パパが何か作ってくれるかも」
ということで、アストゥーリアスとERAとKBBのコンピレーションCDを1枚ずつ作ってあげました。果たして...
 
なお、嫁さんのプログレに対する印象は、技術のひけらかし(確かにそういう面がないとは言えないなぁ)の他に 無意味に転調するというのがあるらしい。なんで1曲があんなに長いのか、別々の曲にすればいいじゃん、と。確かにねぇ。
 
2008年02月09日 KBBのライブに行く
高円寺はShowboatでのKBBのライブに行ってきました。
たくぼんさんほどではないと思いますが、ここのところ多忙で16時まで事務所で仕事。嫁さんとは17時に高円寺の駅で待ち合わせることに。
3連休の初日のためか事務所に向かう新幹線はえらい混んでました。うっかりしてて禁煙車両には座れる席がなくってしまい、 仕方なく喫煙車両へ。たばこ吸う人、確実に減っているようです。
 
16:50 高円寺
予定よりちょっと早めに到着。めちゃめちゃ寒い。KBBのライブはいつも天気が良くない。嫁さんからメール。
「新幹線が10分ほど遅れた」え〜っ、この寒い中20分も待たないといけないじゃん...
嫁さん、駅員のいる改札から登場。途中で乗車券を無くしたらしい。
 
17:30 陳麻家
坦々麺と陳麻飯が自慢のお店。駅の南口にあるのですが、何をどう勘違いしたのか北口で探してしたので寒空の中大分ウロウロしてしまいました。
確かに坦々麺は美味しかった。たまに辛味でむせることがありましたが。また食べたいなぁ。
 
18:30 開場
あまり広くない会場で特に横幅の狭さはどうしたものか。椅子席は30〜40くらいか。入場整理番号9と10なので1.5列目くらいに座る。
椅子は背もたれのないタイプで、嫁さんは壁際の席に。よりかかるものがないとダメらしい。
 
19:10-20:15 第一部
予定よりだいぶ遅れてスタート。後でわかったのですが、キーボードの高橋さんが夕食で追加注文した餃子がなかなか出てこなかったのが原因のよう。
1. Inner Flames
演奏の最後の方で、弓を落とす壷井さん。初めて見た。メンバもあまり見たことがなかったようで、壷井さん曰く「3年に1回くらいある」そうだ。
2. 40 degrees
ベースのDaniさんの曲。嫁さんからダメ出しあり。あまりいい曲ではない。
3. Age of Pain
「揚げパン」の仮題がついていた新曲。で、曲名が「Age of Pain」に決まったとのこと。ローマ字読みすると、 「揚げパン」みたいになるのだが、会場で気づいた人はあまりいなかったよう。嫁さんも分っていなかった。
嫁さん「なんで笑っているんだろうと思ってた」
4. Rice Planting Song
5. Stratosphere
 
20:30-21:50 第二部
今日は公開ライブ録音デー?とか。5月にフランスのプログレ際(ProgSud、ちょっと前にはアストゥーリアスも参加)に参加が決まっていてその渡航費捻出のために、 物販するのだそうだ。たぶん、Museaあたりで売り出すだろうからネットで購入しよう。
6. Order from Chaos
某J-POPの歌姫よろしく、不謹慎発言を繰り返そうとする壷井さん。
7. INTERMEZZO
8. LAVENDER HILL
ERAの曲のKBBアレンジ。最小ユニットで最高の緊張感を紡ぎだすERAに軍配でしょう。
9. Backside Edge
ドラムの菅野さんの曲。
10. Discontinuous Spiral
KBBといえばこの曲でしょう。
en. 果てなき衝動
これも代表曲扱いだが、もうひとつ。
en2. WEIGH ANCHOR!
この曲は嫁さんのお気に入り。でもちょっと短いんだよなぁ。もう少ししつこく演奏して欲しいところ。
 
外に出ると雪が積もっていました。
 
2008年01月27日 さだまさしのコンサートに行く
嫁さんがさだまさしの話を聞きたいというので、富士のロゼシアターでのコンサートへ。
メジャーな人のコンサートは初めてだったので、普段のプログレのライブとは違う体験色々。
 
・演出の都合で「非常口」の照明を消すとのこと。消防法に抵触しないのか。
・歌が終わると拍手が始まる。まだ演奏が終わっていないんだけど。
・2時間半のあいだ、合間なく歌いっぱなし喋りっぱなし。プロですねぇ。
・本人以外に6人のバックバンド。音のバランスがよい。
・裏方にも数倍の人がいるようで、プロですねぇ。
 
