DIFFERENT STAGES/感想


 2026/04/22 酒井博久氏 「DIFFERENT STAGES」を校正して
 昨年の7月20日、福岡市で開催された詰将棋全国大会の会場での話です。大会の準備と前夜の飲酒(と膝痛)で疲労困憊した私の耳に、太郎氏とたくぼん氏の会話が聞こえてきます。何やら新しいフェアリー作品集を作ろうとか何とか……。それから太郎氏の主導で話は進み、私はまたしても校正担当に……。
 原稿を読みながら、前回とくらべるとルールが複雑化・多様化したなぁという印象をまず受けました。正直、ルールを理解するだけで精一杯、手順を追うだけという作品が多かったです。また、前回同様、「文は人なり」ということを痛感しました。そんな中、七郎氏の変わらなさとともに、特に印象に残ったのが一乗谷氏の文体。この無駄のなさはハードボイルドだな、と感心しました。
 閑話休題。前回の「神詰」から15年、今回また新たな「ステージ」へ到達したのでしょうか。神を超えるとは、畏れ多いことですが……。フェアリーの世界の金字塔となるのは、どうやら間違いなさそうです。

戻る