JUKE BOX #01
2008/08/01 出題
JUKE BOXで作品展募集して約2ヶ月が過ぎましたが、まだどなたからも投稿がありません。
という訳で、言いだしっぺの私の変態的作品展です。
トップバッターとしてはあまり相応しくないかもしれませんが、覆面ルール3題。

ルール説明:
【覆面】手順が合法であるということを根拠に、駒を(部分的)に特定し、それによって目的達成を証明する。
覆面駒表記:▲:攻方の覆面駒、▽:受方の覆面駒、□:攻方か受方かも判っていない覆面駒。
手順表示上の注意事項:成を記述して生駒が成ったことは主張できますが、生は記述できません。

解答宛先:神無太郎
解答締切:2008年8月28日
結果発表:2008年9月1日

2008/09/01 結果発表
解答者は神無七郎さん、橘圭吾さん、たくぼんさん、北村太路さんの4人。
第1番、第2番は全員正解でしたが、第3番は七郎さんのみ正解。
やはり変態的過ぎたようです。

神無七郎
ルール説明には「手順が合法であるということを根拠に」とありますが、 詰将棋の場合は「攻方に王手義務があること」も根拠にして良いですよね?

よいです。
第2番、第3番では不要?

2008/09/02 追記
神無七郎
(第3番)6手目22▲の代わりに13▲(=桂)は成立しないでしょうか?

成立していますね。がっくり。
修正は容易ですが、ゆっくり考えたいと思います。

2008/09/03 追記
ゆっくり考えると書きましたが、あんまり考えるところがありませんでした。
で、下記のように修正にしたいと思います。
で、作意を書いていて気づいたのですが、余詰作の作意手順の表記が適切ではありませんでした。なので、ついでに直しておきました。 第2番の作意手順表記も。
覆面打歩ばか自殺ステイルメイト 9手

  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
| ・ ・ ・ ・ ・v▽ ・ ・v▽|一
| ・ ・ ・ ・ ・v▽ ・ ・ ・|二
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|三
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|四
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ▲ ▲ ・|五
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|六
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|七
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|八
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|九
+---------------------------+
持駒:▲2
後手持駒:残り全部△
成生表記なし

36△、
12▲、
21△(=玉、12▲=飛、香、歩)、
35▲→32▲(=龍、杏)、
36△→32△(=飛)、
13▲跳(=桂)、
31玉、
11▲(=飛、12▲≠飛)、
21△(=歩) まで 9手
例題 解説
2002年9月 詰パラ558号 神無太郎



45□→43成、
65□→54(=玉、43▲=杏、35▲=龍・飛)、
53□成(=馬) まで 3手

初手で次のことが判ります。
45□=攻方飛・香
35□=受方玉、65□=攻方龍・飛 まはた 35□=攻方龍・飛、65□=受方玉

2手目で上記手順の括弧内と判明。

最終手(詰上り)で35は龍か飛か判っていませんが、すべての駒を決定することが目的ではないので、特に問題ありません。
下記は覆面を剥いだ図の一例。
ばか詰 3手

  9 8 7 6 5 4 3 2 1             9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+          +---------------------------+
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|一        | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|一
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|二        | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|二
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|三        | ・ ・ ・ ・ 馬 杏 ・ ・ ・|三
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|四        | ・ ・ ・ ・v玉 ・ ・ ・ ・|四
| ・ ・ 角v玉 ・ 香 龍 ・ ・|五        | ・ ・ ・ ・ ・ ・ 龍 ・ ・|五
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|六        | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|六
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|七        | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|七
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|八        | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|八
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|九        | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|九
+---------------------------+          +---------------------------+
持駒:なし                             持駒:なし

43香成 54玉 53角成 まで 3手
なお、この図の場合下記が成立しますが、この手順では35が龍であることも75が角であることも証明できていませんので、詰んでいるとは言えません。
ばか詰 3手

  9 8 7 6 5 4 3 2 1             9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+          +---------------------------+
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|一        | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|一
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|二        | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|二
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|三        | ・ ・ ・ ・ 杏 ・ ・ ・ ・|三
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|四        | ・ ・ ・ ・v玉 ・ ・ ・ ・|四
| ・ ・ 角v玉 ・ 香 龍 ・ ・|五        | ・ ・ 角 ・ ・ ・ 龍 ・ ・|五
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|六        | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|六
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|七        | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|七
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|八        | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|八
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|九        | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|九
+---------------------------+          +---------------------------+
持駒:なし                             持駒:なし

43香成 54玉 53杏 まで 3手
問題 解答・解説・感想
第1番 神無太郎



・□が覆面駒です。初形では攻方なのか受方なのかも判っていません。

56□→23□成(=馬)、
55□→44□(=玉、56□=龍、飛、香)、
53□→33□成(=龍) まで 3手
ばか詰 3手(覆面を剥いだ一例)