結局タイトルがわかったのは「雨やどり」だけ。半分くらいの曲はたぶん初めて聴いた曲だが、 あまり抵抗なくすんなりと聴いていられた。
バックバンドは、ピアノ、アコースティックギター、マリンバ、ドラム、ギター、ベース。マリンバの技量が突出しているよう。 プログレやれます。
 
さだまさしの話で印象に残ったのが、さだの曲の場合、歌詞だけ取り出して云々されることが多いのだが、それはイヤだというもの。
歌詞とメロディは不可分なもので、歌詞に合わせてメロディを変更したり、メロディに合わせて言葉を取捨選択したり、 曲は結構妥協の産物。なので歌詞だけで評価されるのは不満だと。ちょっとわかるような。
 
帰りに久しぶりのにこにこ寿司。沼津の回転寿司を侮るなかれ。京都に住んでいた妹が愕然とした品質。 まあそうそう安くはありませんが。
で、やっぱりはまちが美味しかった。
 
2008年01月05日 ERAのライブに行く
吉見征樹のこと
タブラ(インドの太鼓)たたき。
嫁さんがさかんに見たいと言っていた。
有田純弘のこと
バンジョー弾き。マンドリンやギターも。
若い頃は本場米国のバンジョーコンクール荒らしだったらしい。
 
横浜は関内のSTROMY MONDAYでのERAのライブに出かけました。吉見さんと有田さんがゲスト。
せっかくの横浜なので、嫁さんとデパート巡り。 そごう→高島屋→ジョイナス。そごうと高島屋って、全然雰囲気がちがうんですねぇ。そごうはいかにも高級デパート、高島屋はスーパーという感じ。ちょっとびっくり。
しかし、横浜駅とか、横浜高島屋とか構造が複雑でよくわかりません。
で、買ったものは、箸×2、フェイスタオル×5、ハーブティー×2、うざきの小さい置物×3、鏡餅の小さい置物×1。 どこが横浜なのか...
 
18:25 開場
25分遅れの開場...
異様に狭い空間。30人くらいで一杯になりそう。しかもきつきつ。モニターに足がぶつかるくらいの至近距離の席に座る。あまりに近すぎて、4人が一度に見渡せないほど。 嫁さんはもっと後ろでいいみないことを言ってましたが、せっかくタブラが真正面なので、そのまま。 どうも、終電の関係でいつも途中退席しているので、嫁さんはそれを気にしていたらしい。 後のほうからこっそり帰れないので。でも横浜なのでたぶん大丈夫。
で、ライブハウスでは珍しくコーヒーと紅茶をたのみました。
飲み終わったあとは、お水のサービスまで。これも初めて。
 
19:20 - 20:25 第一部
20分遅れの開演...
やっぱり至近距離なので、壷井さんが準備をしているときバイオリンの弓が顔に当たるかと思いました。
1. Crawler-A (1st)
まずはERAの二人で。吉見さんと有田さんはカウンターのすぐ横で立ったまま控えています。
途中でバイオリンの弦が切れて、壷井さん、バイオリンをむらさきくんに変更。
演奏中に弦を切る話はよく聞いていたが、現場に居合わせたのは初めて。
2. New Era Has Come (1st)
以降第一部終了まで吉見さん参加。
タブラって、色々な音が出せるんですねぇ。金槌使ったチューニングも個性的。
3. Three Colors Of The Sky (3rd)
鬼怒「シールド入ってなかったよ」
4. Filled (3rd)
以降第一部終了まで有田さん参加。
やっぱり5弦のバンジョー。
ソロでないと音がよく聴こえませんでしたが、ERAのゲストだけあって凄腕であることは分りました。
5. Witchi-Tai-To (Jim Pepper)
ネイティブ・アメリカンの曲らしい。聴いたことはある。
鬼怒さんと吉見さんのボーカル入り。
後で調べたら、癒し系コンピレーションの火付け役となった「フィール」に収録されている「聖なる大地の祈り」と 同じ?ような。どちらもネイティブアメリカンの歌に取材したということなのでしょうかね。
 
機材のトラブルが相次いだこともあり、休息中もセッティングに余念のない鬼怒さん。
壮絶フレーズでのチューニングが堪能できました。最後の方は、有田さん、壷井さんも参戦して、 オブラ・ディ・オブラ・ダの即興演奏まで。
 