  9 8 7 6 5 4 3 2 1             9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+          +---------------------------+
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|一        | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|一
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|二        | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|二
| ・ ・ ・ ・ 飛 ・ ・ ・ ・|三        | ・ ・ ・ ・ ・ ・ 龍 馬 ・|三
| ・ ・ ・ ・ 歩 ・ ・ ・ ・|四        | ・ ・ ・ ・ 歩v玉 ・ ・ ・|四
| ・ ・ ・ ・v玉 ・ ・ ・ ・|五        | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五
| ・ ・ ・ ・ 角 ・ ・ ・ ・|六        | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|六
| ・ ・ ・ ・ 香 ・ ・ ・ ・|七        | ・ ・ ・ ・ 香 ・ ・ ・ ・|七
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|八        | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|八
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|九        | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|九
+---------------------------+          +---------------------------+
持駒:なし                             持駒:なし

23角成 44玉 33飛成 まで 3手
神無七郎
まずは分かり易い作品。形も「1」ですし、トップバッターはこれしかないですね。
攻方か受方か分からない覆面駒というのは面白い発想ですが、 これ以外にもどこまで情報を隠すかで、いろいろなバリエーションができそうです。

是非!

実はこの作、2003年3月にフェアリーランド宛に投稿していたのですが、5年経っても載らないので引き上げてきました。
第2番、第3番だげだと変態過ぎてどうしようもなかったので。

橘圭吾
初手で56は先手の香・飛に限定されているので問題ないのでしょうか?
完全覆面は良く分からない・・・

すべての覆面を剥ぐことが目的ではなくて、詰を証明できる程度に剥げばいいので、問題ありません。
というか、そういうところ(すべてを明らかにする訳ではない)が狙いだったりします。 特に54□は最後まで攻方なのか受方なのかも特定でないのは気に入ってます。

たくぼん
似たような作品が過去あったけど、覆面にしたのが工夫かな。推理将棋みたいです。

作った後で気づいたのですが、普通のばか詰でこういうのがありました。
1972年7月 詰パラ198号 中村裕行

ばか詰 3手

  9 8 7 6 5 4 3 2 1             9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+          +---------------------------+
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|一        | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|一
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|二        | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|二
| ・ ・ ・ ・ 飛 ・ ・ ・ ・|三        | ・ ・ ・ ・ ・ ・ 龍 馬 ・|三
| ・ ・ ・ ・ 角 ・ ・ ・ ・|四        | ・ ・ ・ ・ 角v玉 ・ ・ ・|四
| ・ ・ ・ ・v玉 ・ ・ ・ ・|五        | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五
| ・ ・ ・ ・ 角 ・ ・ ・ ・|六        | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|六
| ・ ・ ・ ・ 飛 ・ ・ ・ ・|七        | ・ ・ ・ ・ 飛 ・ ・ ・ ・|七
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|八        | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|八
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|九        | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|九
+---------------------------+          +---------------------------+
持駒:なし                             持駒:なし

23角成 44玉 33飛成 まで 3手
これも綺麗な作ですね。

北村太路
5四が駒種はおろか、攻方玉方さえわからないのがいいですね。

でしょ。

第2番 神無太郎



・▲が攻方の覆面駒、▽が受方の覆面駒です。
・受方の持駒には覆面駒はありません。

55角(41△、61△、43▲、63▲≠馬、角、桂)、
52▲(=歩) まで 2手

打歩ばか詰 2手(覆面を剥いだ一例)

  9 8 7 6 5 4 3 2 1             9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+          +---------------------------+
| ・ ・ ・v金v玉v金 ・ ・ ・|一        | ・ ・ ・v金v玉v金 ・ ・ ・|一
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|二        | ・ ・ ・ ・ 歩 ・ ・ ・ ・|二
| ・ ・ ・ 金 王 金 ・ ・ ・|三        | ・ ・ ・ 金 王 金 ・ ・ ・|三
| ・ ・ ・ ・ 角 ・ ・ ・ ・|四        | ・ ・ ・ ・ 角 ・ ・ ・ ・|四
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五        | ・ ・ ・ ・v角 ・ ・ ・ ・|五
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|六        | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|六
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|七        | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|七
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|八        | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|八
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|九        | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|九
+---------------------------+          +---------------------------+
持駒:歩                               持駒:なし

55角 52歩 まで 2手
神無七郎
覆面だけに飽き足らず、法則系の打歩条件まで付加しますか。
実際は6手まで読まないと2手目が歩であることが判明しないので、手数表記がインチキっぽく見えます。 ですが、この美形で角を売り切れにするという手筋を表現できたのは収穫でしょう。