21:00 - 22:15 第二部
6. I Was A Teenage Werewolf (2nd)
再びERAの二人で。
7. Pile-Up (Bela Fleck + Edger Meyer)
以降終演まで4人。
演奏直前、
壷井「ああ、緊張する〜」難曲らしい。
演奏直後、
吉見「くそっ、くやしい。もう一回やりたい。もう一回やればもっとうまくできる」難曲だったらしい。
鬼怒「それは、あとで」
8. Under The Red Ground (2nd)
有田さん、バンジョーをマンドリンに持ち替える。
9. セレステ (?)
10. St. Vitus Dance (3rd)
鬼怒「(ERAでは)難しいことをやっているけどホップ(に聴こえる)。(二人でやっているけど)ダイナミズムがある。 そういうものを目指しているわけですが、この曲はその答え」
バンジョー→ギター→バイオリン→...壮絶なソロの応酬。こいつら狂ってる。
en. Pile-Up (Bela Fleck + Edger Meyer) Take 2
壷井さんによれば、一回目の演奏のとき、鬼怒さんのソロが「16分の5小節余計」だったのだそうだ。
吉見「そんなこと言わんといて。よけいややこしくなる」
鬼怒さんのすぐ目の前に座っていおる客さん、Bela Fleckの大ファンのよう。
鬼怒「あなたのBela Fleck好きを見込んで、これを手で持っててもらえませんか」譜面台に乗せ切れない巻物のような 楽譜を渡される。
壮絶演奏後、
鬼怒「よろしければ、それ差し上げますので」
連れのお客さん「もらっときぃ」なかなかいい感じ。
en2. Hartford's Real (Sam Bush + David Grisman)
有田さんと鬼怒さんがマンドリン。さすがの鬼怒さんもマンドリンの速弾きは苦しそう。
この曲とPile-Up、ブルーグラスというアメリカの伝統なアコースティック音楽のジャンルに属するらしい。 ギター、マンドリン、バイオリン、5弦バンジョー、ウッドベースなどの楽器が主に使われるようだ。 今回の編成でいうと、タブラがベース代わりということか。
プログレはさっぱりのアメリカにしてはなかなかいいと思っていたら、 ルーツはアイルランドとかスコットランドからの移住者だとか。納得。
 
タブラを聴きに行ったつもりでしたが、バンジョー(ブルーグラス)がなかなかよかったです。 Pile-Up収録のMusic for TwoというCDを注文してしまいました。
 
2007年12月21日 センス・オブ・ワンダーのライブに行く
センス・オブ・ワンダーのこと
難波弘之率いるプログレキーボードトリオ。よくよくCDのクレジットを見直してみたら、ベースとドラムって結構 入れ替わり立ち代わりだったんですねぇ。まあみんな凄腕なんでしょうが。
 
16:00 新宿
せっかくの新宿なので、バッグでも買おうと伊勢丹へ。が、しかし...
なんだか一桁違うなぁ、お値段。
というわけでさっさと退散して丸井へ。
劇的に安くはならなかったけど、まだ買う気になる値段。
おにぃへのプレゼントということにして1つ購入。嫁さんも共用したいらしい。
 
17:00 初台
夕食は、ライブハウスの向かいにある東京オペラシティ内のインド料理屋さんガンジスで。 カレー2種、チキン、サラダ、スープ、ナンのセット(1500円)と紅茶で満腹。
時節柄、東京オペラシティ内にもクリスマスイルミネーションがあった。
 
 
18:35 開場
予定より若干遅れて開場。2階席に行こうとしたら「関係者のみ」の掲示が。がっかり。
しかたないので最善列ほぼ中央の席に。
しかし、なんというか、3人それぞれにお付きのお兄さんがいるんですねぇ。
嫁さん「大御所は違うね」確かに。
 
キーボード:難波弘之
コの字型にキーボードが積み上げられている。座席からは2辺分(6台)しか見えなかった。 KORG×3、ミニムーグ×1、OASYS×1、正体不明×1。おにぃさんは演奏開始前にチューニングしてて(演奏開始後は難波さん)、 演奏中はキーボードの山の陰に隠れてじっとしゃがんで(椅子なし!)いました。
 
ベース:松本慎二
チューニングはこれまたお付きのおにぃさん。
4弦ベースの正統派?
 
ドラム:そうる透
セッティングは3人くらいでやったらしい。棟梁がいてドラムセットを建造物であるかのように構築するらしい。 で、演奏中も一人がそうるさんの真後ろに椅子に座って控えていて、スティックの交換やらマイクの移動やら色々お世話していました。
なお、そうるさんは、毎年、紅白で2、3曲は演奏しているそうだ。でも今年は「録音」で済ませたとか。 大晦日は吉川晃司のライブで演奏だそうだ。
 
19:10 - 21:30 開演
10分遅れの開演。
 
1. ZINNI-WANA (Earth Side)
2. Dark Half (Earth Side)
3. 時計の匂い (ブルジョアジーの密かな愉しみ)
4. スーパー・バロック・プリンセス (真幻魔大戦)
5. 天球儀の人々 (N氏の天球儀)
6. スピーチレス (ブルジョアジーの密かな愉しみ)
7. 飛行船モルト号 (飛行船の上のシンセサイザー弾き)
8. 空中の音楽 (飛行船の上のシンセサイザー弾き)
9. ドラムソロ
10. オペラの怪人 (ブルジョアジーの密かな愉しみ)
11. 静寂から5番目の革命 (N氏の天球儀)
12. Earth〜百億の昼と千億の夜 (Earth Side)
en. ?
en2. ナットロッカー (シンフォビート)
 
「ナットロッカー」が聴けてよかった。
休憩時間に使おうと思っていたドリンク券、途中で休憩がなかったので使えなかった。
 
 
2007年12月1日 Wリーグを観戦する
沼津市民体育館でWリーグの試合があるという。Vマジック対レッドウェーブ。 沼津市民体育館って、そう大した体育館ではないので、そこでWリーグの試合が行われることに驚く。
それはさておき、チームチケット(無料)を入手したので嫁さんとおにぃと三人で出かけることに。 ハズも来たかったようだが塾を優先。
 
じつは一線級のスポーツ観戦は今回が初めて。試合開始の15分前に開場入り。すでに満席で立ち見も結構。まさかこんなに人が来るとは思っていなかった。 どうも、地元の中学生が動員されていたよう。
ウォーミングアップしている選手を見て驚く。大きくないなぁ。
嫁さん「高校生かと思った」
う〜ん、後で調べたら身長が180センチを超える選手ってほとんどいない。日本ではまだまだバスケットはメジャーじゃないんだなぁと思った。
 
さて、試合が開始されたがなかなか点が入らない。一応リーグ1位と4位の試合なんだけどなぁ。
その後、Vマジックがリードしてはレッドウェーブが追いつくという展開。気になった選手はレッドウェーブの7番。トリッキーな動きがいい。ちょっとファールが多かったけど。
さて、試合は66−65でレッドウェーブの逆転勝利。最後までよくわからなかったけど、Vマジックのホームゲームだったよう。
 
どうでもいいですが、レッドウェーブの来賓席には沼津工場長が座っていました。
 
2007年11月24日 KBBのライブに行く
東京は高円寺のMission'sでのKBBのライブに出かけました。
 
16:40 佐世保バーガー
少し早めの夕食は高円寺の佐世保バーガーのお店で。
ひとつ680円と高かったのですが、カリカリのパンにこれでもかと種々の具が入っていてまずまず。 アボガドディップのメキシカンサラダは予想に反して香辛料の使い方が緩すぎ。 チキンレッグも素材の味を活かしすぎ。ハンバーガー屋さんで二人で3600円は使いすぎか。
開場30分前になったので、店を出る。途中、
嫁さん「今日は誰だっけ?」えっ、知らないで来てるの?
 
17:40 Mission's
Mission'sは、なんと中央線の高架下のライブハウス。
「怪しい人が並んでる」と嫁さん。そんなに怪しく見えないけどなぁ。
 
17:50 点呼?
お店の人が予約順にお客を整列させる。 予約時点では10番、11番の入場順だったのですが、なぜか来ていない人が多く、6番、7番での入場となりました。
嫁さん曰く「三連休の中日だから」そうかなぁ。
 
18:00 開場
先に入ったのは奥ゆかしい人ばかりだったのか、中央最前列の席が空いていました。迷わずその席へ。
中央線が通るとかすかな音がしますが、気になるほどではありません。
 