橘圭吾
これも両者の覆面駒が角でない事が証明できれば良さそうという浅はかな考えによる解答。
やっぱり、普通の覆面も分からない・・・

たくぼん
覆面で法則系とは面白い。詰上図でしばらく考えました。

2手目52▲の後、同△、同▲、同△、同▲と進めると、51玉を打歩以外で詰めていることになります。
なぜなら51玉を詰めないで済む唯一の駒の角は売り切れなので。
なので52に利きがあったとしても6手目52同▲とはできない。
そうすると、5手目も53王を打歩以外で詰めていることになるので、52に利きがあっても5手目52同△とはできない。
以下、同様に手順を遡ると、結局2手目52▲は同△と取れないことが判ります。
で、2手目は51玉を詰めていることになるので、合法ということから=歩と判明します。

北村太路
覆面の駒4つは全部、5二を取れれば禁じ手。理屈の連鎖。
さわやかな作品ではない気がします。

私的には、覆面で法則問題を綺麗に表現できたのではないかと思っています。

第3番 神無太郎



・▲が攻方の覆面駒、▽が受方の覆面駒です。
・受方の持駒は全て覆面駒です。
・打歩以外でステイルメイトにするのは禁手です。打歩以外で詰めるのも禁手とします。
・通常の覆面ルールでは生という手順表記はできませんが、 この問題に関しては、これに加えて成という手順表記もできないことにします。

36△、
12▲、
21△(=玉、12▲=飛、香、歩)、
35▲→32▲(=龍、杏)、
36△→32△(=飛)、
22▲、
31玉(22▲=飛、香、歩)、
11▲(=飛、12▲≠飛、22▲≠飛)、
21△(=歩) まで 9手
打歩ばか自殺ステイルメイト 9手(覆面を剥いだ一例)

  9 8 7 6 5 4 3 2 1             9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+          +---------------------------+
| ・ ・ ・ ・ ・v香 ・ ・v玉|一        | ・ ・ ・ ・ ・v香v玉v歩 飛|一
| ・ ・ ・ ・ ・v歩 ・ ・ ・|二        | ・ ・ ・ ・ ・v歩v飛 歩 歩|二
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|三        | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|三
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|四        | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|四
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ 香 ・ ・|五        | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|六        | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|六
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|七        | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|七
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|八        | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|八
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|九        | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|九
+---------------------------+          +---------------------------+
持駒:飛 歩2                           持駒:なし

36飛 12歩 21玉 32香成 同飛 22歩 31玉 11飛 21歩 まで 9手
神無七郎
35の駒が玉でなくても良いことに気付くかどうかの問題ですね。
この作品で「ルールが自殺ステイルメイトだから盤上の攻駒のうち1枚は玉」とは限らないことが 具体的に示されたわけで、なかなか貴重な(怖い)作品だと思います。

ところで、「成・生の手順表記もできない」という規則は覆面でない駒にも適用されるのでしょうか?
覆面でない駒は普通に成・生の指定ができるとすると、初手は36飛〜39飛のどれでも良さそうに見えますが…

普通の駒は成・生表記OKのつもりです。なので、後手の持駒はすべて覆面駒ということにしてあります。
覆面駒に対して成が書けないというのは成れないという意味ではなくて、成ったとしても成とは表記しないというつもりです。

なお、覆面駒に対して生が書けないということになっていますが、本作の初手のように打った駒は生駒なので、 移動時に生と主張できてもいいような気がしています。あるいは成と書かなければ生駒のままという解釈も可能?
本作でいうと、初形で36▲→38▲として、成という手順表記もできない、という条件を外すことも可能かもしれません。 まあ、はっきりしなかったので新条件を導入したのですが。

橘圭吾
最早分からない・・・ 先手の駒が盤面から消えてもステイルメイト・・・ この手数だと消せますし・・・ 攻方の玉が盤面にある必要がある?

たくぼん
さっぱりわかりません。最終手歩の証明が出来ない。

最終手に対して、攻方は同飛または同歩(香)成とするしかありませんが、いずれの手も31玉を詰めてしまうので禁手です。
なので最終手21△でステイルメイト成立。これは合法なので=歩だと判かるはず、というのが主張です。

総評など
神無七郎
思いっきり普通でない作品展にブッ飛びました。
マイナーな覆面に、更に付加された条件や罠の数々……
最初がコレで本当に大丈夫なんでしょうか、このコーナー。
次回は誰か普通の作品展をやってください!

私からもお願いします。

たくぼん
久しぶりに覆面解きましたが面白いですね。

作るのは死ぬほど大変です。
たとえば、第1番は1の字で詰むパターンを全部検索し、詰むパターン全部について完全覆面化可能かをいちいち手で検証しました。
4〜500パターンあったと思いますが、証拠のファイルがPCクラッシュでなくなったのが残念です。
第2番も盤上の4枚の覆面駒の全パターンを分類して効率的に確かめたと思います。でもこの作は論理的に検証可能ですね。
第3番はほとんど検証していません。なので余詰の可能性は全然排除できていません。