19:10-20:15 第一部
10分遅れで開演。普通、バンドのメンバーが登場するとBGMは直ぐ消えるんだが、 このお店は止めてと合図が出るまで止めない方針のよう。なんだか変。
1. Catastrophe (1st)
なんだか爆音。
2. Order from Chaos (4th)
3. Rice Planting Song (4th)
新しいバイオリンのお披露目。エレキだが共鳴用のボディーがついている。紫色なので愛称「むらさきくん」。 某楽器フェアーに某バイオリンビルダーが5台のバイオリンを出品していたところ、 初日に某バイオリンの巨匠が共鳴用のボディーのないタイプ(ソリッドタイプというそうだ)の4台をまとめ買い。 「むらさきくん」だけが売れ残っていて、某巨匠への対抗心?から壷井さんが購入したものとか。 まだ支払いは済んでいないそうだ。
で、音は艶やか。
4. INTERMEZZO (4th)
「むらさきくん」での演奏。
5. Kraken's Brain Is Blasting (2nd)
6. Discontinuos Spiral (2nd)
これも「むらさきくん」。
 
20:35-21:50 第二部
7. Lagoon Nebula (4th)
8. Stratosphere (4th)
9. 揚げパン(仮) (新曲)
曲名未決定の新曲。清楚な感じ。演奏後、なぜか学校給食の話題となり、 普段は寡黙なドラムの菅野さんもMCに入ってきた。メンバー一同ちょっと驚き。
で、そのとき話題になった「揚げパン」が仮タイトルに。いいのか。
10. Inner Flames (4th)
11. 果てなき衝動 (1st)
en. 滅びの川 (2nd)
「むらさきくん」。
来年、フランスでの公演があるようです。まだ公表できる段階ではないようですが、 キーボードの高橋さんがうっかり口走ってしまっていました。
 
またも終電ぎりぎりの時間。さすがに帰りの新幹線ではうとうとしてしまいました。
 
2007年11月23日 ゆとり教育がもたらしたもの
ハズが数学の問題を解いてくれという。学校で先生が解説してくれたけどクラスの誰もが分からなかったとか。
ハズ「りっちゃん(学年一の才女)も分からなかったんだよ」
どんなに難しい問題だろうと思っていたら...
 
 
3秒で解いてあげたら愕然としていた↑
先生も生徒も...
 
2007年11月19日 オーストラリアからチョコレートが届く
オーストラリア在住の仕事上の知り合いから、リクエストしていたチョコレートが届いた。 高級チョコとかではなくて、スーパーに行かないと買えないようなやつ。
チョコレートなのにキャラメルっぽい味がして、ハズの大のお気に入り。
ハズにお礼のメッセージを書かせたら、今度はストロベリー味を要求している...
 
 
2007年11月10日 さだまさしのコンサートのチケットを予約する
嫁さんが「さだまさしのお話しを聞きたい」というので、富士市のロゼシアターでのコンサートに行くことにした。 で、チケットを予約しようとしたがこれがなかなか。
さすがメジャーは違いますね。普段のプログレのライブチケットの予約とは訳が違いました。
@チケットが高い
いつもは3000円前後。高くても4000円。今回はその倍程度。まあ、車で行けるところなので、 東京まで新幹線で往復するよりトータルでは安く済みますが...
A全席指定
指定席のチケットなんて買ったことがないなぁ。だっていつも全席自由だもん。
B予約が大変
予約開始時間の午前10時から2時間過ぎても予約サイトへのアクセスは「回線が混みあっています」のメッセージ、 電話も当然繋がらず。予約できたのはあきらめて昼食を食べた後の午後0時半くらいでした。いつもは10分以内に完了するのに。
 
2007年11月5日 日めくり詰め将棋カレンダー2008到着
予約していた「カレンダー」がやっと到着。特典の女流棋士サインは希望通り島井咲緒里初段のものでラッキー!
 
 
それはさておき、掲載作は6作。7作投稿なのでまずまずの当選率。
 
1月31日 3月13日
 
 
4月19日 5月28日
 
 
7月26日 9月4日
 
 
ちなみに、
1月31日:嫁さんの誕生日
3月13日:ソンの誕生日
4月19日:おにぃの誕生日
 
2007年9月9日 ハズとラーメンを食べに行く
ちょっと運動をしようと思って、お昼は家から1kmくらい離れたラーメン屋さんに歩いて行くことにした。
ハズも付き合ってくれる。
その帰り道。
ハズ「ユッカー(ハズの友達)んちのモコナ(飼い犬)が死んだんだよ」
太郎「ふ〜ん」
ハズ「犬に轢かれて」
太郎「???」
 

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